【調査結果】クローラビリティに関するSEOアンケート調査を実施
SEO担当者の約半数が「内部リンク最適化」に注力
株式会社ディーボは、SEOの基盤である「クローラビリティ」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公開しました。 その結果、48.1%が「内部リンク最適化(パンくずリストや階層構造の改善など)」に最も注力していると回答し、Googleのクローラーがサイト構造を理解しやすくするための施策が重視されていることが分かりました。 次いで「低品質または重複コンテンツの整理・削除」(19.5%)が多く、サイト全体の品質維持やクロール効率化を意識する傾向も見られます。 今回の調査から、クローラビリティ向上の核心は内部構造の整備とコンテンツ品質の最適化にあり、技術的設定よりも「ユーザーと検索エンジンの双方に伝わる設計」が重視されていることが明らかになりました。
SEO対策サービスの開発・販売を行っている株式会社ディーボ(札幌市、代表取締役社長:藤沢 竜志、以下:ディーボ)は、クローラビリティに関するSEOアンケート調査を実施し、その結果を公開しました。
アンケート結果:https://devo.jp/seolaboratory/103579/
本調査は、ディーボが運営する「SEOラボ」の公式Xアカウント(@seolabo85)にて、2025年10月14日~24日の期間、「クローラビリティ」に関する9項目アンケート調査を実施しました。
総勢325人のアンケート結果を元に、傾向とそこから見える傾向を初心者にもわかりやすく解説します。
SEOラボ公式Xアカウント:https://x.com/seolabo85
「現在、ウェブサイトのクローラビリティを向上させるために最も注力している施策は何ですか?」というアンケートを実施しました。

この調査結果から、回答者の48.1%が「内部リンク最適化(パンくずリスト、階層構造改善等)」に最も注力していると回答し、最多となりました。
これは、Googleのクローラーがサイトの構造を理解しやすくし、重要なページへ効率的に到達させるための構造的な施策が重視されていることを示しています。
次に多かったのが「低品質または重複コンテンツの整理・削除」(19.5%)で、サイト全体の品質を維持し、クロールバジェットの浪費を防ぐためのコンテンツ的な施策にも関心が集まっています。
一方、「ページの読み込み速度の改善」(14.8%)や「技術的設定整備」(5.6%)は注力度が低い結果となりました。
このことから、多くのサイト運営者は、クローラビリティの核心として、サイト内部のナビゲーション(内部リンク)の整備とコンテンツの質の管理を最重要視していると言えます。
特に内部リンクの最適化は、クローラビリティだけでなくユーザーエクスペリエンスやE-E-A-T評価にも影響するため、総合的なSEOの基盤として認識されていることが伺えます。
今回実施したアンケート内容は、下記9項目です。
- 現在、ウェブサイトのクローラビリティを向上させるために最も注力している施策は何ですか?
- クローラビリティにおいて、robots.txtのアクセス制御の活用状況は?
- クローラビリティにおいて、XMLサイトマップの現在の運用状況は?
- クローラビリティにおいて、Googleサーチコンソールのクロール統計・エラー報告の確認頻度は?
- クローラビリティにおいて、クロールバジェットを意識した対策は?
- 新しい重要なコンテンツを公開した際、Googleサーチコンソールでクロールをリクエストしていますか?
- クローラビリティにおいて、サイト内の最も深いページ(トップページからクリックで辿る階層)は、平均してどの程度の深さになっていますか?
- クローラビリティの課題として、あなたのサイトで最も深刻だと考えている技術的要因は?
- リンク切れ(404エラー)が発生した場合、クローラビリティの観点からどのように対応していますか?
「クローラビリティ」に関するSEOアンケート調査結果から、多くのサイト運営者がリンク切れ対策(リンク元修正・ページ復活: 43.8%)や、新しいコンテンツのクロールリクエスト(毎回必須: 52.9%)を積極的に行っていることがわかります。
また、XMLサイトマップの自動生成・更新(73%)も進んでおり、基本的な技術設定を重視している傾向が見られます。
内部リンク最適化の注力を継続しつつ、次に深刻な課題であるJavaScriptレンダリング問題(36%)への対応を強化することが重要です。
また、多くのサイトが深く意識していないクロールバジェットについても、低品質ページのブロックなど、より戦略的な対策を検討する余地があります。
全てのアンケート結果については、ディーボが運営する「SEOラボ」上に公開しております。
https://devo.jp/seolaboratory/103579/
■参考情報
▼クローラビリティとは?
https://devo.jp/seolaboratory/102334/
クローラビリティとは、Googlebotと呼ばれるクローラーがリンクを辿ってWebページを検出するときの、Webページの見つけやすさ/認識のしやすさ(クロールのしやすさ)のことです。
このクローラビリティが良ければ(高いと)、SEOの良い効果が期待できます。
▼SEOとは?
https://devo.jp/seolaboratory/91744/
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略です。具体的にはGoogleなどの検索エンジンで特定のWebサイトの上位表示や露出を増やして、検索結果からユーザーの流入を増大させる施策のことです。
■お問い合わせ先と会社概要
●お問い合わせ先
team-f@devo.jp
011-708-0200(平日9:00~17:00)
●会社概要
会社名 株式会社ディーボ
本社 札幌市中央区北3条西2丁目8番地 さっけんビル4階
代表者 代表取締役社長 藤沢 竜志(ふじさわ たつし)
設立 2005年6月
資本金 2000万円
主要取引先 グーグル合同会社、ヤフー株式会社ほか
事業内容 SEO対策サービスの開発と販売
●コーポレートサイト https://devo.jp/
○SEO有料ツールサイト
・キーワード発見ツール「キーワードファインダー」: https://keywordfinder.jp/
・完全自動の順位チェックツール 「BULL」: https://bullseo.jp/
・大量順位チェックツール 「BULL GOLD」: https://bullseo.jp/gold
○SEO情報サイト
・SEOの実験やデータ分析など公開「SEOラボ」: https://devo.jp/seolaboratory/
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。
