「BOCフォーラム2025 in 福岡」開催のお知らせ
在宅医療の新時代、テクノロジーが変える口腔管理
■ 主催
一般社団法人訪問看護支援協会
代表理事:高丸 慶
■ 開催概要
- 日時:2025年12月13日(土)13:00~17:00
- 会場:九州医療スポーツ専門学校 第二校舎 〒802-0077 福岡県北九州市小倉北区馬借1-3-9 2階
- 参加費:3,000円(学生無料) ※当日受付にて参加費(3,000円)を現金でお支払いください。当日領収書を発行いたします。
- 後援:日本遠隔歯科学会/歯科デジタルリモート支援協会
■ イベント趣旨
BOCフォーラムは、「在宅医療・病院医療・地域ケアをつなぐ」ことを目的に、医療・介護・福祉に携わる専門職の交流と学びの場として開催されます。
今年のテーマは「在宅医療の新時代、テクノロジーが変える口腔管理」。デジタルデンチャーや医療MaaS※など、最先端技術を活用した新しい口腔ケアのあり方を多角的に探ります。
※日本に1台しかない次世代型歯科医療MaaS車両『O-Gai』の展示および体験、デモンストレーションがあります。
■ プログラム
1️⃣ デジタルデンチャーセッション
内容:デジタル義歯の最新技術と臨床応用
登壇:吉田 泰之先生(デンスマイル所属/歯科技工士)、山本美裕紀先生(Coco音代表理事/看護師)、渡辺崇文先生(九州歯科大学 顎口腔欠損再構築学分野/歯科医師)
2️⃣ 在宅・介護の口腔ケアセッション
内容:在宅医療現場での誤嚥性肺炎予防と口腔ケア実践
登壇:瀧内 博也先生(株式会社クロスケアデンタル代表/歯科医師)
3️⃣ 災害歯科と医療MaaSセッション
内容:医療MaaS車両による「移動型歯科クリニック」の可能性と災害時支援
登壇:後藤 大先生(ごとう歯科医院院長/歯科医師) 、長縄 拓哉先生(BOCプロバイダー代表/歯科医師)
特別展示:「最新歯科MaaS車両」実物展示
ミニワークショップ:来場者が体験できる医療×テクノロジー実演あり
■ 登壇者略歴
瀧内 博也先生
株式会社クロスケアデンタル代表取締役/歯科医師。
九州大学歯学部卒業後、福岡歯科大学高齢者歯科学講座助教を経て現職。
在宅医療における「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト」を主導し、地域包括ケアと口腔衛生の連携を推進。
株式会社クロスケアデンタルHP:https://crosscare-dental.jp/about

吉田 泰之先生
歯科技工士。デンスマイルラボ所長。
大阪府堺市を拠点にデジタルデンチャー技術の臨床導入を推進し、歯科技工と臨床現場の橋渡し役を担う。
デンスマイルラボHP:https://for-clinic.densmile.jp/

後藤 大先生
ごとう歯科医院院長/歯科医師。
災害時の歯科医療支援体制や警察歯科活動の整備に携わるとともに、地域における口腔保健・嚥下リハの連携強化を通じて、平時・有事を通した歯科の社会的機能向上に取り組んでいる。

渡辺 崇文先生
九州歯科大学 顎口腔欠損再構築学分野 助教。博士(歯学) 。日本補綴歯科学会専門医、日本睡眠歯科学会評議員
略歴
2014年 九州歯科大学 歯学部歯学科 卒業
2019年 九州歯科大学 大学院歯学研究科 修了
2019年より現職 エンドクラウン,顎顔面補綴,睡眠時無呼吸症に関する研究に携わる
著書:エンドクラウン 理論と実践を徹底解説 等

山本 美裕紀先生
看護師/BOCインストラクター/NPO法人Coco音 代表理事
口腔がんを経験しデンチャーユーザーとなり、さらに感音性難聴によって人工内耳を装用。日々を支える“食べる・話す・聴く”が難しくなったとき、口から生きることの意味と口腔ケアの重要性を深く実感する。患者としての体験と看護職としての視点の両面を生かし、2014年よりがん教育を開始。2019年にNPO法人Coco音を設立し、活動を全国に広げている。現在は、学校での授業、医療・介護職への研修、大学・地域での講演などを通して、口腔ケアと“生きる力”の大切さを伝え続けている。

長縄 拓哉先生
BOCプロバイダー代表/歯科医師。
歯科遠隔医療とモビリティを融合した歯科医療MaaS車両(O-Gai )を実装。訪問歯科医療、口腔顔面痛(口腔外科)が専門。

高丸 慶(主催・代表理事)
看護師・保健師。
一般社団法人訪問看護支援協会代表理事。
全国の在宅医療従事者の支援・教育活動を展開し、訪問看護の質向上に尽力。

□フォーラムの特徴
- 医療・介護・歯科・福祉の多職種が一堂に集う学びと交流の場
- デジタル技術・AI・MaaSを活用した次世代医療の体験展示
- 実践型ミニワークショップ、体験会あり
□参加申込
お申し込みフォームより必要事項をご入力ください。
フォームURL:申し込みはこちらをクリック
□参加対象
医療・介護従事者を始め職業関係なくどなた様でもご参加いただけます。3Dプリント義歯など最新歯科技術の紹介もありますので歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の方の参加もお待ちしております。
□タイムスケジュール
12:45より受付開始。13:00より入場スタート
13:15 開会の挨拶(BOCプロバイダー代表 長縄拓哉氏)
13:20 【 デジタルデンチャーセッション】渡辺氏、吉田氏、山本氏
14:20 【 在宅・介護の口腔ケアセッション】瀧内氏
15:20 【災害歯科と医療MaaSセッション】後藤氏、長縄氏
16:20 【 質疑応答】
16:30 【歯科医療MaaS車両体験会】
16:55 閉会の挨拶(訪問看護支援協会代表 高丸慶氏)
プログラム順は変更することがあります
主催者の紹介(BOCプロバイダー事務局)
長縄拓哉 BOCプロバイダーグループ統括、歯科医師/医学博士
高丸慶 一般社団法人訪問看護支援協会 代表理事・看護師
野田真一 一般社団法人 歯科デジタルリモート支援協会 代表理事
砂田将弥 一般社団法人訪問看護支援協会・看護師
□お問い合わせ
一般社団法人訪問看護支援協会 BOCプロバイダー事務局
担当:砂田 将弥
TEL:08019196658
Mail:masayasunada0119@gmail.com
在宅医療の最前線を、福岡から発信。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
BOCプロバイダーとは
(一社)訪問看護支援協会が認定するBOCの認定資格者です。BOC(Basic Oral Care)とは、病院や在宅医療、訪問介護の現場でおこなう基本的な口腔ケアです。BOCは、特に高齢者や病気のある方にとって、口腔内の健康を維持し、全身の健康を支えるために非常に重要です。また、適切な口腔ケアは、感染症の予防や生活の質の向上にも寄与します。
BOCプロバイダーホームページURL:https://boc-provider.info/
歯科医療MaaS(マース)とは
「歯科医療MaaS(Medical as a Service)」は、歯科医療を“移動”と“デジタル”の力で再構築する新しい仕組みです。
これまで歯科医院に通うことが難しかった高齢者や在宅療養者、災害時・医療過疎地の住民に対して、歯科診療車が直接訪問し、口腔スキャン・設計・製作・装着までをその場で完結させることを可能にします。
さらに、デジタルデンチャー技術や遠隔支援システム、クラウド連携を活用することで、都市部の歯科技工士や歯科医師とリアルタイムに連携。どこにいても質の高い歯科医療を提供できる体制を実現します。

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