【忍び寄る影 ―うのと駿之介捕物余話―】(水田まり:著)Amazon Kindleで販売中!
合同会社おいかぜ書房(本店:東京都世田谷区 代表社員:西野聡)では、電子書籍版『忍び寄る影 ―うのと駿之介捕物余話―』(水田まり:著)を、Amazon Kindleにて販売しています。

この本について
女にとっての「まっとうな生き方」が、あらかじめ決められていた時代。
嫁ぎ、子を産み、家を守ることが当然とされたそのなかで、誰にも言えない思いを抱えた女たちがいた。
江戸・日本橋の町で起きる、ささやかな事件。
祝言を抜け出した娘、母としての役割に縛られる妻、家族を残して町を出た女――。その背後には、誰にも拾われない心の揺れがある。
町の大店に生まれたうのもまた、その揺れに触れ、自分自身の生き方を問われていく。
女岡っ引きとして立ち回り、誰かの感情に引き寄せられ、ときに恋にとまどいながら、彼女は少しずつ、自分の輪郭を見つけてゆく。
全九話の連作捕物帖。
事件の先にある問いに、まっすぐに寄り添う物語。
〔著者略歴〕
水田まり(みずた・まり)
1946年 三重県伊勢市生まれ
金城学院大学短期大学部卒業
神戸新聞小説部門四回入選
2004年 文學界同人誌奨励賞
小説集「記憶の綵」収録『狐』にて受賞
2005年 第三回アングラ文学賞
「勢陽12号」収録『ぼくはトーマス』にて受賞
2013年 『記憶の綵』にて第16回日本自費出版文化賞受賞
2022年 第35回中部ペンクラブ文学賞受賞
「欅のある家」収録『ピンクのワンピース』にて受賞
2023年 小説集『彼岸花の咲く村』出版
2024年 時代小説『うのと駿之介捕物余話』出版
2025年 電子書籍版『ぼくはトーマス』出版(おいかぜ書房)
書籍仕様
書 名:忍び寄る影 ―うのと駿之介捕物余話―
著 者:水田 まり
発売日:2025年10月13日
取扱い:Amazon Kindle
定 価:1250円(税込)
頁 数:約235頁
サイズ:8.9MB
形 式:リフロー型
発行者:合同会社おいかぜ書房
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