“クトゥルー神話の父”の傑作コズミック・ホラーを映画化。下北沢トリウッドにて世界初公開の『宇宙の彼方より』に字幕監修・森瀬繚がコメント。

株式会社ゆかし

2023.04.17 08:55

“クトゥルー神話の父”の宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)を映画史上最も“忠実かつ野心的”に描く映画『宇宙の彼方より』は、2023年6月3日(土)下北沢トリウッドにて世界初の劇場公開。

“クトゥルー神話の父”の傑作小説を映画史上最も忠実かつ野心的に描いた『宇宙の彼方より』が世 界初の劇場公開決定。メインビジュアル、予告編が一挙解禁になったほか、公開を記念して、フ アン・ヴ監督、日本語字幕監修を手掛けた森瀬繚がコメントを寄せた。

原作は、数々の創作物に影響を与え続けている架空神話「クトゥルー神話」の生みの親として知られるH•P•ラヴクラフトが1927 年に雑誌「AmazingStories(アメージング・ストーリーズ)」 にて発表した小説『宇宙の彼方の色(原題:The Color Out of Space)』。

ラヴクラフトが遺した神話作品群であると同時に“放射線被曝”の恐怖を描いた先駆的作品と言われている。
「映画史上、最もラヴクラフト=“原典”の魅力を忠実に描いた作品」 という呼び声も高く、クトゥルー神話を愛するベトナム系ドイツ人のフアン・ヴ監督は“原典”を崇拝しつつも、ラヴクラフトが唱えた“宇宙的恐怖”をより拡大すべく、フアン監督の両親が移民を決意したベトナム戦争下の1975年のアメリカと第二次世界大戦下のドイツを新たに作品の舞台にするなど、独自の解釈を盛り込んだ野心作である。


フィンランドのナイトビジョン映画祭、スウェーデンのルンド ファンタスティック映画祭をはじめ、製作から10年経った今なお、ヨーロッパの数多くの映画祭に入選。2022年11月に開催された28年の歴史を持つフランスの映画祭、レトランジュ・フェスティバル・パリでも上映されるなど、今も世界各地を魅了し続けている本作が、原作小説発表から95周年の現在、ついに日本の劇場へと辿り着いた。


今回の劇場公開にあたって、新字幕監修を日本のクトゥルー神話研究の第一人者にして作家の森瀬繚が担当。より鮮明となった『宇宙の彼方より』の恐怖が今、日本に襲いかかる!
このたび、映画『宇宙の彼方より』が下北沢トリウッドでの“世界初”の劇場公開決定! メインビジュアル&予告編を一挙解禁。日本語字幕監修・森瀬繚からのコメントも到着!


  下北沢トリウッドにて“世界初”の劇場公開決定! メインビジュアル&予告編を一挙解禁。字幕監修・森瀬繚からのコメント到着!
                 ▽【新規解禁】ビジュアル素材+60秒版予告編映像▽
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脚本/監督:フアン・ヴからのメッセージ

私は『宇宙の彼方より』という映画を誇りにしている。 この映画が、2023年現在まで世界で評価し続けてもらえたことは、私に“クトゥルー神話の父”が創 始した無限の物語世界の偉大さを実感させてくれた。

1982年生まれ、西ドイツ・シュトゥットガルト出身。 1970年代にベトナムからの留学生として渡独、サイゴン陥落後もドイツに滞在した両親のもとに生ま れ、幼少期は国境による分断と民族アイデンティティについて葛藤する日々を過ごした。 2008年にシュトゥットガルト・メディア大学在学中に、人気TRPG『ウォーハンマー40,000』を原案 としたファンフィルム『Damnatus』を制作。 長編第2作『宇宙の彼方より』は2010年に完成。現在、 ラヴクラフトのクトゥルー神話を原作とした新作『The Dreamlands(原題)』を制作中。


日本語字幕監修:森瀬繚からのメッセージ

モノクロームの色調で描かれた、“色”の物語。自他共に認めるラヴクラフトの“最高傑作”は、これまでにも幾度か映像化されてきましたが、原作小説の再現性という点においては、今のところこの 『宇宙の彼方より』が一番でしょう(むろんそれは、作品としての優劣を決めるものではありません)。だけど、違うところもあります。この映画を隅々まで楽しみたいのであれば、自分としては むしろ、原作小説を読み込んだ上で鑑賞することをお勧めします。

ライター、翻訳家。 TVアニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体作品で神話・歴史考証に携わる。 最新著書に『クトゥルー神話解体新書』、訳書に『バットマン:ザ・カルト』がある。

 

《推薦コメント》

『宇宙の彼方より』の原作小説は、“放射線被曝”の恐怖にいち早く注目した作品とも言われてい る。 この映画が、“第2次世界大戦”という原作小説には登場しない時代を、“邪悪なる光”に世界が戦慄 した時代をあえて描いた理由とは。 そして、かつて起こった“2011年”を記憶の水底に沈めようとしている日本で、“2010年”に完成さ れたこの映画がいま公開される意味とは。
その答えはぜひ、自身の眼で確かめてほしい。
                                                        河合のび(詩人/文筆家)

 

人間は自身の理解できないものに対して恐怖感を抱く。白黒で綴られた本作品はロシア語でい う、ツヴェート(色)とスヴェート(光)という韻を踏む単語を想起させる。 スグに胸に刺さる安直な作品ではないが、一生を通して、あたかも完治したやけどの痕のよう に、ボディーブローのように刺さる作品である。
                                                                                          尾子洋一郎(ロシア語ロシア文学研究者)

 

【STORY】
その色はどこへ去ったのか...。 1975年、アーカム。ジョナサン・デイビスは父親の失踪を知る。父親の足取りは第二次世界大戦中に駐屯していたドイツ、シュヴァーベン=フランケン地方の森へと再び赴いていた。

かつて、この田舎村で父親が目 撃した不可思議な現象とは一体なにか。全ては宇宙の彼方より飛来した隕石から始まった...。 

【作品情報】
原作:H・P・ラヴクラフト 制作総指揮:ペーター・ティリッシュ 制作:ヤン・ロス 制作・監督・脚本・編集: フアン・ヴ 撮影監督:マルティン・コルベルト 音楽:ティルマン・シージ 出演:マルコ・ライプニッツ、ミヒャエル・コルシュ、エリック・ラスタッター、インゴ・ハイセ、ラルフ・ リヒテンベルク
2010年/ドイツ/ドイツ語・英語/セレクトカラー/シネスコ/DCP/89分/原題Die Farbe 字幕監修:森瀬繚/タイトル協力:グループSNE/配給協力:滝澤令央、モクカ(阪神地域)、todoiF/発売元:アシス
ト、オデッサ・エンタテインメント/配給:Cinemago

©SPÄRENTOR, Studio / Produzent / Cinemago


公式HP:https://www.cine-mago.com/ucyunokanatayori 公式Twitter:@DiefarbeFilm

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