【開催報告】外国人トラックドライバー雇用の基礎知識セミナー登壇

行政書士法人MIRAI

2025.01.06 11:11

~ドライバー不足解消に向けて運送会社50社が参加~

物流業界が抱える深刻な人手不足に対応するため、滋賀県トラック青年協議会様主催のセミナー「ゼロから学ぶ外国人ドライバー雇用の基礎知識」が開催されました。50社以上の企業が参加し、特定技能制度を活用した外国人雇用の可能性や成功のポイントが具体的に解説され、大きな反響を呼びました。

先日(11/30)、滋賀県トラック青年協議会様のご依頼を受け、「ゼロから学ぶ外国人ドライバー雇用の基礎知識」をテーマにセミナー講師として登壇いたしました。本セミナーは、特定技能制度を活用した外国人ドライバーの雇用について、基礎から実務的な内容までを幅広くお伝えする場となりました。約50社の皆様にご参加いただき、3時間にわたる有意義なセミナーとなりました。

ゼロから学ぶ外国人ドライバー雇用の基礎知識

「セミナー内容」

セミナーでは以下のような内容を取り上げました。

1,特定技能制度の基本解説
特定技能制度の概要、対象となる業種、資格取得のプロセスなどを解説しました。

2,企業にかかる負担
受け入れ企業が負うべき支援義務や経済的負担について詳しくご説明しました。

3,対象となる人材
特定技能の基準を満たす外国人のプロフィールや、どのような人材が適しているかをお話ししました。

4,運送業で雇用後の想定
雇用後の業務適応や、外国人労働者を受け入れる際の社内体制の整備について議論しました。

5,外国人への求人募集
効果的な求人方法やターゲットとすべき市場についてアドバイスを行いました。

6,理想的な特定技能外国人の育成工程
採用後のスキルアッププランや、理想的な育成プロセスを具体的に提案しました。

7,本セミナーのまとめ
雇用成功のポイントを振り返り、今後の展望を共有しました。

「参加者からの主な質問」

セミナー中や懇親会で寄せられた質問から、企業の皆様の関心の高さを感じました。一部を以下にご紹介します。

現在雇用している外国人ドライバーと特定技能1号外国人の違いは?
→ 在留資格ごとに違いや特徴を比較しながら説明しました。

支援委託料削減のため自社で支援を行うことは可能か?
→ 自社支援のメリット・デメリットと法的要件についてお話しました。

特定技能1号外国人を乗務させた際の想定されるトラブルは?
→ 運行パターンをいくつか例に挙げ、場面に応じて想定されるトラブルや問題を取り上げ解説しました。

外国人が伝票やピッキングリストを読み取れるのか?
→ 訓練やツールの活用により、業務に対応可能であることを説明しました。

特定技能2号を目指さない割合は?
→ 個人の目標や状況により異なる旨をお伝えし、参考データを共有しました。

円安が進む中で日本を選ぶメリットはあるのか?
→ 日本の魅力や対策の方向性について議論しました。

「セミナー後の懇親会」

セミナー終了後には立食形式の懇親会が開催され、参加者の皆様と直接意見交換を行う貴重な時間となりました。セミナーでの質問に加え、個別の相談や事例共有が行われ、多くの企業様から「実務的で具体的な内容だった」との嬉しい声をいただきました。

まとめ
本セミナーを通じて、多くの企業様が外国人ドライバーの雇用に前向きな姿勢を持たれていることを実感しました。今後もこのような機会を通じて、特定技能制度の普及と円滑な外国人雇用のサポートに尽力してまいります。

最後になりましたが、このような素晴らしい機会をいただきました滋賀県トラック青年協議会様に心より感謝申し上げます。

【主催者の紹介】

行政書士法人MIRAIは、これまでに多数の企業に対し外国人雇用に関するサポートを行い、豊富な実績を築いてきました。代表である長井は外国人の在留資格を専門とする行政書士であり、18年のトラックドライバー経験を持つ運行管理者資格保有者です。現場目線と法的知識の両面から、物流業界の課題解決を目指しています。

【セミナー詳細とお申し込みはこちら】

https://blog.sian-office.jp/sswseminar

~お問い合わせ~
行政書士法人MIRAI
電話:052-433-8292
メール:mirai@sian-office.jp

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
イベント

カテゴリ
交通・物流

サブカテゴリ
ライフスタイル
自治体など