■ワークショップ開催の背景：採用アプローチの質的転換による、持続可能な母集団形成

外資系生命保険会社様では、ダイレクトリクルーティング媒体を活用した採用活動を積極的に行う一方、スカウトへの返信は得られるものの、求める人材像と必ずしも合致しない「候補者のミスマッチ」に関する課題や、採用チャネルが限定的になることによる「母集団形成」の課題に直面されていました。

また、スカウト業務が個々のスキルに依存しがちであるため、チーム全体としてのアプローチ手法を体系化し、採用活動の効率と質をさらに高める必要性も認識されていました。

これらの課題に対し、RPOのプロフェッショナルであるSalesBox株式会社は、闇雲に量を追うアプローチから、カルチャーフィットの高い候補者に的を絞ってアプローチする「戦略的マーケティング活動」へと採用活動を再定義することを提案。豊富なRPO事業の知見を基に、本ワークショップを実施するに至りました。

■ワークショップで提供した具体的なTIPS

ワークショップでは、SalesBoxがこれまで培ってきたノウハウを基に、以下の3つの具体的な改善ポイントを解説・実践しました。

1. ターゲット選定の「解像度」向上

転職意欲の高い「ホット」な候補者を見極めるため、プラットフォームの「最終ログイン日（2週間以内）」や「転職意欲」フィルターの活用を徹底。さらに、経歴からその人物の価値観やポテンシャルを読み解き、カルチャーフィットの精度を高める方法を共有しました。

2. 候補者の心を動かす「One-of-One」アプローチ

候補者の職務経歴書から具体的な実績や言葉を引用し、「なぜ、あなたなのか」を明確に伝えるスカウト文面の作成法を伝授。面談を単なる選考ではなく、候補者にとって有益な「情報交換の場」として演出することの重要性を解説しました。

3. アプローチプロセスの戦略化と効率化

トップタレントに対しては、一度で諦めず複数回アプローチする「継続的アプローチ」の有効性を事例と共に紹介。また、AI（GPTs）ツールを用いてパーソナライズされたスカウト文面を効率的に作成するデモンストレーションも行い、工数を削減しつつ質を高めるための具体的な手法を提案しました。

■ご担当者様の声

「今回のワークショップを通じて、採用活動における具体的な改善点が明確になりました。特に、候補者一人ひとりに向き合うアプローチは、我々の本業の理念とも通じるものであり、明日からの活動にすぐに活かせる学びばかりでした。感覚的に行っていた部分が『勝ちパターン』として言語化されたことで、チーム全体の採用力向上に繋がると確信しています。」

■SalesBox株式会社 代表取締役 細波 恭輔のコメント

「我々のRPO事業の強みは、数多くの支援実績から得たデータに基づき、クライアント様ごとに最適な採用戦略を構築できる点にあります。今回のワークショップでは、我々が大切にする価値観の一つである『情報や知見をシェアして積み上げる』を体現し、採用チームが持つポテンシャルを最大限に引き出すお手伝いができたことを大変嬉しく思います。」

SalesBox株式会社は、今後もクライアント企業が抱える採用の課題に対し、実践的かつ効果的なソリューションを提供してまいります。

【SalesBox株式会社について】
会社名：SalesBox株式会社
所在地：東京都世田谷区梅丘1-62-9
代表者：代表取締役 細波 恭輔
設立：2017年9月
事業内容：RPO（採用代行）事業、広告運用代行事業、メディア事業
URL：https://salesbox-inc.com/

【本件に関するお問い合わせ先】
SalesBox株式会社
Email: info@salesbox-inc.com