千葉市稲毛区を拠点とする千葉稲毛ビール合同会社（代表：岡村拓寛）は、国際的なビール審査会 「インターナショナル・ビアカップ2025（International Beer Cup）」にて、当社製造のビール「パンプキン」が銀賞を受賞いたしました。

　同大会は、世界五大ビール審査会の一つで今回は世界28カ国・地域の審査員99名が参加し、計1,562点のビール（うち海外502点）が出品される、日本最大級かつ国際的評価基準で行われる審査会です。審査はすべて英語でブラインド方式、さらに金・銀・銅は各カテゴリー1銘柄のみ（該当なしあり）という厳格かつ世界標準の評価方式が採用されています。

　千葉稲毛ビールの今回の受賞は、単なる味覚の評価に留まらず、地元の農産物を活用した極小規模の地域の製造所でのビールづくりが、世界基準に則ったビアスタイルとして成立していると裏付けられた点で、非常に意義深い成果です。

• 稲毛産かぼちゃ×スパイスの秋の味が定番に

　今回受賞した「パンプキン」は、地元・稲毛の「いなげ農園ぽたじぇ」で栽培されたバターナッツかぼちゃを使用し、シナモンやクローブの香りによる甘くやわらかな風味が特徴の「パンプキン・スパイス・ビール」です。

　本スタイルは北米で伝統的に楽しまれてきたものですが、日本のクラフトビール市場ではまだ取扱数が多くなく、表現の幅が問われるジャンルです。その中で今回の国際審査における高評価は、「ビアスタイル理解」「味わいの完成度」「素材活用の独自性」のバランスが国際的視点で認められた結果と言えます。

　今年2月の国内審査会での昨年製造の「パンプキン」に続き、国際審査員が揃う大会での受賞となりました。日本人以外の審査員が多い場でも、稲毛産かぼちゃを使用した挑戦的なビールがビアスタイルとして評価されたことが素直に嬉しいです。地域の農産物や文化をビールという形で世界に届ける取り組みを今後も続けていきます。

• ビールについて

商品名： パンプキン

ビール分類： Pumpkin Spice Ale

アルコール度数： ４．５％

バッチ(仕込回数)： 3回目（年1 回）

特徴： シナモンやグローブ等の香辛料の香りが特 徴の甘い味わいのビール。香辛料を強く 利 かせたパンプキンパイがイメージ。稲毛産 のバターナッツかぼちゃを使用。

　 販売先： 弊社店内提供のみ

　 価格：　 中グラス(240ml前後)　700円

大グラス(420ml前後)　1100円（どちらも税込）

※取材時の試飲可能です。

取材依頼は下記までご連絡ください。

【店舗概要】　

店舗名：いなびや　千葉稲毛ビール醸造所

店舗住所：千葉県千葉市稲毛区稲毛東3 丁目6-13大金園1A

営業日及び営業時間：

平日 16:00～21:30、

土日祝 13:00～20:00

定休日： 火曜・水曜

※営業時間は変更しますのでSNS等をご確認ください。

電話番号：043-301-2336

E-mail：info.inagebeer@gmail.com

▼「いなびや」Instagram

https://www.instagram.com/inagebeer/

▼「いなびや」Facebook

https://www.facebook.com/ChibaInageBeer/

※いなびやは千葉市地産地消推進店（千葉市つくたべ推進店）です

【会社概要】

会社名： 千葉稲毛ビール合同会社

代表者： 岡村 拓寛

所在地： 千葉県千葉市稲毛区稲毛東3丁目6-13 大金園１Ａ

設立： 2022年8月30日

事業内容：クラフトビール醸造所兼飲食店（ブリューパブ）

発泡酒製造免許：2023年4月25日取得（千東酒第38号）

醸造所名：千葉稲毛ビール（ビールブランド名兼用）

取引銀行：株式会社日本政策金融公庫、京葉銀行稲毛支店、千葉信用金庫稲毛支店

• 問合せ担当・醸造責任者

　岡村拓寛（おかむら　 たくひろ）

Cell：043-301-2336／Mail: info.inagebeer@gmail.com

＜参考資料１＞インターナショナル・ビアカップとは

「インターナショナル・ビアカップ」は、クラフトビール文化の普及と品質向上を目的とした、日本最大級の国際ビール審査会です。アメリカのBrewers Association の承認を受け、国際標準のスタイルガイドラインに基づき120のビアスタイルを審査対象としています。

審査は完全ブラインド方式で行われ、審査員には国内外ブルワー、世界主要審査会経験者、訓練を受けた公式ビアジャッジが参加。審査は英語で行われます。

また、審査結果に加えて、出品者全員に詳細なコメントシートが返却される点も特徴で、世界中のブルワリーから高い信頼を集めています。

＜参考資料２＞千葉稲毛ビールについて

　手作りビールの振る舞いと稲毛の日常をより良い一日にする笑い合えるお店を目指すコンセプトで店舗が千葉市稲毛のせんげん商店街にある「いなびや　千葉稲毛ビール醸造所」。店内に併設の小規模の手作りビール工房にて、国産の麦芽を中心に使用した千葉市内の農産物を使用した多品種のビールを製造。全体的に口当たりが柔らかく味わいの特徴がわかりやすいビールが稲毛ビールの特徴です。

　今年度は今後、千葉市産麦芽を使用したビール、千葉市産さつまいもを使用したビール、市内産冬にんじんを使用したビール、市内産ゆずを使用したビール、市内産イチゴを使用したビール等製造を予定しております。

　まちにとけこみ顔の見える笑い合える関係を広げる、皆さまの身近な工房を目指し、稲毛の生活に楽しみを増やす醸造所を目指しています。近隣にお住いの皆様に日常の時間の流れの中で少し特別な、新鮮で色々な味わいのビールを楽しむ機会を提供します。今後は稲毛のまちを散歩する企画を定期的に開催予定です。

＜参考資料３＞千葉市つくたべプロジェクトとは

　千葉市による生産地と消費地が近い特長を生かし「千葉市でつくって千葉市でたべる」を合言葉に、市内の“つくる人 生産者　飲食店　と　たべる人消費者をつなぐ地産地消の取り組みです。顔写真だけではないリアルな「顔が見える関係性」をつくり、「農業が近くにある豊かな生活」の実現を目指しています。