“少額出金で信用させる”新型仮想通貨詐欺が急増中 —— 被害者が続出する“完璧な罠”の実態とは

合同会社リサーチ

2025.11.29 09:53

合同会社リサーチ(仮想通貨詐欺返金支援センター)が、最新の詐欺パターンと回避策、そして被害後の通貨追跡の重要性を解説。

近年、仮想通貨詐欺の中でも最も被害額が大きいのが、 「少額だけ本当に出金できる」タイプの詐欺プラットフォームです。 “出金できる=安全”と思い込んでしまい、その後に数百万〜数千万円を投資してしまうケースが全国で急増しています。 そこで合同会社リサーチ(仮想通貨詐欺返金支援センター)は、 一般ユーザーがだまされやすい最新手口と、 “たった1回の確認で防げる”対策、 そして万が一の被害時に役立つ仮想通貨追跡サービスについて詳しく解説します。

■ 「出金できたから安全」ではなく、むしろ詐欺の始まり

最近もっとも増えているのが、以下のような手口です。

**【最新手口】

少額だけ“本当に出金”させて、信用を獲得する詐欺**

  1. まずは1万円〜3万円程度を入金

  2. 数日後、“本当に”出金できる

  3. ユーザーは「本物の取引所だ」と誤認

  4. その後、100万円・300万円・1000万円…と追加投資

  5. 出金しようとした瞬間、
     「税金が必要」「システムエラー」「規定額未達成」などの理由で拒否

  6. プラットフォーム消滅 or 連絡が途絶える

この手口は世界的に「Partial Withdrawal Scam」と呼ばれ、
最も巧妙で、心理的に見抜きにくい詐欺として問題視されています。

■ この詐欺が“なぜ騙されやすいのか”

理由は3つあります。

① 出金できた実績があるため、疑いが消える

SNS詐欺や偽アプリは信用ゼロから始まりますが、
“出金実績”を見せられてしまうと、警戒がほぼゼロになります。

② 本物の取引所と同じくらいUIが洗練されている

偽アプリ・偽プラットフォームは、
実在の取引所を完璧に模倣して作られています。

③ AIで作られた「カスタマーサポート」で安心させてくる

サポート担当の名前・写真・返答もAI生成。
「日本語が自然だから安心」
という判断が通用しません。

■ そのほか急増中の詐欺パターン(最新2025年版)

1)投資コミュニティ誘導型(SNSに特に多い)

LINEオープンチャット・X・インスタで勧誘し、内部で詐欺アプリへ誘導。

2)AI生成の“偽著名人動画”広告

YouTube広告・TikTok広告で急増。

3)USDTを使った海外送金型

送金した直後にトロンチェーン上で即移動され、追跡が困難。

4)恋愛×投資詐欺(Pig Butchering)

「あなたのために稼がせたい」という甘い言葉で投資させる。

5)マイニング/NFT投資型の偽サイト

実態のないマイニング・NFTプロジェクトがまだ多い。

■ 今日から使える「詐欺を避ける3つのチェックポイント」

① 少額が出金できても信用しない

詐欺グループは、
“最初の数千円〜1万円の出金”を餌として用意しています。
ここに引っかからなければ防げる被害が数多くあります。

② 公式アプリ・公式サイトの真偽を確認する

Apple/Googleのストアだから安全という時代ではありません。

③ 投資の話は“第三者に必ず相談する”

30秒で被害を防げます。
第三者の意見を入れるだけで冷静になれるため、被害率が一気に下がります。

■ もし被害が起きてしまったら

ブロックチェーン上での資金移動はすべて記録されています。
合同会社リサーチでは、専門的なチェーン分析により、

  • BTC・ETH・USDT・TRONチェーンの詳細追跡

  • スワップ・ブリッジで移動した通貨の特定

  • 海外ウォレット・取引所の追跡

  • 警察提出用の被害分析レポート作成

など、被害の可視化と復旧に向けたサポートを行っています。

■ 合同会社リサーチからのメッセージ

仮想通貨詐欺は、
「知識」があれば大部分を防ぐことができます。

しかし現在、
“少額出金で信用させる”タイプの詐欺が急増し、
一般の人が見抜けないほど巧妙化しています。

わたしたちは調査会社として、
被害回復のサポートと同時に、
“これ以上新たな被害者を出さないための啓発活動”を強化しています。

少しでも違和感や不安を感じたら、
その一瞬の相談が、あなたの大切な資産を守ります。

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金融・保険