親子孫三世代、誰もが楽しめる「フリーでボーダーレス」な音楽フェス「日比谷音楽祭」に、障⇔障継承プログラムwith supported by RELIVEのブースが出展
日本の野外コンサートの歴史をつくってきた音楽の聖地「野音」を擁する日比谷公園で、素晴らしい音楽体験をすべての人に向けて開く「フリーでボーダーレス」な音楽イベント、日比谷音楽祭。
音楽プロデューサー亀田誠治さんが実行委員長を務める本フェスは、世代やジャンル好みを超えた様々なアーティストが数多く出演し、幅広い年代の人たちが音楽を楽しむことができる音楽フェスだ。

<日比谷野外音楽堂でのライブステージ>
音楽を楽しんだ一人一人が音楽を支えることで、音楽文化が紡がれ豊かになる。音楽が人々の暮らしに自然と根を張り日々を豊かにする。そういう新しい音楽の循環のある新しいステージに、みんなで進むことを目指して2019年に設立された本フェス。そんなフェスの出展ブースも飲食をはじめ、楽器販売やSDGsをテーマしたブースなど幅広いジャンルのブースが〝ボーダレス〟に立ち並ぶ。
そんなブースたちの中に、〝働いて生きていく〟をテーマに障がい者雇用や障がい福祉の情報を提供しているポータルサイト「障⇔障継承プログラム」が、(角川クラフト)が、多数の障がい者を雇用する「エフピコダックス」とともに、TVCMで話題の機能性ウェアを製造販売する「りらいぶ」のサポートの元、〝障がいがあってもなくてもやりがいと働きがいを持って生きていける未来„をコンセプトに掲げて出展した。
[SHEAD]「着る元気」が認知される時代を求めて
みんなが健康で豊かな生活を。[/SHEAD]

<株式会社りらいぶ創設者、佐々木貴史社長>
りらいぶの佐々木貴史社長は幼いころから虚弱体質に悩んでおり、さらに介護士の妹が、1日に何度もお年寄りを抱き起したり、ベッドから車椅子に移動させる重労働から体が悲鳴を上げ、志半ばで退職したという経験がある。そこで、自身の体質改善と妹の思いをくみ取り2017年に「身体機能研究所」を設立。そして〝リライブウェア〟を開発した。2023年には「りらいぶ」に社名を変更しリライブウェアを広めてきた。そんな経験を持つ佐々木社長の「困っている人を助けたい」という想いが、「すべての人にボーダーレスな音楽祭」という日比谷音楽祭のコンセプトと「働いて生きている障がいのある彼らの経験や技術、想いを未来の子どもたちへ継承していく」という「障⇔障継承プログラム」の理念と通じ、今回、角川クラフト、エフピコダックス、りらいぶの3社で「障⇔障継承プログラム with supported by RELIVE」として日比谷公園・草地広場に出展することになった。
りらいぶ社の商品・リライブウェアは、独自開発の「間接テーピング®」の技術を応用したシャツ。 医療現場やアスリートたちに活用されているテーピングを効果的に腰や肩などをサポートする場所にテーピングの代わりとなる リライブ加工(複数の特殊加工をした鉱石のプリント)を施し、誰でも簡単に、気軽にテーピングを着るウェアとなっている。
今回は、そんなリライブウェアを障がい者を含む当ブーススタッフ全員に支給していただき、日比谷音楽祭当日を迎えることになった。
[SHEAD]音楽を聴きながら、障がい者と健常者が入り混じり、助け合う理想の未来を体験してほしい[/SHEAD]

<障⇔障継承プログラムのブース写真>
1日目はあいにくの雨。そんな中、開演前に日比谷音楽祭実行委員長の亀田誠治さんがブースにご挨拶にいらっしゃった。早速リライブウェアを体験してもらうことに。着るだけで血行が促進されるリライブの商品、そのキャップを被るだけで不思議なことに肩の可動域が大きく変わることに驚く亀田誠治さん。
その後、ブースの障がい者スタッフたちとともに記念撮影。「頑張ってね」という言葉をかけてくださった。
そんな亀田さんも驚いたリライブウェア。一見、嘘のように聞こえるが実際に体験されたお客様は皆、口をそろえて「これは本当にすごいんだ!!」と驚き、興味津々。おおいに盛り上がっていた。
また、そんなリライブウェアの体験販売とともに、全国の働いて生きている障がいのある方たちが丹精込めて作った野菜と、生豆の状態から悪い豆をピッキング、さらに焙煎後の豆をもう一度ピッキングという丁寧な作業を経て作られたコーヒーを販売。ちなみにこのコーヒーを作っている角川クラフトは日比谷音楽祭のクラウドファンディングへ会場に支援した際の返礼品としてコーヒードリップパック「亀田ブレンドGOLD」を提供している。コーヒーも野菜も障がいのある方がメイン事業として手掛けたもので、味・品質ともに一級品である!

<日比谷音楽祭クラウドファンディングの返礼品「亀田ブレンドGOLD」>

<亀田誠治さんとの記念写真>

<リライブウェアを体験する亀田誠治さん会>
そして2日目、昨日とは打って変わって朝から強い日差しに照りつける太陽。
「おはようございます!今日も頑張ります!」
と元気いっぱいな声が聞こえた。重度知障がいの○○くんである。今回、知的障がいのあるスタッフが三名、エフピコダックスから応援に駆けつけてくれた。出展も2日目、昨日も朝から晩まで雨の中作業をしていたこともあり全員の顔に疲れが見える中、彼らの声と笑顔にみんなの表情が和らぐ。
お昼が近くなり太陽も一層高く上り気温も上がる中、たくさんの方が草地広場に来場しだす。どのブースも混雑していく中で、
「野菜いかがですか?!1000円です!」
「アイスコーヒーいくらですか?!美味しいです!」
その横でお客さんにコーヒーの値段を聞いてしまう△くん。たぶん、「アイスコーヒーいかがですか?」と言いたかったのだろう。元気があり人一倍働くがついつい天然な部分が出てしまう△くん。でも、そんなキャラクターのおかげでまわりの空気が一層和む。お客さんの表情が彼らの仕草や言動で笑顔になる。

<お客さんに向けて元気よく宣伝するエフピコダックスの障がいのあるスタッフたち>
食品トレーの仕分けワークショップでは、実際に子どもたちがトレーを分別し、リサイクルできるものとそうでないものを、クイズ形式で子どもたちに答えてもらうという体験だ。
「どれがリサイクルできるトレーでしょう??」
たくさんのトレーの中から、子どもたちは必死にこれだ!と思う一枚を障がいのあるスタッフのもとに持ってくる。
正解だと、両手で大きく円を描き満面の笑みで「正解!」と褒め
間違っていると両手で大きく×を作り「ブブー!」と答える。

<トレーの仕分けワークショップの風景①>

<トレーの仕分けワークショップの風景②>
すごいのは障がいのある彼らが、その場にいる私やスタッフの誰よりも子どもと上手に接してことだ。彼らにしかできないこと、彼らだからできること。もちろん彼らにもできないことはある。それは私たちが支えればいい。逆に私たちができないことは彼らに助けてもらおう。この日のあたたかく笑顔にあふれた景色はそうして作られたのだから。この景色がどこででも見られるようになったらと思う。
会社HP
■株式会社りらいぶ[LINK(url)]https://www.reliveshirts.com/[/LINK]※
■エフピコダックス株式会社[LINK(url)]https://www.fpco.jp/about/message.html[/LINK]※
■株式会社角川クラフト[LINK(url)]https://www.kadokawa-craft.jp/[/LINK]※
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