『マコンデ彫刻 チャヌオ&ダスタニ』開催2025年11月15日(土)~2026年2月15日(日)-マコンデ美術館
チャヌオ&ダスタニ展を開催
マコンデ美術館ではこの度、「マコンデ彫刻 チャヌオ&ダスタニ」を2025年11月15日(土)~2026年2月15日(日)で開催いたします。

東アフリカの豊かな大地に育まれた精緻で力強い造形美は、タンザニアとモザンビークに暮らすマコンデ民族の伝統彫刻に受け継がれています。彼らの彫刻は、人間や精霊の姿を生き生きと造形してきました。
本展では、現代マコンデ彫刻を代表する二人の巨匠、チャヌオ・マンドゥ(1930s-1994)とダスタニ・シモニ(1935-2005)の作品を紹介します。
チャヌオは、緻密で洗練された彫りにより、シェタニ像(サタンに語源を持つ、マコンデに伝わる想像上の霊的存在)や半抽象的な人物像を創造しました。驚くべき独創性と流れるような曲線美は、彼の卓越した感性と素材を巧みに操る技術により生み出されました。
一方、ダスタニは、ジャコメッティの影響を強く受けるとともに伝統的なマコンデのスタイルと融合して、流れるような独創的なフォルムと、大胆に半抽象化したシェタニ像で独自のスタイルを確立しました。彼はマコンデ彫刻の革新者として国際的に高い評価を得ています。
独創的な個性を持つ二人のアーティストの卓越した技術によって生み出された彫刻作品は、生命のエネルギーに満ち溢れています。この貴重な機会に、ダスタニとチャヌオという二つの才能が織りなす芸術の世界を、どうぞご堪能ください。

開催概要
タイトル:マコンデ彫刻 チャヌオ&ダスタニ
開催期間:2025年11月15日(土)~2026年2月15日(日)
会期中の休館日:火曜日、12月30日(火)~1月2日(金)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
会 場:マコンデ美術館
料 金:通常の入館料でご覧いただけます。
大人1,000円、高校生800円、小中学生600円、幼児無料
U R L:https://museum.makonde.jp/
■マコンデ美術館 概要
マコンデ美術館は、「見て、触れて、感じる彫刻の美術館」です。アフリカ・タンザニアのマコンデ族が彫るアフリカ黒檀によるマコンデ彫刻を展示しています。前館長の水野恒男が所蔵する2000点を超えるマコンデ彫刻の中から約400点を常設展示しており、その他、ティンガティンガなどの絵画やアフリカの民族資料を展示しています。アフリカの大地が創り出した生命力あふれる彫刻に出会うことができます。
所在地:三重県伊勢市二見町松下1799-4
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
入場料:大人1,000円、高校生800円、小中学生600円、幼児無料
問合せ先:マコンデ美術館 https://museum.makonde.jp/
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