SNSを通じた投資詐欺被害が相次ぐ|総額数百万円規模の被害報告に弁護士が警鐘
SNSやマッチングアプリを介した巧妙な投資勧誘に注意|被害回復のための法的対応も解説
最近、SNSやマッチングアプリを通じて投資話をもちかけ、高額な金銭をだまし取る被害が全国で相次いで報告されています。静岡・熱海市や焼津市、新潟・糸魚川市、山口・周南市などで、数百万円規模の損害が発生しており、年齢や性別を問わず幅広い層が被害に遭っています。 こうしたSNS型投資詐欺は、巧妙な心理操作により被害者の信頼感を利用し、段階的に金銭を騙し取る手口が特徴です。本件を受け、大地総合法律事務所(代表弁護士:佐久間大地)は、被害発覚後の迅速な相談や取引記録の保存、警察への届け出など、被害回復や損害回避に向けた適切な法的対応の重要性を呼びかけています。
■ 事例紹介
近年、SNSやマッチングアプリを通じた投資詐欺の被害が増加しています。
報道によれば、以下のような事例があります。
- 静岡・熱海市
「現在持っている株を売却して私の言う通りに投資運用をやっていきましょう」と持ちかけられ、550万円をだまし取られる。 - 静岡・焼津市
「もっと儲かる」と誘われ、70代男性が現金およそ600万円をだまし取られる。 - 山口・周南市
会社員の30代男性が暗号資産に関する投資話で29万円相当の被害。 - 新潟・糸魚川市
30代男性がマッチングアプリで知り合った“女性”から投資話を持ち掛けられ、700万円超の被害。
これらの事例から、高額な金銭や暗号資産を騙し取る巧妙な手口が全国で確認されていることが分かります。
年齢や性別を問わず、幅広い層がターゲットになっています。
■ 弁護士コメント(大地総合法律事務所 代表 佐久間大地)
SNS型投資詐欺は、被害者の心理的信頼を巧みに利用する典型的なソーシャルエンジニアリング型犯罪です。
被害を防ぐためには、金銭を渡す前に第三者に相談する、取引記録を必ず保存する、警察や消費生活センターに早期に相談するなど、迅速な対応が不可欠です。
また、被害が発生した場合は、証拠を確保した上で適切な法的手続きを行うことで、回復や損害軽減の可能性が高まります。
■ 注意喚起
- SNSやマッチングアプリでの投資勧誘には安易に応じない
- 不審な連絡や高額投資の提案を受けた場合は、すぐに相談・記録保存・警察や消費生活センターへの通報を徹底
- 特に高額の現金や暗号資産の移動を伴う場合は慎重に判断すること
■大地総合法律事務所について
大地総合法律事務所は、全国対応でご相談を受け付けている法律事務所です。
詐欺被害・借金問題に加え、相続や遺言といった生活に密接な問題に特化したリーガルサポートを提供。
ご相談者様の生活をまるごと立て直すことをミッションとし、精神的・経済的な不安を取り除く法的サービスに注力しています。
◾️事務所概要
弁護士法人 大地総合法律事務所
本社所在地:〒105-0012 東京都港区芝大門2-9-16 Daiwa芝大門ビル 6階・7階
代表取締役:佐久間 大地
取扱業務:詐欺被害/債務整理/誹謗中傷/遺言/相続
HP:https://daichi-lawoffice.com/
■代表弁護士紹介

佐久間 大地(さくま だいち)
第一東京弁護士会所属(登録番号:55138)
中央大学法学部政治学科卒業、中央大学法科大学院修了。都内法律事務所勤務を経て、大地総合法律事務所を開業。
「正しいものが泣き寝入りする社会は許せない」との思いから大地総合法律事務所を設立。詐欺・借金・消費者被害に関する法的支援を専門に扱う。
5万件を超える相談実績から「詐欺師が最も嫌がること」を熟知しており日々の相談対応・交渉・訴訟を通じて、被害者救済と生活再建の支援に取り組んでいる。
近年ではSNSやマッチングアプリを悪用した詐欺、消費者金融を利用させる副業詐欺、仮想通貨詐欺など、複雑化する被害に関するメディア対応も行い、詐欺被害撲滅を目指している。
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