「B!nn」が届けたい"語れる服"。岡山デニムに込めた想い

株式会社アプローズプラス

2025.11.15 15:04

なぜ「語れる服」なのか

「このジーンズ、どこの?」 「それ、かっこいいね」そんな何気ない会話から始まる、服との出会い。

B!nnが目指すのは、単なる「着る服」ではなく、着る人にストーリーを与える服。 

それが、私たちの考える「語れる服」です。

 

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現代のファッションは、早く、安く、大量に──そんな流れが主流となりました。 

しかし、B!nnは敢えて逆の道を選びます。 

時間をかけ、手間をかけ、一本一本に想いを込める。 

そうして生まれるのが、岡山デニムを使った私たちの製品です。

 

岡山という聖地への想い

日本のデニム産業の聖地、岡山県倉敷市児島地区。 ここは世界中のデニム愛好家が「本物」と認める場所です。

B!nnが岡山にこだわる理由──それは単に「有名だから」ではありません。

 

ー職人の技術が生きているー

明治時代から続く繊維産業の伝統。旧式シャトル織機を扱える職人がまだ健在で、現代の大量生産では決して再現できない「手仕事の温度」を生地に宿してくれます。

 

ー素材への徹底したこだわりー

井原の染め工場で生まれる深いインディゴ。一日に数十メートルしか織れない贅沢な製法。これらすべてが、「育てるデニム」という価値を生み出します。

 

ー時代を超える普遍性ー

流行に左右されない、本質的な美しさ。岡山デニムには、50年後も「良いもの」として語り継がれる力があると、私たちは信じています。

 

【B!nnが選んだ技術とこだわり】

私たちのすべてのデニムには、岡山ならではの技術が込められています。

 

ー打ち込み68×38、8×8番という設計ー

これは、洗った時にほどよい硬さを残しながら、履き込むほどに身体になじむよう計算された密度です。柔らかすぎず、硬すぎず──この絶妙なバランスが、長年愛用できる一本を生み出します。

 

ームラスラブ糸とロープ染色の組み合わせー

立体的な表情を生むムラスラブ糸。そして色落ちの美しさを追求したロープ染色。この二つの技術により、履く人の生活パターンに応じて自然な「当たり感」が現れ、世界に一つだけのデニムに育っていきます。

 

ーチェーンステッチと手作業の仕上げー

裾のチェーンステッチも、一本一本丁寧に。大量生産では省略されがちな工程も、BINNでは決して手を抜きません。なぜなら、これらの細部にこそ「語れる価値」が宿ると考えているからです。

 

"育てる"という文化への提案

使い捨てではない、パートナーとしてのデニム

現代社会では「新しいものを買う」ことが当たり前になりました。 しかし、B!nnが提案するのは「一本を育てる」という新しい関係性です。

 

ー最初は少し硬い。でも、それが良いー

岡山デニムは、最初の履き心地は決して楽ではありません。12.5オンスの厚みと、未だ馴染まない生地の張り。でも、その「違和感」こそが、あなただけの一本に育っていく出発点なのです。

 

ー履くほどに、「自分の形」になるー

3ヶ月、半年、1年──時間が経つにつれ、デニムはあなたの身体の動き、座り方、歩き方を記憶していきます。膝裏のハチノス、太ももに現れるヒゲ、ポケットの形が浮き出るアタリ。すべてが、あなたの生活の証となります。

 

ー色落ちこそが、個性ー

ロープ染色により、表面だけに施されたインディゴ。履き込むことで内側の白い糸が顔を出し、美しいグラデーションを描きます。この変化は、決して同じものは二つとありません。

 

【手入れも含めて「育てる楽しみ」】

B!nnのデニムは、ただ履くだけでなく、手入れも含めて愛用していただきたい製品です。

 

ー洗濯のタイミングー

最初の3〜6ヶ月は、なるべく洗わずに履き込むことをおすすめします。生地に「あなたの癖」をしっかりと覚えさせるためです。

 

ー色移りも愛嬌のうちー

天然インディゴによる色移りは、岡山デニムの特徴の一つ。最初は白いシャツや靴に色がつくこともありますが、これも「本物の証」として楽しんでいただけたらと思います。

 

【時代を超えるシルエット】

流行に流されない、普遍的な美しさ──これがBINNの目指すデザインです。

 

ーストレートという王道ー

1ST、2ND、3RD、4THモデルは、すべてストレートシルエットをベースにしています。トレンドに左右されず、履く人の体型や年齢に関係なく美しく見える、永遠の定番だからです。

 

ーサイジングへのこだわりー

メンズは28インチから36インチ、レディースは26インチから30インチまでの豊富なサイズ展開。しかも、ただサイズを拡大縮小するのではなく、それぞれのサイズで最も美しく見えるよう、細部のバランスを調整しています。

 

【職人への敬意と継承】

デニムの背景には、必ず職人の手があります。

 

ー高齢化という現実ー

岡山の織り職人、染め職人、縫製職人の多くが高齢化しています。彼らの技術は、文字通り「代替の利かない」ものです。

 

ー技術の継承への貢献ー

私たちが岡山デニムにこだわりることは、これらの技術を次世代に継承することにもつながります。一本のデニムを選ぶことが、日本の伝統技術を支えることになる──そんな誇りを、お客様と共有したいと思っています。

 

 

 

 

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