konuma hiroshi ceramic exhibition小沼寛陶展

ギャラリーマミカ

2025.09.21 15:57

フィンランド、フィルカルスで目の前に映った湖の色や自然のうつくしさに感銘をうけ脳裏にやきついた。

一九七〇年、十九歳で単身ヨーロッパに渡りフィンランドの土を踏む。 三十二歳、再びフィスカルスへ。 日本の焼き物の拘束感からふいに解き放たれ「たかが焼き物じゃないか」と思え自由になれた。 作陶をまたはじめる。 その時目の前に映った湖の色や自然のうつくしさに感銘をうけ脳裏にやきついた。

陶芸家小沼寛氏の磁器のうつわ、花器の展示販売会を開催いたします。

 

と き:2025年10/2[木] - 12[日] 11:00-18:30
※月曜、火曜休廊 ※最終日は17時まで
ところ:ギャラリーマミカ企画主催にて、調布市仙川ギャラリーマミカにて個展を行います。

東京都調布市若葉町1-38-64 TEL 03-6750-1528 https://mamica-m.com/

作家在廊予定日:10月2日(木)・3日(金)・ 8日(水 )・ 9日( 木)・12日(日)   
出品作品:器、花器。 

 

作家プロフィール:小沼寛 陶芸家 HP:アトリエ あうりんこ http://aurinkonoko.com/
1970年 19歳、ヨーロッパにわたる。フィンランドの土を踏み、その後、ロンドンに移る
1978年陶芸を始める。
1983年フィンランドのフィスカルスにて作陶。
1984年自らの工房を「アトリエ あうりんこ」とする。
1996年 那須に移住。
個展、ジョイント展多数

 

 

寛氏の個展を企画させていただき、今回で7回目となります。
小沼氏の作品は金属などの釉薬を使って何度も焼成を重ねて現れる自然のもつ表情のような独特な美しい質感や色彩、有機的で植物的ともいわれる手びねりでの
独特で二つと同じものがない造形的な焼き物です。
13年前、2012年11月ごろ、小沼氏の手捻りの焼き物のあるがままの自然体なそれでいてまぎれもなくアートである、"捉われない自由な作風"をみて、
"なんだろう、これは、"とおもい、その後お会いしたところ、小沼氏の生き方までが自由を追求するその作風のままであったと知り深い感銘をうけました。
2年後の2014年企画展個展"天使の羽音"で、小沼氏の焼き物、空気と混ざるように、羽のはえたメッセンジャーたちがたくさんギャラリーに降り立っ
てくれました。すでに30年近く、ギャラリー全盛期のバブルの頃から錚々たる知る人ぞ知る数々のギャラリーで個展をなさっていらっしゃるにもかかわらず、
草の根にまざり隠れているような仙川の小さなギャラリーにも天使たちがたくさん次々と降り立ってくれました。今もその時の感動は忘れません。
ずっと人の中に残り続けるような焼き物やアートを制作し、見えない糸と糸で繋がっているかのような人と人のフィーリングでの繋がりを大切にしている小沼氏と
奥様で盆栽家の加藤文子さんのお二人の生き方は今もそのままです。
たまたま日本にあるけど世界共通で通じる。こんな焼き物が日本にあること、知っていただけたら嬉しいです。
たまたま今日本にいるだけで、世界どこでもアートは共通、この焼き物を見れば、言葉はわからなくても、自由になれ分かり合えるのかもしれません。
フィンランドと日本の国境も超えてこの小沼氏の焼き物が氏の想いとともに届けられたらと願います。
磁器のうつわや花器などの焼き物、100点近くを展示販売します。どなた様もお気軽にお越しください。

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