全国初「商店街で学園祭」も4年目に。飯塚高校が「街なか学園祭2025」を11月22日に開催
学校法人 嶋田学園 飯塚高等学校(所在:福岡県飯塚市立岩1224)は、2025年11月22日(土)10:00〜15:00、本校発祥の地である飯塚市の商店街(本町商店街・東町商店街)を会場に「街なか学園祭2025」を開催します(主催:学校法人 嶋田学園、飯塚商工会議所、飯塚市商店街連合会、後援:飯塚市)。
本校は「Global(グローバル)・Local(地域)・Individual(個性)」の3本柱を教育の軸とし、教室ではなかなか学べない「地域と関わり実践する力」をLocalの視点から育む場として、商店街を舞台にした学園祭を2022年から展開しています。
開催4年目となる今年は「BE THE BEST~最高を目指せ!」をテーマに掲げ、2024年に続き「子ども目線の学園祭」も大事にしながら企画を進めています。クラスやコース、部活動、個人などの単位で学生全員が参加します。

街なか学園祭の情報は以下の特集ページで随時更新しています。こちらもチェックの上、会場に足をお運びいただけましたら幸いです。
学園祭実行委員長から来場者の皆様へのメッセージ

「飯塚高校には探究プロジェクト(普通科)、ネクストプロジェクト(総合学科)、自動車専攻科などの多様なコースがあります。今年はスイーツ甲子園全国大会でネクストパティシエプロジェクト(製菓コース、製菓部)の生徒3名が切磋琢磨し、2024年の全国優勝に続き企業賞(パストリーゼ賞)を受賞したり、探究プロジェクトからは実用英語技能検定準1級合格者が2名出たりと、生徒一人ひとりが目標に向かって頑張っています。
そんな一人ひとりの力をひとつに、今年はテーマ『BE THE BEST~最高を目指せ!』を掲げています。4年目の今年が“最高”となるような学園祭をつくりあげて、お客様に楽しんでいただければと思います!
今年も近畿大学の学生さんと学園祭実行委員が協力して商店街の装飾を行ったり、初めて3年生による書道作品を展示したりするなど、新たな工夫も取り入れています。商店街の活性化、子どもたちに商店街に親しんでもらう、といった目標も掲げています。たくさんのご来場をお待ちしております!」(学園祭実行委員長 3年 岸川夢羽)
出店情報
各クラス、部活動などの出店情報をご紹介します。
自主出店だけでなく、地域のさまざまな店舗や組織、大学などとコラボレーションするチームも多いです。多様なグルメやコンテンツをご用意して、来場者の皆様をお待ちしています。
このほか、コラボレーションが決定した店舗・企業様の一覧は追って発表します。
1年生
1年1組 チュロス&ドリンク(コラボ:飯塚レオネル学生支部)
1年2組 たこ焼き(コラボ:弁天、シルバー人材センター)
1年3組 唐揚げ(コラボ:fried-kitchen510)
1年4組 クレープ(コラボ:3150クレープ)
1年5組 学校の怪談風カフェ(コラボ:アンコルドパン)、唐揚げ(コラボ:とよ唐亭)
1年6組 フランクフルト(コラボ:Ulti)、豚汁(コラボ:MAPPE)
1年7組 的当てゲーム
1年8組 映画・お化け屋敷
2年生
2年1組 チーズスティック&アメリカンドッグ
2年2組 フライドポテト(コラボ:MAPPE)
2年3組 ケバブ
2年4組 唐揚げ、揚げタコ(コラボ:三四郎)
2年5組 縁日(コラボ:立岩親父の会)
2年6組 じゃがバター(コラボ:ファーマインド新筑豊青果、シルバー人材センター)
2年7組 スイーツ販売(コラボ:七福~ものがたり~)
2年8組 ジュース販売・映えスポット、ココア、チョコバナナ、ポップコーン(コラボ:福岡大学商学部飛田研究室)
3年生
3年1組 カレー(コラボ:coody biz)
3年2組 スープ販売
3年3組 焼きそば(コラボ:日田焼きそば縁)、映画
3年4組 ココア
3年5組 焼き鳥
3年6組 スープ・チャンククッキー
3年7組 ゴミ箱制作
3年8組 焼きホルモンうどん(コラボ:筑豊クラフト)
3年9組 揚げパン
自動車専攻科
車両展示等(コラボ:ネッツトヨタ北九州、トヨタカローラ博多、九州マツダ、飯塚ホンダ、日産福岡)
部活動・生徒会・その他
サッカー部 グッズ販売(コラボ:サッカーショップKAMO、ヲソラホンマチ付近予定)
ダンス部・ダンス授業 成果発表
吹奏楽部 演奏、揚げたこ焼き・カリカリチーズ(コラボ:弁天)
バトントワラー部 演技
保健 献血(コラボ:日本赤十字社)
書道部・書道授業 作品展示
保育コース 手遊び歌(コラボ:愛宕幼稚園)
保育同好会 ミニゲーム
製菓部 焼き菓子販売
茶道部 お茶会
留学生 文化紹介
探究実践コース2年 野菜販売(コラボ:ファーマインド新筑豊青果)
まちLabo ポトフ(コラボ:関西大学法学部坂本研究室)、田中千智 街なか学園祭特別展(コラボ:田中千智、シルバー人材センター)
後援会・同窓会・OB会 ホットドリンク、ホルモンうどん・ホルモン丼、焼き芋(コラボ:弁天)
国土建設専門学校 ダンス・スピーチ
※掲載の出店内容およびコラボ情報は予定です。天候や運営上の都合により、変更または中止となる場合がございます。随時更新していきますが、最新情報は当日会場でご確認ください。
街なか学園祭開催の経緯
本校と飯塚市の商店街(本町商店街・東町商店街)には、長きにわたる歴史的なつながりがあります。創立60周年の記念事業として、2021年7月に本校を運営する学校法人 嶋田学園が、飯塚市商工会議所および商店街連合会と連携協定を締結しました。これを機に、教育活動と地域活性化を目指した協力が本格化。
協定締結前からも、製菓コースの販売店「プチフル」の出店や、地域のお祭り「山笠」への参加を通じて交流の機会がありましたが、協定締結後はより多くの生徒が商店街と関わりを深め、生徒会や部活動など多様な活動において商店街の協力を得る機会が増えました。
連携後、生徒たちは商店街で演奏会の開催、部活動ブースの設置、インタビューやフィールドワーク、さらには店舗とのコラボ商品開発など、多彩な活動を展開してきました。

(2024年の様子)
その後、2022年には商店街を会場とした街なか学園祭を初開催し、以降毎年秋の恒例イベントとして定着しています。
関係者の声
街なか学園祭を主催するのは、学校法人 嶋田学園、飯塚商工会議所、飯塚市商店街連合会です。
ここまで3年間、そして今年も学園祭開催に尽力していただく飯塚商工会議所の下原健司さん、本校の地域活動のパートナーである飯塚シルバー人材センターの山上紀彦さんより、コメントをいただきました。

「毎年『来年はこうしたい』『次はもっと良くしたい』という前向きな提案が増え、イベントそのものが着実に進化しています。もはや学校行事という枠を超えて、『地域のイベントを自分たちがつくっている』という自覚を持って取り組んでいるように見えます。今では飯塚市の秋の恒例行事として定着し、地域の方々からも『今年はいつ開催するの?』と聞かれるまでになりました。多くの方が楽しみにしてくださっているのを実感しています」(飯塚商工会議所 下原健司さん)

「3年間関わってきて一番強く感じるのは、回を重ねるごとに確実に盛り上がりが大きくなっているということです。来場者数も明らかに増えており、当初は商店街の中だけで完結していたものが、今では周辺エリアにまで広がり、お祭りの雰囲気がどんどん膨らんでいくのを実感しています」(飯塚市シルバー人材センター常務理事 山上紀彦さん)
▼詳しいインタビューはこちらから▼
プロジェクト(学科・コース)のご案内
2026年4月、飯塚高校はさらに進化します。創立当初から受け継がれてきた“自ら挑戦する姿勢”を礎に。“好奇心”を起点に、地域・社会・世界とつながり、主体的に考え、感じ、行動する学びへ。3年間で得られるのは、変化の時代を自分らしく歩む力と未来を切り拓く確かな自信です。
探究プロジェクト(普通科)
2026年度新入生から特進コースを一新し、4つの探究プロジェクトが始動します。
「アカデミック」「グローバル」「ビジネス」「パブリック」の4つの探究プロジェクトを通じて、地域、社会、世界とつながりながら、自ら学び、自ら動く探究的な学びが、ここから始まります。知性と思考力を深め、行動力を磨き、未来を切り拓く力を養います。
変化の時代を生き抜く力は、課題を見つけ、動くことから生まれます。
ネクストプロジェクト(総合学科)
2026年度、飯塚高校の総合学科では、「ネクストアスリート」「ネクスト事業家」「ネクストエンジニア」「ネクストパティシェ」から構成される4つの「ネクストプロジェクト」(行動しながら学ぶ体験型の学び場)を舞台に、自分の“好き”や“得意”、“好奇心”を起点に学びを深める実践型プログラムがスタートします。
教室の枠を越え、地域や社会に飛び出していくフィールドワーク型の学びを通じて、興味関心を広げながらリアルな社会課題にも触れ、自分だけの未来をデザインする力を育みます。
自動車専攻科
国家二級自動車整備士資格を2年間の専門教育にて取得する教育プログラムです。専門学校に比べ、授業料を抑えることができます。整備士として実務経験のある教師陣による「理解しやすく、楽しく、ていねい」をモットーとする専門教科をはじめ、プロの整備士としてスタートするまで、資格取得から就職まで全力でサポートします。
飯塚高校 概要
学校名:飯塚高等学校
飯塚高校の季刊マガジン『MAGIC HOUR』(パンフレット)
所在地:福岡県飯塚市立岩1224
開校:1962年(昭和37年)
教育目標:一人ひとりの資質(Individual)を開発し、時代(Global:グローバルな時代)と郷土 (Local) の要請に応える明朗で心豊かな人材の育成
(お問い合わせ先)
ご取材希望のメディア様は下記へお問い合わせください。
TEL:0948-22-6571
FAX:0948-23-7819
Email:kouhou@iizuka.ed.jp
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