リモナビ(RemoNavi)の研究機関への無償貢献
研究機関への RemoNavi SaaS の無償利用の提供
RemoNavi SaaS は 「脱VPN」「ゼロトラスト」「エッジコンピューティング」を実現可能な通信ソフトウェア・サービスで、具体的には以下の機能が具備されています。
【通信機能】
- L4(TCP | UDP)レベルの Public 通信を提供します
- VPN機器等一切不要のソフトウェア・サービス。PCとインターネットへ接続できればOK!
- DNATやポートフォーワーディング不要の「NAT超え」
- 中継路は暗号化
- 通信の利用権限付与(利用者、発IP/受IPプレフィックス、利用時間)
- 全通信のアクセスログ
【エッジ・コンピューティング機能】
- L4 通信時、利用者環境に Sender | Receiver Docker を提供 (*1)
- Docker は Ubuntu24 上に必要なアプリを supervisor で稼働管理
- 利用者は apt 等で自由に モジュール登録できます
- Receiver にはデフォルトで、以下のエッジ・モジュールが組み込まれ、稼働しています
- [MQTT Broker (mosquitto)] [RTMP Server (Node-Media-Server)]
- Sender にはデフォルトで、以下のエッジ・モジュールが組み込まれ、稼働しています
- ブラウザ上で動作する [ssh terminal (xterm.js)] [リモートデスクトップ (mstsc.js)]
*1 ) Widnwos版には Sender | Receiver の専用アプリがありますが機能の追加実装等ができません。
システムの無償利用だけでなく、本システムによる技術的な解説や、研究の支援、開発の支援についても業務の空き時間に無償で対応対応しますので、お気軽にご利用ください。(利用は研究等、学術利用に限りますので、その点はご了承ください)
提供目的
日本での通信やセキュリティ通信の開発はもはやブルーカラーなんて文化が根付きつつありますが、それらのサービスや製品は海外の優秀な技術者たちによって開発されたもので、末端開発者の作業によるものではありません。
RemoNavi SaaS は 通信処理が全て内製化され、加えてPublic ネットワーク経由でのゼロトラストを実現する機構を容易に利用することができます。 Public ネットワークで、ソフトウェアのみで、セキュアに、それもL4レベルで通信できる環境を構築するのは容易なことではありません。
そうした通信環境を ①ただ利用するのではなく具体的にどう実現しているかを習得し、②そこに何を加え、何を実現するのか、を「考え」、「具現化」して、「フィールド検証」する、場を提供したいと思っています。
そして、一部の大手企業の技術者だけでなく、より多くにグローバル競争力を持った通信、セキュリティ通信サービスの開発を願ってのことです。
RemoNavi SaaS のガイダンス動画 https://www.youtube.com/watch?v=RH1628d-qV0&t=5s
検証例(テーマはなく自由です。以下はただの例)
- 【エッジ+】任意の広域エッジ間を接続してグラフを構成し、リンクステート型の情報を利用した何がしかの実現。エッジ間通信を使ってMapReduceなどは既視感あり。
- 【エッジ+】接続対象に複数の収集データがあるケースで、利用者ごとの Sender に 最適な Trino 配備によるなにがしかの実現。接続対象へはRemoNaviでゼロトラスト通信可能。
- 【エッジ+】Sender | Receiver Docker に新たな価値を提供する機能を具備し、ゼロトラスト接続で通信、コミュニケーションする。5Gモバイルルータと組み合わせれば、エッジコンピューティング + 移動体サービス も実現。
- 【ゼロトラスト】クラウドとオンプレのハイブリッド利用によるメリットの最大化や、それらの稼働・故障管理
- 【ゼロトラスト・ソリューション】 海外製品には、管理対象に対して「利用申請」「利用」「利用履歴」がセットになったソリューション製品があります。 具体的には、データベース保守の際に、利用申請し、ゼロトラストで当該データベースにアクセスするなどがあります。 RemoNavi はこのゼロトラストでのデータベース通信ができますし、利用申請は 数キロラインの軽微な開発で実現できます。 それを海外製品で実現するには億単位の費用がかかるのです。(もちろんそうした製品は多機能でそれ以外の機能も具備されていますが) NAT超えのゼロトラスト接続ができる強みを生かしたまだないソリューションは世界と戦えます!
- 【その他】RemoNavi は OTPの2段階認証と OTPの代わりに顔認証を具備しています。管理画面全般の新しい形。
- 【その他】本当に全てクラウドで正解か?
【これまでの取組み内容】
- リモナビ資料 Qiita投稿資料 : https://remonavi.com/?pos=saas_doc
- MQTT, NFS, RTMP, ゼロトラスト・Database、 fluendログ転送
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