アンサンブル天下統一2023 公演開催のお知らせ
日本が誇るトッププレーヤーたちとともに 結成10年の節目を飾る
岡崎市シビックセンター(指定管理者SPS・トーエネック・ピーアンドピー共同事業体)では、レジデント・アンサンブルである”アンサンブル天下統一”結成10年目の記念公演を開催します。
“岡崎発信で音楽の素晴らしさを天下に伝える”をモットーに掲げ、岡崎市シビックセンターを拠点に活動を展開している弦楽トリオ “アンサンブル天下統一”。岡崎市出身でソリストとして活躍するチェロの中木健二が、ヴァイオリンの長原幸太(読売日本交響楽団コンサートマスター)とヴィオラの鈴木康浩(読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者)と共に結成した岡崎初のレジデント・アンサンブルです。弦楽三重奏を核に、ゲスト奏者を迎えることで自在に編成を変え、多彩なアンサンブルをお届けできるのが大きな特徴。こだわり抜いたプログラムをお届けするコンサートと、マスタークラスなどの青少年育成活動に取り組んでいます。
結成10年目となる今回のコンサートは、ベートーヴェンの≪弦楽三重奏曲 ト長調 Op.9-1≫と≪七重奏曲変ホ長調 Op.20≫をお届けします。
≪弦楽三重奏曲 ト長調 Op.9-1≫は、若きベートーヴェンの活気に満ちた音楽。10年で磨きをかけてきた弦楽トリオの美しく豊かな響きを堪能ください。
≪七重奏曲変ホ長調 Op.20≫は、ベートーヴェンの生存中に最も人気のあった作品のひとつ。管楽器を含む7種の異なる楽器が、生き生きとしたアンサンブルを繰り広げます。この曲のゲスト奏者はいずれもプロオーケストラの現役首席奏者または首席奏者経験者です。結成10年の節目にふさわしい錚々たる顔ぶれが揃いました。
また、会場のコンサートホール コロネットは、生演奏の繊細な響きや質感を表現することができるとして、多くのプロ演奏家から高い評価を得ています。ぜひこの機会に、コロネットでしか味わえない、アンサンブル天下統一が繰り広げる音楽を聴きにいらしてください。
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◎公演名 クローズアップおかざき アンサンブル天下統一2023
◎日時 2023年6月3日(土)15:00開演
◎会場 岡崎市シビックセンターコンサートホール コロネット
◎料金 一般3,500円/学生2,000円(全席指定・税込)
◎曲目 ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ト長調 9-1
七重奏曲 変ホ長調 Op.20
◎出演 アンサンブル天下統一〔中木健二(チェロ)、長原幸太(ヴァイオリン)、鈴木康浩(ヴィオラ)〕
渡邉玲雄(コントラバス)、金子平(クラリネット)、長哲也(ファゴット)、福川伸陽(ホルン)
◎詳細 クローズアップおかざきアンサンブル天下統一2023|イベント詳細|岡崎市シビックセンター (civic.okazaki.aichi.jp)
◎主催 岡崎市/岡崎市シビックセンター指定管理者 SPS・トーエネック・ピーアンドピー共同事業体
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◆出演者プロフィール
中木健二(チェロ)
岡崎市生まれ。名古屋市立菊里高等学校、東京藝術大学を経てパリ国立高等音楽院、ベルン芸術大学を首席で卒業。2005年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位受賞、2008年第1回Note et Bien国際フランス音楽コンクールでグランプリならびにドビュッシー特別賞、ブーレーズ特別賞など、受賞多数。2010年より2014年までフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団首席奏者として活躍。帰国後アッカルド、ジュランナ、メネセス、チュマチェンコ、イヴァルディ、ル・サージュ等と共演。東京藝術大学准教授。
長原幸太(ヴァイオリン)
東京藝術大学附属音楽高等学校、同大学卒業後、ジュリアード音楽院に留学。1994年第6回ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリンコンクール17歳以下の部第3位。1998年第67回日本音楽コンクール最年少優勝。12歳で東京交響楽団と共演したのを皮切りに、主要オーケストラ、名指揮者と共演。2004年9月大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスターに就任、2014年 読売日本交響楽団コンサートマスター就任。
鈴木康浩(ヴィオラ)
桐朋学園高等学校、同大学をヴァイオリンで卒業。卒業後ヴィオラに転向。第7回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位、第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門最高位ほか受賞多数。2001年よりドイツのカラヤンアカデミーで研鑽を積み、ベルリン・フィルの契約団員となる。サイトウ・キネン・フェスティバル、宮崎国際音楽祭など、多方面で活躍を続けている。読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。
渡邉玲雄(コントラバス)
東京藝術大学卒業及び同大学院修了。ドイツ・ヴュルツブルク音楽大学マイスターコース修了。バイエルン国立歌劇場オーケストラアカデミー、新日本フィル首席を経て、現在愛知県立芸術大学准教授、名古屋音楽大学客員准教授。PMF、セイジオザワ松本フェスティバル、東京・春・音楽祭、宮崎、姫路、赤穂、京都、仙台、ラ・フォル・ジュルネ東京・新潟など様々な国際音楽祭に出演。NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「名曲リサイタル」など様々なメディアに出演。アンサンブルofトウキョウメンバー。
金子平(クラリネット)
東京芸術大学を経て、2005年から独リューベック国立音楽大学で学び、12年同大学院卒業。クラリネットを半田裕一、山本正治、村井祐児、ザビーネ・マイヤーの各氏に師事。01年ヤング・クラリネッティストコンクール・ヤングアーティスト部門第1位。06年日本音楽コンクール第1位、併せてE.ナカミチ賞、岩谷賞(聴衆賞)。08年ヴィースバーデン・モーツァルト・コンクール第1位、同年ARDミュンヘン国際音楽コンクールで日本人初の第3位入賞、09年ルイ・シュポーア・メダルなど受賞多数。09年から12年までリューベック歌劇場管弦楽団(リューベック・フィル)でクラリネット奏者を務めた。NHKラジオ「リサイタル・ノヴァ」、木曽音楽祭、東京春音楽祭などに出演。木管六重奏団「東京六人組」のメンバーとして数々の公演を行う。東京六人組、ウェールズ弦楽四重奏団とのCDをリリース。現在、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者、紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。
長哲也(ファゴット)
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。リヨン国立高等音楽院大学院修了。第30回日本管打楽器コンクールファゴット部門第2位。同声会賞受賞。第48回北九州市民文化奨励賞受賞。2019年度文化庁新進芸術家海外研修生として、リヨン国立高等音楽院大学院で学ぶ。15年東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」に出演。18年フォンテックよりデビューCD「SOLILOQUY」をリリースし、「レコード芸術」にて特選盤に選ばれる。現在、東京都交響楽団首席ファゴット奏者。
福川伸陽(ホルン)
世界的に活躍している音楽家の一人。NHK 交響楽団首席奏者としてオーケストラ界にも貢献した。ソリストとして、NHK 交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、横浜シンフォニエッタ他と共演。ロンドンのウィグモアホールをはじめ、ロサンゼルスやブラジル、アジア各国でリサイタルをするなど、世界各地から数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリスト・室内楽奏者として出演を重ねる。東京音楽大学准教授、国際ホルン協会評議員。
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