【調査結果】日本のK-POPファンが推し曲を聴く時、“原曲”と“日本語版”ではどちらの割合が多い?
K-POPアイドルは自国でリリースする楽曲の他に、ここ日本では“日本語バージョン”を発売することが多いですよね。ネットを利用して現地の曲が自由に聴けるようになった昨今、ファンは日韓歌詞の音源が発表された場合、果たしてどちらをよく聴くのかを調査してみました。
日本の音楽市場にK-POPアイドルが参入してきた当時、そのほとんどが原曲を日本語訳にしてリリースすることが、スタンダートとなっていました。
まだまだ認知度の低かった“K-POP”は、こうして自分たちの楽曲を“J-POP”棚に置いてもらうことで、音楽ファンの目に入るよう戦略を立てたのです。
しかしネット社会が急速に成長し、音楽を楽しむツールがCDではなくデジタル音源へと成り代わった昨今、K-POPを原曲そのままで楽しむことができるようになりました。
“言語”が壁となっていたのも今は昔。皆さんも、日本の地上波でも韓国語曲をよく耳にするようになったのではないでしょうか。
それでも、積極的な“日本語Ver.”のリリースが、日本の音楽ファンへ「人気を後押ししている」と分析する人も少なくなくありません。
そこでDanmee(ダンミ)編集部では「K-POPアイドルの韓国語Ver.と日本語Ver.がある場合、どちらをよく聴きますか?」という質問をぶつけてみました。
どんな結果になったでしょうか。
<調査内容>
「K-POPアイドルの楽曲で“韓国語Ver.”と“日本語Ver.”がある場合、どちらをよく聴きますか?」
●調査期間:2023年2月15日~2月22日
●有効回答数:712票
●調査ページ:https://danmee.jp/survey/oshikatsu-research-0215/
※厳正なる調査のため、1人1回のみの投票で調査実施
<調査結果>
-どちらも聴くが、韓国語Ver.の方 をよく聴く:79.07%(563票)
-韓国語Ver.しか 聴かない:14.33% (102票)
-どちらも聴くが、日本語Ver.の方 をよく聴く:6.32% (45票)
-日本語Ver.しか 聴かない:0.28% (2票)
「どちらも聴くが、韓国語Ver.の方をよく聴く」 が、圧倒的多数という結果になりました。
「韓国語Ver.のみ」という意見を加えれば、93%という驚異的数字です。
「韓国語Ver.の方をよく聴く」「韓国語Ver.しか聴かない」に投票した方からは、「日本語訳に違和感がある」「無理やりメロディーに当てはめている」「韓国語に合わせて作られた音源だから、日本語にすると字余りが目立つ」「推しの使い慣れた言葉の方が思いが伝わって来る気がする」 という意見が寄せられました。
しかし、全面的に否定しているのではなく「日本語歌詞が素敵だから、どちらも聴いてしまう」「日本語Ver.を出してもらえるのは、とてもありがたい事だと思う」「歌詞がしっくりくるものは、リピートしてしまう」 など、どちらか一方を否定しているわけではない、という様子でした。
K-POPアイドルは「韓国でメジャーになる→日本進出!」もしくは「日韓同時デビュー!」という流れが定番になっています。今回寄せられた意見が、現在の日本ファンの偽らざる本音であり、今後の日本の音楽市場に関する何かのヒントなのかもしれません。
Danmeeでは、今後もユニークなアンケート調査を行っていきたいと思います!
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