いまそこにある危機
民間防衛とシェルター
第1回シンポジウム 「いまそこにある危機~民間防衛とシェルター」のご案内
ここ数年、日本を取り巻く安全保障環境は緊張した状況を迎えています。北に核兵 器使用をほのめかすロシア、北西にはミサイル発射を繰り返す北朝鮮、西にはわが国 の領海・領域への侵犯を繰り返す中国。核保有国に囲まれ、いま、世界で最も危険な 地域のひとつであると言ってもよいでしょう。
長年にわたって平和に酔いしれ、民間防衛の意識が希薄だった日本では、攻撃等の 危機に対応できるようなシェルター整備、避難指針、運用、民間防衛組織の結成など はほとんど進んでおりませんでした。
こうした状況を受けて、本年2月に【自衛隊施設の強靭化と官民施設のシェルター 化に関する検討協議会】が立ち上がりました。
本協議会には「一般財団法人災害支援財団」、「一般社団法人SFI研究所」、「非 特定営利活動法人日本核シェルター協会」という、民間防衛の普及を目的として活動 する団体が参画し、互いの知見を持ち寄り、シェルターの整備を推進しています。
本協議会の発足にあたり、より広く民間防衛を周知していただくために、「民間防 衛とシェルター」をテーマにシンポジウムを開催することになりました。
日本には根づいていない「シェルター」とはどのようなものか? 「民間防衛」と は何か? シェルターまでの避難や運用を担う民間防衛組織のあるべき姿は?などを テーマに、海外の事例を参照しつつ、これからの日本の課題に迫ります。
下記に開催要項を記しました。ご参加される方は下記メールアドレスまでお申し込 みください。
実施要項
●日 時 : 令和5年3月14日(火) 13:00~15:00
●場 所 : 一般社団法人東京建築士会セミナールーム 東京都中央区日本橋富沢町11−1 富沢町111ビル 5階
●内 容 : 協議会の設立趣旨説明 一般財団法人災害支援財団 理事長 岩城 誠
日本における核シェルター建設の現状と規格と課題
NPO法人日本核シェルター協会 理事・事務局長 川嶋 隆寛
海外の事例にみる重要施設のシェルター化
一般社団法人SFI研究所 代表理事 Rie Sasaki-Herman
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