全国の大学Instagram活用状況を調査:私立大学の約9割、国立大学の約8割、公立大学の約7割が公式アカウントを運用中

ワードロジー株式会社

2025.11.05 10:06

全国814大学を独自調査した結果、他校の戦略から、自校のSNS広報を見直すヒントを発見

大学・専門学校など教育機関の広報支援を行うワードロジー株式会社(東京都港区)は、2025年10月に全国の大学のInstagram公式アカウント保有状況について独自調査を実施しました。本調査では、国立・公立・私立の全814大学を対象に、公式アカウントの有無やフォロワー数の傾向を分析。大学の広報活動におけるSNS活用の現状が明らかになりました。25年10月現在の調査結果をお伝えします。

ワードロジー株式会社は全国の大学のInstagram所有数を調査しました(2025年10月実施)。
調査方法は、文部科学省が発表した令和6年度全国大学一覧を元に全国の国公立・私立大学をリスト化。
国立86校、公立101校、私立大学627校の計814校に関して、公式のInstagramを所有しているかを調査しました。
調査結果の一部をここに公表いたします。

調査概要

  • 対象大学数: 国立86校、公立101校、私立627校(合計814校)

  • 調査方法: 各大学名でInstagramを検索し、大学公式と確認できるアカウントを1校1カウントとして記録(学部・学科・学生団体などの非公式アカウントは対象外)

  • 調査時期: 2025年10月

  • 調査主体: ワードロジー株式会社(自社調査)

Instagram公式アカウントの保有状況(814校中)

  • 私立大学: 561校/627校(約89%)

  • 国立大学: 68校/86校(約79%)

  • 公立大学: 71校/101校(約70%)

私立大学の約9割、私立大学の約9割、国立大学の約8割、公立大学の約7割がInstagramを活用しており、学生募集を中心とした広報活動においてSNS活用が定着しつつあることが分かりました。

私立大学が約9割と所有数が多くなっていますが、国立・公立大学においても活用が進んでおり、日常的に運用されていることがわかります。

フォロワー1万人以上のアカウント数

Instagramの影響力が高まる中、フォロワー数が1万人を超える大学も着実に増えています。

  • 国立大学: 11校/86校(約13%)

  • 私立大学: 28校/627校(約4.5%)

一定のフォロワー数を超えると、情報発信の波及力や、ブランディング効果が格段に高まることが知られています。
フォロワーが多い学校ほど、戦略的な投稿設計や学生参加型のコンテンツづくりがされている傾向があり、学校の「らしさ」の発信を優位に進めていることがわかります。

フォロワー数上位校(2025年10月時点)

国立、公立、私立において、フォロワー数上位3校は以下になります。

[国立大学]
1位:大阪大学(約42,000)
2位:京都大学(約33,000)
3位:東京大学(約32,000)

[公立大学]
1位:国際教養大学(約8,800)
2位:大阪公立大学(約8,400)
3位:京都市立芸術大学(約7,700)

[私立大学]
1位:早稲田大学(約80,000)
2位:創価大学(約61,000)
3位:青山学院大学(約40,000)

上位校では、学生視点を生かした日常の切り取り、学内イベントの紹介、動画コンテンツなど、視覚的な共感を呼ぶ投稿が高く評価されています。

貴学のSNS運用のヒントに

今回の調査は、「他校の活用状況を知りたい」「自校でも取り組みたいがどうすれば良いかわからない」という広報担当者様の声を受けて実施しました。Instagramを中心としたSNS運用は、現在では広報・ブランディングの中心的手段のひとつとなっています。

ワードロジーでは、アカウントの立ち上げから運用戦略、投稿企画、フォロワー獲得支援まで、教育機関に特化したご提案を行っています。
SNS活用に取り組む学校が確実に増える中、「他校の成功事例をもとに自校の改善点を知りたい」「効果的な投稿とは何かを相談したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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調査結果の詳細一覧、フォロワー上位校の投稿分析、今後のSNS施策に役立つヒントをまとめたレポートをご希望の学校関係者様には、無償で提供しています。また、初回の個別相談も無料で承っております。

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