「災害リスクカルテ」をアップデート

株式会社さくら事務所

2023.02.27 10:00

隠れ盛土と地震保険・水災特約コメントを追加

業界初の個人向け不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人”株式会社さくら事務所(東京都渋谷区/社長:大西倫加)が運営するシンクタンク「だいち災害リスク研究所」は、知りたい場所の自然災害リスク(台風・大雨、地震etc)」をピンポイントで診断する、国内唯一の個人向け災害リスク診断サービス(さくら事務所調べ)「災害リスクカルテ」の有益性をより向上させるためのアップデートとして、公開情報だけではわからない「隠れ盛土」の可能性があるか、また災害に対する保険加入判断の助言として火災保険に地震保険の付帯、また水災特約(水災補償)加入のアドバイスに関するコメントを追加いたしました。

【隠れ盛土コメント】

 国により「大規模盛土造成地マップ」の公開が進んでおりますが、漏れやそもそも対象外の中小規模な盛土地(「隠れ盛土」とも)があります。無数災害リスクカルテでは、もともと土地の改変履歴を読み取っており、海や川、田を埋め立てた場所などの履歴を、災害リスクの判読に活用しておりました。

 そこで、水面を埋め立てた場所だけでなく、谷を埋めた「隠れ盛土地」の可能性がある場所についても、その可能性を記載することを行ってまいります。これまで「大規模盛土造成地」に該当するか、該当しないかは記載していましたが、そこに「盛土の可能性がある」という欄を設け、古地図から見て盛土があると想定される場合に記載する形でお知らせしてまいります。

【地震保険・火災保険(水災特約)コメント】

 災害時、適切な保険への加入は、万が一の被災があった際の生活再建に大きな支えとなります。国内の災害関連に役立つ保険として主なものとしては、火災保険とセットで加入(付帯)する地震保険や、水災特約(水災補償)があります。被害を受ける可能性が高い立地や構造の住宅では、これら保険の加入により、万が一の際の安心につなげることができます。

 「災害リスクカルテ」では、水害、土砂災害、地震の揺れ、津波による建物の被災リスクを示しています。土地の災害リスクをもとに建物の被災リスクを明示しておりますので、これらを考慮したうえで地震保険、水災特約(補償)の加入推奨度合いに関するコメントを追記し、「災害リスクカルテ」のさらなる利便性の向上に繋げて参りたいと考えます。

 なお、第三者的な視点でコメントをするものであるため、特定の損保会社様・商品のご紹介・勧誘などの実施を行うものではございません。

 

コラム:「災害リスクカルテ」をアップデート

https://www.sakurajimusyo.com/guide/34850/

 

■不動産の達人 株式会社さくら事務所■

東京都渋谷区/代表取締役社長:大西倫加
https://www.sakurajimusyo.com/
1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立。「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング企業で2022年2月24日現在で60,132件を超える実績を誇る。

■だいち災害リスク研究所■

所長:横山芳春
https://www.sakurajimusyo.com/daichi/
安全性の高い土地選びと住宅づくりを広めることを目的として2021年に大西倫加が設立。防災のコンサルティング事業を開始し、国内唯一の個人向け災害リスク診断サービス「災害リスクカルテ」を提供する、さくら事務所運営のシンクタンク。

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