奈良市にある世界遺産「古都奈良の文化財」は、東大寺や興福寺、平城宮跡など、奈良市に残る８つの文化資産から構成され、1998年にユネスコ世界遺産に登録されました。2028年にはその登録から30周年を迎えます。

　この節目に向け、奈良の魅力をより多くの方に知っていただくために、全国各地を巡回するパネル展「ポータブル世界遺産センター 旅するパネル展」を開催しています。

　奈良と小浜は、古代より海を通じて深い交流がありました。古代の小浜は、朝廷に天皇が召し上がる食料を納める「御食国（みけつくに）」の一つで、現存する最古の和歌集『万葉集』にも記されています。また、奈良の都と若狭湾を結ぶルートは「鯖街道」呼ばれ、海産物や文化、人の行き来を支えてきました。

　本展では、世界遺産を構成する社寺や遺跡の魅力に加え、小浜と奈良の歴史的関係にもふれながら、写真やイラスト、わかりやすい解説でご紹介します。

　なお、本パネル展は、令和7年度文化庁文化芸術振興費補助金事業です。

■■■ 古都奈良の文化財 旅するパネル展 in 福井県小浜市 詳細■■■

【場所】　小浜市まちの駅 
　　　　　　　福井県小浜市小浜白鬚111-1
【期間】　2025年10月18日（土）～11月2日（日）
【時間】　10：00〜16：00
【入場料】　無料

◆イベント（１） 奈良市の世界遺産「古都奈良の文化財」旅するパネル展　開催

同時開催で、奈良市の世界遺産「古都奈良の文化財」旅するパネル展を開催しています。関連パンフレットも無料でお持ち帰りいただけます。

◆イベント（２）奈良のアンテナショップと奈良の観光案内

本展期間中の11/1、11/2は、奈良のアンテナショップ「奈良のトビラ」も同時開催。奈良県の地域の特産品を含め、奈良で生まれた様々な商品の販売や、観光、イベント、移住、ふるさと納税の情報などの情報をお届けします。（写真は過去開催時のものです）

◆イベント（３） 三角縁神獣鏡チョコレプリカワークショップ

11/1は、三角縁神獣鏡チョコレプリカワークショップを開催します。古墳時代の出土品「三角縁神獣鏡」からとったシリコン型にチョコレートを流し込み、レプリカを作る体験イベントです。固まったチョコレートにキラキラしたパウダーを塗れば、まるで鋳造したての鏡のようになります。完成した”銅鏡チョコ”は、お持ち帰りいただけます。

日　時：　2025/11/1（土）　1) 13:00～ 2) 15:00～
定　員：　各回5名
参加費：　1,500円（材料費・諸経費込み）
予約フォーム：　https://sgfm.jp/f/sankakutobira

◆イベント（４） 講座「奈良・興福寺　国宝五重塔 令和大修理 -大変なんです-」

　11/2は、世界遺産「古都奈良の文化財」の構成要素である興福寺から、辻明俊師をお招きし、現在進行中の「国宝・五重塔」大修理の舞台裏を語っていただきます。小浜市もまた古社寺が多く、「海のある奈良」とも呼ばれるところ。歴史と文化財について楽しく学んでみませんか。

　会場は、小浜市まちの駅の敷地内にある明治期の芝居小屋「旭座」です。舞台背景には松が描かれ、花道もあり、天上からは提灯が下がっています。大変趣のある会場です。

日　時：　2025/11/2（日） 14:00～15:30（受付13:30～）
会　場：　小浜市まちの駅　旭座
定　員：　100名
参加費：　無料
予約フォーム：　https://sgfm.jp/f/obamakoufukuji

■■■ イベントチラシ　■■■

https://powh.nara-event.jp/pdf/20251018_portableWHinOBAMA.pdf
※イベント宣伝にご協力いただける際は、ご自由にご利用ください。

■■■ お問い合わせ先　■■■

ポータブル世界遺産センター（企画団体　一般社団法人ならにみつ）
［担当者］生駒
［Web] https://powh.nara-event.jp/