インターステラテクノロジズ全面協力、 ロケット開発をテーマとしたWEBTOONプロジェクトが始動
原作者に、「左ききのエレン」著者のかっぴー氏
低価格で便利な宇宙輸送サービスを目指すロケット開発・製造ベンチャー、インターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役社⻑:稲川貴⼤、以下インターステラテクノロジズ)は、マーケティングパートナーであるINCLUSIVE株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田誠、以下INCLUSIVE)と、その子会社である株式会社ナンバーナイン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小林琢磨)とともに、ロケット開発をテーマとしたWEBTOON(スマホ特化型の縦型マンガ)プロジェクトに取り組むこととなりましたので、お知らせいたします。WEBTOONには、原作者として「左ききのエレン」などの著者として知られる“かっぴー氏”に参画いただき、2022年秋ごろの公開を予定しています。インターステラテクノロジズは「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」というビジョン実現のため、エンターテインメントの観点から宇宙産業とロケット開発事業の理解促進と認知拡大を目指す本プロジェクトに全面協力してまいります。
プロジェクト始動の背景:ロケット開発をより身近に
世界の宇宙市場は年々拡大を続けており、「将来宇宙ロードマップ検討会(KEARNEY社)」の資料によると、2018年時点で約40兆円規模の市場が2040年には波及効果も含め約160兆円規模になると予測されています。
今後の著しい成長が期待される産業領域である一方で、日常生活の中ではまだまだ身近なものと認識されておらず、今後の市場拡大にあたってはそれらを身近なものへと“翻訳”し、国民の関心と理解を高めることが必要不可欠となっています。
本プロジェクトには、インターステラテクノロジズおよび北海道大樹町で宇宙港「北海道スペースポート」を推進するSPACE COTAN(本社:北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長兼CEO:小田切義憲)が全面協力します。宇宙産業に携わる人々、ロケット開発への取り組みや想いを、より多くの人々に知ってもらい、子供たちが憧れる産業にしていきたい―そんな想いのもと、WEBTOONという新しいコンテンツフォーマットを通じ、国民の関心と理解を高めることで宇宙産業の盛り上げに貢献してまいります。
WEBTOONとは
WEBTOONはスマホに最適化された、縦読みフルカラー形式の漫画です。韓国で誕生し、その後アジアをはじめ世界中で注目を集めはじめているWEBTOONは、「ウェブトゥーンの世界市場:市場規模・情勢・予測(2021年~2027年)(QYResearch社発行)」の調査によると、2020年の世界WEBTOON市場は約2600億円(23億390米ドル)あり、その成長率を踏まえ2027年までには約1.85兆円(164億5,000万米ドル)に達すると予測されています。ナンバーナインは、その市場性に早くから着目し、日本におけるWEBTOON市場開拓や製作に注力しています。
原作者かっぴー(Kappy)氏について
今回、日本初、民間ロケットで宇宙に到達するまでの波乱万丈な物語をWEBTOON化するにあたり、原作者としてプロジェクトに参画いただくかっぴー氏は、135万部(電子含むシリーズ累計)突破、ドラマ化・舞台化もされた人気漫画「左ききのエレン」をはじめ、「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」「SNSポリス」など、数々の作品を世に出してきた漫画家です。
《かっぴー氏 プロフィール》
1985年神奈川県生まれ。株式会社なつやすみ代表。武蔵野美術大学でデザインを学んだ後、2009年大手広告代理店に入社。アートディレクターを務め、WEB制作会社のプランナーに転職。趣味で描いた漫画「フェイスブックポリス」をnoteに掲載したところ一躍話題に。2016年に漫画家として独立。
株式会社ナンバーナイン 小林琢磨氏 コメント
韓国発のWEBTOONは、国内では最近注目され始めたばかりの新しい表現方法です。前例がない、歴史が浅い、まだまだ未完成なエンターテインメントです。だからこそ、民間から宇宙を目指すという日本では前例のない挑戦を行う今回のプロジェクトの舞台にふさわしいと考えています。宇宙を、WEBTOONをもっと身近な存在にするために、INCLUSIVEさん、インターステラテクノロジズさんと一緒に頑張ります。働くすべての大人たちにワクワクとドキドキを届け、明日への活力になる様な作品にしたいと思います。ぜひ、応援してください!!
インクルーシブ株式会社 代表取締役社長 藤田誠氏 コメント
WEBTOONという新たなコンテンツフォーマットを通じて、ロケット開発に関わる人々の想いや軌跡を多くの人に届けることで、宇宙関連ビジネスをより身近なものにしていきたいと考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。SX(スペーストランスフォーメーション)の一環として本プロジェクトを推進し、宇宙関連事業の盛り上げに貢献してまいります。INCLUSIVEとナンバーナインは、原作者のかっぴー氏、インターステラテクノロジズ、SPACE COTANと協力し、世の中に広く愛される作品を共創することで、宇宙産業を盛り上げる取り組みを推進してまいります。
インターステラテクノロジズ株式会社 ファウンダー 堀江貴文 コメント
宇宙をテーマにした作品は多い。しかし注目を浴びるのはいつも表に出る宇宙飛行士ばかり。でも彼らの宇宙進出を支える無数の人たち存在する事にも光を当てたい、ずっとそう思ってきました。部品の一つ一つに気を配り、真摯な技術開発の現場を支える技術者たちの物語が今回、ついに生まれそうだ。とても期待しています。
インターステラテクノロジズ株式会社 代表取締役社長 稲川貴大 コメント
これまでエンターテイメントとしての宇宙といえばSFが主流だったと思います。これは多くの人に夢を与えて、現実の宇宙開発を進めたという大きな意味があったと思います。一方で、今後ますますリアルな産業としての宇宙産業が出てくるのが現在地点です。ロケット開発の現場のチャレンジングでエキサイティングな環境を多くの人に楽しみながら知ってもらえるようにご一緒していきます。
《INCLUSIVE株式会社 会社概要》
INCLUSIVE株式会社は「必要なヒトに、必要なコトを。」をビジョンに掲げ、メディア企業を中心とした事業会社や、クリエイターのDXを推進する「事業開発会社」です。広告関連事業に加え、個人課金事業やメディア関連サービスのSaaS、地域創生関連サービスを展開しています。
直近ではさらなる新規事業の取り組みとして、衛星を活用してあらゆる産業を効率化する「SX」(スペーストランスフォーメーション)を推進しています。
代表者 : 代表取締役社長 藤田誠
所在地 : 東京都港区南青山5-10-2 第2九曜ビル3F
https://www.inclusive.co.jp/
《インターステラテクノロジズ株式会社 会社概要》
インターステラテクノロジズは、圧倒的に低価格で便利な宇宙輸送サービスにより宇宙へのインフラを構築し、誰もが宇宙に手が届く未来の実現を目指すスタートアップ企業です。北海道大樹町に本社を置き、東京支社と福島支社、室蘭技術研究所(室蘭工業大学内)の4拠点で開発を進めています。観測ロケット「MOMO」は2019年5月に国内民間企業で初めて宇宙空間に到達、2021年7月には2機連続での宇宙到達に成功しました。次世代機となる超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」も開発を本格化させています。
所在地 : 北海道広尾郡大樹町字芽武149番地7
代表者 : 代表取締役社長 稲川 貴大
事業内容 : ロケットの開発・製造・打上げサービス
http://www.istellartech.com/
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