今回の上場に伴い、2021年に上場している東京証券取引所と名古屋証券取引所に重複上場しているのは当社だけです。
当社は2010年に設立し、本年2025年2月に創業15周年を迎えました。
超高齢社会という社会課題に対し、当社は単なる「場所」の提供ではなく、尊厳ある暮らしを支える「住まい」として、高齢者が安心して生涯を過ごせる場所を提供するため、サービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」を展開しています。
自社で用地取得から施設運営までを一貫して手掛けることで、質の高いサービスを手頃な価格で提供しています。

　2025年10月現在、サービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」は、全国11都道府県に36拠点、1,210室を展開しており、今後の更なる発展を目指して、名古屋証券取引所のメイン市場に上場いたしました。

■名古屋証券取引所メイン市場への上場の目的

この度の、名古屋証券取引所への上場の目的は以下の三点です。

第一に、東海地区における当社のプレゼンスの向上です。
現時点で静岡県に5拠点、愛知県に2拠点で事業展開をしており、さらに静岡県浜松市でもう1拠点の開設が決まっているため、本地域での当社の認知度と信用度を高め、事業をさらに加速させてまいります。

第二に、個人投資家との接点の拡大です。
当社の事業は、皆様の暮らしに深く関わる社会インフラであり、より多くの個人投資家の皆様にご理解、ご支援いただくことが、安定した経営基盤に繋がると考えています。
今回の上場により、東海地区を中心に多くの投資家の皆様、特に個人投資家の皆様との接点を増やし、当社の事業への理解を深めていただく機会を拡充していきます。

そして第三に、株主様への継続的な取引機会の提供です。
現在上場しております東京証券取引所グロース市場に加え、名古屋証券取引所メイン市場でも当社株式の売買が可能となることで、流動性を高め、株主の皆様に安心して当社株式を保有していただける環境を整備していきます。

　今後も、東京証券取引所グロース市場、および名古屋証券取引所メイン市場の両市場への上場を活かし、より多くの投資家の皆様に信頼いただける企業として発展を目指してまいります。