※1 地方創生SDGs官民連携プラットフォーム 分科会「若者みらい創造プロジェクト」

若者みらい創造プロジェクトとは？

若者みらい創造プロジェクトは、内閣府が発足した地方創生SDGs官民連携プラットフォームの分科会です。

大学生と企業がタックを組んで地方自治体が抱えている地域課題を解決することで、大学生の実践教育の充実と地方創生の推進を目指しております。

立ち上げ背景

Z世代と言われる現代の若者はデジタルネイティブであり、「モノ」や「情報」は既に溢れかえっている状況だからこそ、「体験」や「経験」の豊かさへ価値観がシフトしております。しかしコロナ以降の大学生活や課外活動は、行動制限による影響で「体験不足」に拍車がかかっています。

株式会社リアステージが24年度卒業予定の就活生へ「就職活動における悩み」に関するアンケートを実施したところ、「自己分析」「面接・グループディスカッション」に関する悩みが1番多い結果となりました。

●就職活動における悩みは？(※2)

また具体的にどういった点に不安を感じるか質問したところ、自己分析が悩みと回答した方の約22%は自分に合う企業がわからない、同数でガクチカや自己PRが書けないという悩みが多く、面接やグループワークへの悩みの半数以上が経験不足による不安を感じておりました。

24年度卒の就活生は入学当初よりリモート授業の普及により、同級生同士の横の繋がりだけでなく、サークルや部活動などを通じた上下の縦の繋がりも弱く、就活以前の経験不足、就活時の情報不足に悩まれたり、不安を感じています。
このような「経験不足」の悩みから、就職活動の際にキャリアや仕事観へ不安を感じる方は多くいらっしゃいます。行動制限の緩和が進んだ今こそ、ビジネスリテラシーを学んで選択肢を広げていき、ご自身のキャリアデザインに繋げていただく機会が必要だと感じました。
こういった背景から株式会社GAROOと一緒に、学生・企業・自治体の三方に向けたプロジェクト「若者みらい創造プロジェクト」の発足をいたしました。

※2 【調査概要】
調査対象：2024年度卒業の就職活動を行なっていると回答した男女
調査日：2023年1月
調査主体：株式会社リアステージ
調査人数：270人
調査方法：インターネット調査

今までの活動実績

佐賀県伊万里市の地域活性化に向けた活動を行いました。伊万里市の抱える課題の一つに、市内の若者世代（高校生）が高校卒業後に進学や就職を通して市外に進出することで、若者世代の人口が著しく少ないことが挙げられています。そのため人口減少に拍車がかかっていたり、社会の時流や変遷を取り入れる適応力へも影響が出ていると考えられていました。
 そこで大学生のいる周辺地域に大学生の送り出し機関と、伊万里市に大学生を受け入れるフィールド（受け入れ機関）を設置し、単発のイベントではなく継続的に若者世代が行き来する取り組みを行なっております。

今後の展望

2020年を境に国民の過半数がSDGsを認知し始め、SDGsに取り組もうとする企業は多くあるものの実際に具体的な施策を実施するに至る企業はまだまだ少ないのが現状です。

 当プロジェクトを通し、企業が伴走のもと学生が地方を活性化させていく企画・実施を行い、実践型の教育機関として今までにはない形を実現して参ります。学生は問題解決能力やビジネスリテラシーを身につけ、企業はSDGs、CSR活動によるブランディングが可能になります。
 こういった取り組みにより、地方自治体の問題解決の一役を担うとともに、若い力が日本を変えていける一歩となり、これから先は若者から持続可能な未来の日本の創出を目指します。

 まずその一歩目となる第1期では、本プロジェクトのサポート企業100社を目指し、より早いスピードで地方創生を叶えてまいります。

本プロジェクトへのサポートに関するお問い合わせ：https://reastage.co.jp/contact
 

会社概要

社名： 株式会社リアステージ
URL： https://reastage.co.jp/
本社所在地：東京都渋谷区円山町3番6号　E・スペースタワー4階
代表取締役：白倉 貴之
設立： 2014年10月
従業員数：100名（アルバイト含む）
事業内容：人材紹介事業
マーケティング事業
採用イベント事業
採用関連事業