詐欺加害者に背負わされた借金に返済義務はある?弁護士が解説する「詐欺被害×債務」のリアルな実態と対応策
「騙されたのに借金だけが残る…」――二重に苦しむ被害者を救うために。大地総合法律事務所が詐欺×債務の問題に特化した支援を解説。
副業詐欺や情報商材詐欺などの被害が全国で相次ぐ中、「騙されたうえに借金まで背負わされた」という深刻な相談が増加しています。
特に最近では、遠隔操作アプリ「AnyDesk(エニーデスク)」を使い、スマートフォンやPCを乗っ取って消費者金融から借金させる手口も横行しています。
こうした背景を受け、全国対応で詐欺被害・借金問題に特化する大地総合法律事務所は、
詐欺被害で負わされた借金に返済義務があるのかをわかりやすく解説した記事
『詐欺で借金をさせられた場合、返済義務はある?』(https://daichi-lawoffice.com/sagi-port/fraud-debt-repayment-duty/)を公開しました。
【背景】
近年、SNSやマッチングアプリを通じた副業・投資・ロマンス詐欺が横行しています。
なかには、「確実に儲かる」と言われ、借金をして支払ったにも関わらず、詐欺と気付いたときには多額の負債だけが残るケースも少なくありません。
このような被害者が直面するのが、「借金の返済義務はどうなるのか?」という現実的な問題です。
■ AnyDesk(エニーデスク)を悪用した手口:「あなたの画面、勝手に動いていたら危険」
弊所への相談で増えているのが、遠隔操作アプリ「エニーデスク」の悪用です。
被害者はエニーデスクで画面を見られながら、業者の指示に従って自分で借り入れ手続きを進めさせられます。
・少しでも手が止まると「どうしましたか」「今更やめるんですか」と声をかけられ、怖くて抵抗できずそのまま進めてしまった
・言われるがまま従っているうちに、よくわからないまま借金をしてしまった
こうしたご相談を多く頂いています。
■ 詐欺なのに「自分で借りた」とされる構造的な問題
被害者の多くは、本人名義で借り入れがされていることで「自分が悪いのでは」と思い込み、返済義務を受け入れてしまいます。
しかし、実際には詐欺業者の誘導や遠隔操作により、強引に借入手続きが行われているケースもあり、そのような事情を踏まえて債務整理や返金交渉などの法的対応が可能な場合があります。
【弁護士コメント】
「詐欺被害と債務は切り離して考えられがちですが、実際には密接に結びついています。
被害者をさらに追い詰める構造を変えていくには、正しい理解と社会全体の意識が不可欠です。
弊所は引き続き情報発信を行い、多くの方が救済の道を選べるよう支援を続けてまいります。」
【大地総合法律事務所について】
大地総合法律事務所は、全国対応でご相談を受け付けている法律事務所です。
詐欺被害・借金問題に加え、相続や遺言といった生活に密接な問題に特化したリーガルサポートを提供。
ご相談者様の生活をまるごと立て直すことをミッションとし、精神的・経済的な不安を取り除く法的サービスに注力しています。

代表弁護士紹介
佐久間 大地(さくま だいち)
第一東京弁護士会所属(登録番号:55138)
中央大学法学部政治学科卒業、中央大学法科大学院修了。都内法律事務所勤務を経て、大地総合法律事務所を開業。
「正しいものが泣き寝入りする社会は許せない」との思いから大地総合法律事務所を設立。詐欺・借金・消費者被害に関する法的支援を専門に扱う。
5万件を超える相談実績から「詐欺師が最も嫌がること」を熟知しており日々の相談対応・交渉・訴訟を通じて、被害者救済と生活再建の支援に取り組んでいる。
近年ではSNSやマッチングアプリを悪用した詐欺、消費者金融を利用させる副業詐欺、仮想通貨詐欺など、複雑化する被害に関するメディア対応も行い、詐欺被害撲滅を目指している。
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