主演・卯ノ原圭吾、武田梨奈による末吉ノブ監督最新作「Petrichor」制作決定!
映画製作レーベル Sprocket Holes Japan(代表:末吉ノブ、佐藤祐介、宮本聖矢。以下「Sprocket Holes Japan」)は、末吉ノブ監督による長編第三作目「Petrichor」の制作を決定いたしました。主演には卯ノ原圭吾・武田梨奈を迎え、2026年劇場公開予定です。

作品テーマ
「許す」ということ
自分の母親に捨てられた過去を持ち、現代社会の底辺をふらふらと生きる男、富男。
母親の影を追い、行き着いたある街で彼は花に出会う。
夫・大輔との別離を余儀なくされ、社会から孤立していた花。
やがて、登場人物たちの抱える痛々しい現実が明るみになる…。
物語は全ての人を巻き込んで終焉へと進んでいく。
「誰が許すのか。」
曖昧なものを許さず、私刑に溢れた不寛容なこの時代。
「許す」ということがどれだけ難しいか。
「許す」ということがどれだけ美しいか。
今だからこそ問いかけたいテーマを、古典的な寓話をベースに展開させる現代の寓話。
キャスト情報:飯田富男役・卯ノ原圭吾

プロフィール
明治大学在学中に「明治大学シェイクスピアプロジェクト」で主役に抜擢されたことを機に俳優を志す。舞台を中心に活動を重ね、現在は映画を中心に幅広いジャンルで活躍している。
代表作には『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』浅利真蔵役、
『六本木クラス』星野役などがある。
2022年公開の『ボクらのホームパーティー』(川野邉修一監督)では、多様な人間模様を描く群像劇に出演し、繊細な感情表現が高く評価され、2024年公開の映画『チャロの囀り』(末吉ノブ監督)では、言葉を失い独自の言語を話すチャロ役で注目を集めた。「圧倒的な人間味」を武器に多彩な役柄を演じ、次世代のカメレオン俳優との呼び声も高い。
コメント
僕は「富男」という役をいただいて、
嬉しいと同時に、不安が押し寄せました。
この役には、底なし沼のような見えないものへの不安と、
まるで子供の時のような無限の可能性を秘めていると感じたからです。
僕はまだまだ未熟者でありながら、
スタッフさん、キャストの力も借りながら、自ら座組も引っ張っていきたいと思っています。
無意識に人に対して張ってしまうバリアを取っ払って、ありのままの自分で
「ペトリコール」に挑みます。
まずはこれから撮影です。
どうぞよろしくお願いします。
キャスト情報:貴島花役・武田梨奈

プロフィール
1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。
09年、「ハイキック・ガール!」で映画初主演。15年「第24 回日本映画プロフェッショナル大賞」新進女優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞。
主な出演作は映画「デッド寿司」(13)、「進撃の巨人」(15)、「世界でいちばん長い写真」(18)、「いざなぎ暮れた」(19)、「ナポレオンと私」(21)、「ジャパニーズ スタイルJapanese Style」(22)、「室町無頼」(25)、「By 6 am 夜が明ける前に」(25)など。
ドラマは人気シリーズ「ワカコ酒」(BS テレ東)、「虎に翼」(NHK)、「民王R」(テレビ朝日)、「MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯⼈です」(カンテレ/フジテレビ)、などがある。
今後は、日米印合作の主演映画「Shambhala Story」の公開を控える。
コメント
「Petrichor」という作品と向き合ってから約一ヵ月、日常の見え方が大きく変わりました。
何気なく聴いていた曲や馴染みの映画、いつもの電車やバスの中、信号を待つ時間さえも、まるで景色が変わったような心の変化に触れながら、日々過ごしています。日常の音や香りも、貴島花という人物を通して、新しい意味を持ちはじめています。
末吉監督をはじめ、スタッフ・キャストの皆さんと台本に描かれていない部分まで、細かくディスカッションを重ねる日々。
押し潰されそうな胸の痛みも、やるせない感情も、しっかりと抱きしめながら、この作品の中で生きたいと思います。
スタッフ情報:監督・末吉ノブ

プロフィール
監督/撮影/プロデューサー
大阪市生野区生まれ。
2000年代より、数々のMVやライブ映像、CMなどを手がける。
代表作は西野カナ、LiSA、MAN WITH A MISSION、Acid Black Cherry、PENGUIN RESEARCHなど。
2020年のコロナ禍により仕事としての映像表現ができなくなった時に、自分で作品を
残そうと思い、完全個人でインディーズでの映像制作を始める。コロナ禍での動きに賛同した仲間をオンライン上で集め、「Sprocket Holes Japan」というオンラインコミュニティを
立ち上げ、クリエーターや俳優・ダンサーなどが有志で集まり(現在300人強)、自主で映像作品を作りまくる。
2022年長編作品「チャロの囀り」を制作。2024年渋谷ユーロスペースを皮切りに東京・大阪にて劇場公開。映画監督としての念願の劇場公開デビューを果たす。2025年には早くも次作「More/モア」が劇場公開(東京のみ)。そして2026年公開に向けて「Petrichor」「結のけむり」と新作も控えている。自身の人生観に基づいた人間味のある作風が持ち味。
コメント
人を信じるということはとてつもなくしんどい。
裏切られることもあるし、裏切ってしまうこともある。
でもその積み重ねがその人間の唯一無二の味を作り上げていく。
だから愛おしいと思ってしまう。
美しいと思ってしまう。
信じたいし、許したい。
現実は痛いくらいに厳しいんだけども。
スタッフ情報:脚本・阿久津京介

プロフィール
演出家/脚本家/俳優
愛知県出身。
主に俳優として活動する傍ら、創作ユニット「もあダむ」の主宰として、同ユニットで上演された舞台演劇公演すべてにおいて、作・演出を務める。
近年では、団体として初となる吉祥寺シアターでの公演(もあダむvol3「もうそうしよう」)を成功させるなど、そのマルチな才能を活かし、舞台・映像問わず、独特な存在感を放つ。
日常の中に突飛な設定を織り交ぜる、緻密で大胆な作風が最大の持ち味。
コメント
人は、過ちを繰り返す生き物です。
大切に想っているのに取りこぼしてしまったり、気付けば邪険に扱ってしまったり。
必死に生きていると忘れてしまうけれど、この世界は、ぼくたちが思っている以上に多面的なんだと思います。
人の数だけ人生がある。物語がある。
自分にとっての悪人も、誰かにとっては恩人で。
誰かの正義が、今日もどこかで誰かを傷付けています。
それでも。だから。
構想約2年。
前々から興味を持っていた、「許す」というテーマで作品を描きました。
この物語が誰かの心に寄り添えますように。
作品概要
タイトル:Petrichor
主演:卯ノ原圭吾・武田梨奈
監督・プロデューサー:末吉ノブ
脚本:阿久津京介
撮影監督:浦翔也
制作:THE DARKMAN TOKYO
製作:Sprocket Holes Japan
X:https://x.com/Petrichor_movie
Instagram:https://www.instagram.com/petrichor_movie/
会社情報

「Sprocket Holes Japan」(通称:スプロケ)
代表:末吉ノブ・佐藤祐介・宮本聖矢
2020年のコロナ禍の真っ最中に立ち上げられたオンライン映像制作コミュニティ。2022年に現体制に変わり、予算規模にとらわれない自主的な映像制作に邁進。
2024年、代表の末吉ノブ監督による長編「チャロの囀り」がスプロケ制作で初の劇場公開(ユーロスペース)。マイクロシアターでの自主興行や、映像演出演技の勉強会など日本の映像業界の底上げ活動も盛んに行い、スプロケのグループ内メンバーで企画〜制作〜配給まで枠にとらわれない活動を行っている。
2025年にはメンバーによる作品が数多く制作される。「More/モア」(末吉ノブ監督)、「帰ってこなかった男」(小嶋貴之監督)、エイベックス株式会社との共同制作「Forgiveness~ワイズマンの孤独~」(浦翔也監督)、そして来年2026年には末吉ノブ監督の新作「Petrichor」「結のけむり」も控える。
X:https://x.com/SprocketHolesJp
Instagram:https://www.instagram.com/sprocketholesjapan
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株式会社ダークマン
- 業種区分
- サービス業
- 代表者名
- 末吉ノブ
- 上場区分
- 未上場