【調査結果】テクニカルSEOに関するSEOアンケート調査を実施

株式会社ディーボ

2025.09.05 10:19

525人が回答!サイト運営者が抱えるテクニカルSEOの課題と実態

「テクニカルSEOって、何から手をつければいい?」──そんな疑問に答えるべく、ディーボは525人にアンケートを実施しました。結果からは、内部リンクやモバイル対応などの基本対策は普及している一方で、スピード改善や構造化データなどの高度な施策はこれからという実態が見えてきました。(アンケート結果:https://devo.jp/seolaboratory/103458/)

SEO対策サービスの開発・販売を行っている株式会社ディーボ(札幌市、代表取締役社長:藤沢 竜志、以下:ディーボ)はテクニカルSEOに関するSEOアンケート調査を実施し、その結果を公開しました。

 

アンケート結果:https://devo.jp/seolaboratory/103458/

 

本調査は、ディーボが運営する「SEOラボ」の公式Xアカウント(@seolabo85)にて、2025年2025年8月5日~8月27日の期間、「テクニカルSEO」に関する15項目アンケート調査を実施しました。

総勢525人のアンケート結果を元に、傾向とそこから見える傾向を初心者にもわかりやすく解説します。

 

SEOラボ公式Xアカウント:https://x.com/seolabo85

 

アンケート項目のひとつ「テクニカルSEOにおいて、内部リンクの構造を見直す際に最も重視しているポイントは何ですか?」という質問を実施しました。

内部リンク構造を見直す際に最も重視されているのは、関連性の高いページ同士を結びつけることであることが明らかになりました。

 

「関連性の高いページ同士を繋ぐ」が63.2%と圧倒的に多く、多くのサイト運営者が、ユーザーと検索エンジンの双方にとってコンテンツの関連性を高めることが重要だと認識していることがわかります。

一方で、「重要なページへ多くのリンクを集める」(28.1%)も重要視されており、サイト内の情報の流れをコントロールする意識も高いことが示唆されます。

 

このことから、内部リンクは、ただ単にページを繋ぐだけでなく、コンテンツの文脈を強化し、サイト全体の情報構造を最適化するための重要な手段として捉えられていると言えます。
関連性の高い内部リンクを増やすことは、ユーザーエンゲージメントを高め、クローラビリティを向上させる上で不可欠な施策だと言えるでしょう。

 

 

今回実施したアンケート内容は、下記15項目です。

  • あなたのウェブサイトで、現在どの程度のテクニカルSEO対策を実施していますか?
  • テクニカルSEOにおいてあなたのサイトは、コアウェブバイタル(CWV)の改善にどの程度取り組んでいますか?
  • あなたが現在、テクニカルSEOにおいて最も課題だと感じていることは何ですか?
  • テクニカルSEOにおいて、モバイルフレンドリーなサイト設計(レスポンシブデザインなど)に対応していますか?
  • テクニカルSEOにおいて、構造化データマークアップを、どの程度活用していますか?
  • テクニカルSEOにおいて、あなたのサイトのURL構造は、どのような方針で設計されていますか?
  • テクニカルSEOにおいて、クローラビリティを向上させるために、最も力を入れている施策は何ですか?
  • テクニカルSEOにおいて、重複コンテンツ対策で最も有効だと思う施策は何ですか?
  • テクニカルSEOにおいて、XMLサイトマップを定期的に更新していますか?
  • テクニカルSEOにおいて、robots.txtの利用目的で最も当てはまるものは何ですか?
  • テクニカルSEOにおいて、内部リンクの構造を見直す際に最も重視しているポイントは何ですか?
  • テクニカルSEOにおいて、パンくずリストをウェブサイトに導入していますか?
  • テクニカルSEOにおいて、画像最適化で最も力を入れていることは何ですか?
  • テクニカルSEOにおいて、ページネーション(複数ページに分かれたコンテンツ)のSEO対策は、どのように行っていますか?
  • テクニカルSEOにおいて、内部リンクのアンカーテキストに、どのようなキーワードを使っていますか?

 

今回のアンケート結果から、日本のウェブサイト運営者がテクニカルSEOに対して、いくつかの共通した傾向と課題を抱えていることがわかります。


多くの運営者が、モバイルフレンドリー対応(91.3%)や、キーワードを含んだ階層的なURL構造(75%)など、基本的なテクニカルSEO対策は実施しているようです。
また、XMLサイトマップはCMSで自動更新(54.5%)されており、手間をかけずに基本的な最適化を進めている様子が見受けられます。

一方で、より高度な対策には課題が見られます。特に、ページネーションのSEO対策を「特にしていない」が39.3%、構造化データも「一部にのみ導入」が46.4%と、まだ十分に対応が進んでいません。


また、最も課題と感じている点として「サイトスピードの改善」と「構造化データのマークアップ」が同率で最も多い(各31.3%)ことから、これらの項目が今後の重要な改善点であることが示唆されます。

 

全体として、基本的な対策は押さえられているものの、高度なテクニカルSEOへの対応はこれからが本番であり、特にサイトスピードと構造化データが改善の鍵となりそうです。

 

全てのアンケート結果については、ディーボが運営する「SEOラボ」上に公開しております。

https://devo.jp/seolaboratory/103458/

 

お問い合わせ先と会社概要
●お問い合わせ先
team-f@devo.jp
011-708-0200(平日9:00~17:00)

●会社概要
会社名 株式会社ディーボ
本社 札幌市中央区北3条西2丁目8番地 さっけんビル4階
代表者 代表取締役社長 藤沢 竜志(ふじさわ たつし)
設立 2005年6月
資本金 2000万円
主要取引先 グーグル合同会社、ヤフー株式会社ほか
事業内容 SEO対策サービスの開発と販売

コーポレートサイト https://devo.jp/

●SEO有料ツールサイト
・キーワード発見ツール「キーワードファインダー」: https://keywordfinder.jp/
・完全自動の順位チェックツール 「BULL」: https://bullseo.jp/
・大量順位チェックツール 「BULL GOLD」: https://bullseo.jp/gold

●SEO情報サイト
・SEOの実験やデータ分析など公開「SEOラボ」: https://devo.jp/seolaboratory/

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