2冠という史上初の快挙を成し遂げたソン・ウォンピョンが、『プリズム』で2023年本屋大賞翻訳小説部門第2位にランクイン!
2023年4月12日に2023年本屋大賞が発表されました。 2020年は『アーモンド』、2022年には『三十の反撃』で本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝き、本屋大賞翻訳小説部門史上初となる2冠を達成したソン・ウォンピョン。祥伝社刊行3作目となる『プリズム』が、この度、2023年本屋大賞翻訳小説部門で第2位にランクインとなりました。
プリズム
ソン・ウォンピョン
矢島暁子 訳
祥伝社/四六判
定価 1,760円(10%税込)
ISBN 978-4-396-63628-9
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ソウルで暮らす、傷を抱えた四人の男女の1年間の出会いと別れ――
甘くてほろ苦い大人の恋愛小説!
◆あらすじ◆
ひとつの恋が終わると、すぐに次の「愛する人」を見つけてしまうイェジン。「いい人」とよく言われるものの、他人と一定の距離を保つドウォン。離婚した元夫と、不毛な逢瀬を重ねつづけるジェイン。自身を肯定できず、恋愛とは無縁な人生を歩んできたホゲ。心に過去の傷を抱えた四人の男女が、人との出会いを通して自身を見つめ直し、成長してゆく、甘くて苦い大人の恋愛小説。
◆ソン・ウォンピョン氏コメント◆
「普通の恋愛小説とは違うものにしたかった。ナイーブな失敗を重ねて迷いながら成長していこうとする、不安な若さを描きたかった」
◆翻訳者・矢島暁子氏コメント◆
「色合いはそれぞれ異なるが、「愛の三部作」と呼んでもよいような『アーモンド』、『三十の反撃』、そして『プリズム』。現代を生きる私たちにとって、人を愛するということを改めて考えるきっかけになればと心から願っている」(訳者あとがきより)
◆書店員さんのコメント◆
四人の登場人物の中に自分と同じ不器用な要素を重ねて共感し、彼らを
愛おしく感じてしまう。
(ジュンク堂書店 名古屋栄店 西田有里さん)
恋愛小説に苦手意識がある人にこそ、是非読んで欲しい。
この小説は、あなたが苦手だと思っている「恋愛小説」とは違う「恋愛小説」です。
(文真堂書店 ビバモール本庄店 山本智子さん)
普遍のテーマ≪愛≫が描かれて、窮屈な日常から、
のびやかな未来に手を伸ばせそうな読後感がいい。
(うさぎや 矢板店 山田恵理子さん)
今まで感じたことのない恋愛小説でした。
この小説から恋愛を学びました。
(ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真理さん)
なんだか友達の恋愛事情を聞いているようで、親しみやすい。
「ああ、わかるー」と共感の嵐。
(宮脇書店 ゆめモール下関店 吉井めぐみさん)
恋というキャンバスに、何度でも自分らしい色で描いていけばいいという
メッセージを深く感じました。
(紀伊國屋書店 福岡本店 宗岡敦子さん)
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