高校生が伝える「税の大切さ」― 西大寺高校 × 西大寺法人会「税の先生は高校生」事業を実施
地域ぐるみで学ぶ租税教育プログラム 高校生が小学生に「税の意義」を伝える
岡山市東区の公益社団法人西大寺法人会は、岡山県立西大寺高校の生徒が小学生に税の大切さを伝える租税教育プログラム「税の先生は高校生」を実施しました。高校生が税の仕組みを学び、自ら“先生”として授業を行うこの取り組みは、地域と連携しながら次代を担う若者の主体的な学びを支援するものです。今年度は西大寺高校の生徒13名が参加し、事前研修・授業実践・振り返り会を通して、税の意義と社会とのつながりを深く学びました。
「税の先生は高校生」は、西大寺法人会が推進する租税教育活動の一環として、地域の学校と連携して行っている事業です。高校生が税務署職員や法人会メンバーから税の基礎を学び、自ら授業を企画・実践することで、教える立場から税の大切さを再認識する機会となっています。
今年度は次のような流れで実施しました。
■事前研修(9月11日)
高校生が税の仕組みや授業づくりを学び、児童に伝える内容を法人会、税務署と一緒に検討しました。
▶ 詳細:https://saidaiji-houjinkai.or.jp/business/1367/
■租税教室(9月~10月)
高校生が西大寺小学校・邑久小学校の6年生を対象に授業を実施。紙芝居やクイズを用いながら、税の役割を分かりやすく説明しました。
▶ 西大寺小学校(9月18日):https://saidaiji-houjinkai.or.jp/business/1377/
▶ 邑久小学校(10月23日):https://saidaiji-houjinkai.or.jp/business/1498/
■振り返り会(10月30日)
授業を終えた高校生と法人会メンバー、税務署担当者らが集まり、授業を通じた学びや課題を共有しました。「教えることで理解が深まった」「社会の仕組みを身近に感じた」といった声が多く寄せられました。
▶ 詳細:https://saidaiji-houjinkai.or.jp/business/1563/
「税の先生は高校生」は、高校生と小学生の双方にとって、税を自分ごととして考える貴重な機会となっています。西大寺法人会では、今後も地域の教育機関と連携し、次代を担う若者の育成と地域社会への貢献を続けてまいります。
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