既婚男性1,000人調査「妻には言えない本音」ランキング 〜1位は『もっと感謝やねぎらいの言葉がほしい』38.2%〜
既婚者向けマッチングアプリ「既婚マッチ」を運営するアシスト株式会社(東京都◯◯区)は、全国の既婚男性1,000人を対象に「妻には言えない本音」に関する意識調査を実施しました。調査の結果、もっとも多かった本音は「もっと感謝やねぎらいの言葉がほしい」(38.2%)。一方で、「妻に本音をあまり言えていない」と感じる男性も26.1%存在し、多くの夫が“わかってほしい気持ち”と“本音を飲み込む我慢”の間で揺れている実態が見えてきました。 本調査では、年齢や結婚年数、子どもの有無といった属性ごとの傾向も含めて、既婚男性が抱えるプレッシャーや孤独感、そしてなかなか言葉にできない「本当の気持ち」を可視化します。前回の既婚女性を対象にした調査結果と合わせて読むことで、夫婦間のすれ違いの背景や、対話を深めるためのヒントを探ります。
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引用・転載をご検討のメディア担当者様へ
本アンケート調査内容は、転載・引用可能となります。
転載・引用する時は、必ず出典元として「既婚マッチ」または、
URL:https://kikon-match.co.jp/を明示するようお願いいたします。
本調査に関して:https://kikon-match.co.jp/media/kikon-match-survey-7/
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アンケート調査の概要
- 調査名:既婚男性の「妻には言えない本音」に関する実態調査
- 調査主体:既婚マッチ(アシスト株式会社)
- 調査方法:インターネット調査
- 対象者:20〜60代の結婚している全国の男性
- 有効回答件数:1,000件(想定)
- 調査エリア:全国
【アンケート内容】
- アンケート1:あなたの現在の年齢を教えてください。
- アンケート2:結婚してどのくらいになりますか?
- アンケート3:お子さまはいらっしゃいますか?
- アンケート4:妻にどの程度本音を「言えている」と感じますか?
- アンケート5:「本当は妻に言いたい」けれど、言えていないことは?
- アンケート6:アンケート5で選んだ中で、「最も強く感じている本音」は
上記の項目に関してアンケート調査を実施しております。
調査概要について
ご回答いただいた男性について
- 回答者は30〜44歳が57.3%でボリュームゾーン
- 結婚5〜10年目が22.4%と最多
- お子さま「あり」が66.8%で、お子さまのいる家庭の声が中心
仕事・家計・育児・家事のすべてを同時に抱える世代を中心に、「言いたいけれど、妻には言えない本音」がどのような形で表れているのかが見えてきました。
本音を言えている割合/言えない割合
「妻にどの程度本音を『言えている』と感じますか?」という質問(5段階評価)に対する結果は次の通りです。
- 1:まったく言えていない … 7.2%(72人)
- 2:あまり言えていない … 18.9%(189人)
- 3:どちらとも言えない … 26.4%(264人)
- 4:まあ言えている … 29.1%(291人)
- 5:よく言えている … 18.4%(184人)
このうち、
- 「1・2(本音を言えていない層)」:26.1%(261人)
- 「4・5(本音を言えている層)」:47.5%(475人)
という結果になりました。
およそ4人に1人は「本音をあまり言えていない」と感じている一方で、約半数は「ある程度は本音を伝えられている」と感じていることが分かります。
ただし「どちらとも言えない」(26.4%)も一定数おり、「一部の本音は言えるが、深い部分は飲み込んでいる」というグレーゾーンも大きいと言えます。
妻に言えない本音ランキング 1位:
「もっと感謝やねぎらいがほしい」38.2%
「本当は妻に言いたいけれど、言えていないこと」を複数回答で尋ねた結果、上位5つは次のようになりました(n=1,000、複数回答)。
- もっと感謝の言葉やねぎらいの言葉がほしい
… 38.2%(382人) - 仕事のプレッシャーでしんどいことをわかってほしい
… 34.1%(341人) - もっと一人の時間・趣味の時間を大切にしたい
… 32.7%(327人) - 家事・育児について自分なりに頑張っていることを認めてほしい
… 30.1%(301人) - 自分のペースで休みたい日もあること
… 29.6%(296人)
最も多かったのは、「もっと感謝・ねぎらいがほしい」(38.2%)でした。「家族のために働いている」「家事や育児にも参加している」という自負がある一方で、その頑張りが“当たり前”として扱われ、十分に言葉で返ってこないと感じている男性が多いようです。
男性が「最も強く感じている本音」も1位は“感謝されたい気持ち”
複数回答で選んだ本音の中から、「最も強く感じている本音」を1つだけ選んでもらった結果は以下の通りです(単一回答、n=1,000)。
- もっと感謝の言葉やねぎらいの言葉がほしい
… 15.7%(157人) - 仕事のプレッシャーでしんどいことをわかってほしい
… 14.3%(143人) - もっと一人の時間・趣味の時間を大切にしたい
… 12.9%(129人) - 家事・育児について自分なりに頑張っていることを認めてほしい
… 11.1%(111人) - 家計や将来のお金の不安を正直に話したい
… 9.6%(96人)
最も強く感じている本音として選ばれたのも、やはり「もっと感謝・ねぎらいの言葉がほしい」でした。
- 「何も言わないけれど、本当は“ありがとう”と一言言ってほしい」
- 「小さなことでも、『助かったよ』と言われると頑張れる」
といった、“静かな承認欲求”がデータから読み取れます。
アンケート1:
あなたの現在の年齢を教えてください。

アンケート2:
結婚してどのくらいになりますか?

アンケート3:
お子さまはいらっしゃいますか?

アンケート4:
妻にどの程度本音を「言えている」と感じますか?

アンケート5:
「本当は妻に言いたい」けれど、言えていないことは?(複数回答)

アンケート5:
「本当は妻に言いたい」けれど、言えていないことは?(複数回答)

その他の回答について
自由記述では、次のような声が寄せられました。
- 「家族のために残業や休日出勤をしているつもりだが、家にいる時間の短さだけを責められるのがつらい」
- 「たまには家事も育児も何もせず、丸一日何も考えずに過ごしたいけれど、とても言えない」
- 「老後や親の介護、お互いのキャリアなど、将来の重い話をしたいが、雰囲気を壊しそうで切り出せない」
アンケート6:
アンケート5で選んだ中で、「最も強く感じている本音」は?(単一回答)

本調査から見える既婚男性の本音
今回の調査からは、既婚男性の多くが
- 「家族のために頑張っている自分を認めてほしい」
- 「仕事のしんどさや将来への不安を、もう少しわかってほしい」
- 「本音を全部ぶつけるのではなく、どこかで安心して吐き出したい」
と感じている姿が浮かび上がりました。
一方で、「ケンカになりそう」「わがままだと思われそう」「弱音を見せるのが苦手」といった理由から、本音を胸の内にしまい込む男性も少なくありません。
夫婦ふたりだけで解決しようとすると、お互いに“良かれと思って”我慢し続けてしまうこともあります。
そうした中で、
- 日常生活から少しだけ距離を取って気持ちを整理できる場
- 家庭の事情を知らないからこそ、フラットに話を聞いてもらえる相手
を求める既婚男性は、今後ますます増えていくと考えられます。
本調査を実施した背景
近年、共働き世帯の増加や物価高による家計負担、育児や介護との両立など、既婚者を取り巻く環境は大きく変化しています。そのなかで「パートナーには本音を言えない」「悩みを打ち明ける相手がいない」と感じる既婚者は、男女問わず増えつつあります。
既婚マッチではこれまで、「夫には言えない本音」に関する既婚女性を対象としたアンケート調査を実施し、多くの反響をいただきました。
一方で、夫婦関係は“2人”でつくるものにもかかわらず、社会的な議論や情報発信は、どうしても妻側の視点に偏りがちです。
そこで今回は、「男性側の本音」に焦点を当て、既婚男性1,000人を対象に「妻には言えない本音」に関する意識調査を行いました。
本調査では、日々仕事や家庭を支える既婚男性が、妻には言えずに飲み込んでいる感情や、言葉にできない孤独感・プレッシャーを可視化することを目的としています。前回の「既婚女性の本音」と今回の「既婚男性の本音」を並べて見ることで、夫婦間のすれ違いの背景や、対話を深めるためのヒントを読み解くことができます。
既婚者向けマッチングアプリ「既婚マッチ」は、夫婦関係を壊すことではなく、「誰にも言えない気持ちを安心して打ち明けられる居場所」をつくることを目指しています。
本調査の結果が、既婚者一人ひとりが自分の本音と向き合い、パートナーとの関係性を見直すきっかけとなることを願っています。
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