「eスポーツ×民泊」で地域創生へ 「民泊型ゲーミングハウス」セミナー開催、全国展開を視野に

TFOA株式会社

2025.05.09 13:30

【取材案内】第二回セミナー 5月18日(日)10時より池袋にて開催

空き家問題、若者支援、そして民泊市場の差別化——これら社会課題とビジネス機会を同時に捉えた新しい挑戦が始まった。TFOAが仕掛けるeスポーツと宿泊体験を融合させた民泊型ゲーミングハウス構想は、単なる収益モデルにとどまらず、地域に新たな価値をもたらす可能性を秘めている。

イベント概要・報道ポイント(要約)

・空き家・若者支援・民泊を結ぶ「民泊型ゲーミングハウス」構想を初披露
・実際のリノベ事例で「賃料2倍」の実績
・体験型民泊+eスポーツという新市場を提示
・不動産オーナー・民泊事業者から13名参加
・2026年までに130戸展開を計画、民泊は100拠点以上を目指す

■セミナー開催概要

TFOA株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:島津秀和)が2024年4月19日(土)午前10時より、東京都豊島区のとしま区民センターにて開催した「民泊型ゲーミングハウス」セミナーには、不動産関係者、民泊事業者、不動産オーナーら約13名が参加。イベント終了後には5件を超える協業相談が寄せられました。

第一回目のセミナーの概要はこちら:https://presswalker.jp/press/72916

■仮屋氏によるゲーミングハウス×民泊市場の可能性と展望

不動産オーナーとして190戸以上を運営する仮屋氏が登壇。「民泊を副業でなく事業として捉えることが成功の鍵」と語り、体験型民泊が今後の主流であると指摘しました。

ゲーミングハウスは、価格競争から脱却し、訪日外国人のサブカル需要にも対応可能。趣味性・地域性を融合した体験民泊は注目度が高いのではとお話されました。

今後は“泊まる”だけでは差別化が難しく、体験やコンセプト性を備えた民泊が主流になると指摘しました。さらに、旅行者の行動変化として、旅先での体験価値やストーリー性を重視する傾向が強まっていることに言及し、これからは『目的を持って泊まりに行く宿』が選ばれる時代であると語りました。

『地域資源や趣味性を活かした滞在体験こそが、価格競争から脱却する鍵になる。島津氏が手がけるゲーミングハウスは、ゲーム文化に関心のある外国人旅行者の滞在ニーズと高い親和性を持っており、今後の成長が期待される分野だ』

仮屋氏も宿泊施設の再生と地域資源を掛け合わせた民泊プロジェクトに取り組んでおり、各地での事業展開を進めていると話しておりました。

■島津氏によるゲーミングハウスの展望と実例紹介

後半は、ゲーミングハウスの運営を担うTFOA代表の島津秀和氏が登壇しました。島津氏は、当日の講演で自身の6年間にわたる構想を振り返りながら、「これは単なるビジネスではなく、社会の仕組みそのものを変える取り組みである」と強調しました。特に、eスポーツと民泊を掛け合わせることで、空き家を文化的な拠点へと再生し、新たな社会的価値を創出するというビジョンを語りました。

島津氏は、若者が自分の居場所を得ることの重要性や、ゲーミングハウスを通じた地域活性化の可能性についても触れました。たとえば、池袋の築38年の空き物件をゲーミングハウスへと改装し、従来の家賃9万1,000円から18万9,000円へと大幅な価値向上を実現した事例を紹介。ゲーミングハウスにすることで物件価値が約2倍になる結果もアピール。さらに、宿泊需要にも対応可能な設備で、年間の稼働日を最大化する「民泊180日+レンタル」というハイブリッド型の新モデルを提案しました。

続けて「繁忙期の180日は民泊として周知・稼働させ、残りの185日を拘った“ゲーミングハウス”として提供することで、レンタルとしての価値が追加される。『eスポーツチームが1か月間、合宿で利用したい』や『eスポーツ事務所に加え、芸能事務所、インフルエンサー事務所の撮影や配信スタジオにも活用できる』など、個人需要に限らず、法人需要が見込める」と話をしていました。

■想定テナント像と市場ポテンシャル

ゲーミングハウスおよび民泊型ゲーミングハウスは、単なるeスポーツ向け物件ではありません。そのユニークな設計と柔軟な利用形態により、以下のような幅広い層の「住む・借りる・泊まる」ニーズに応えられる構造となっていると語りました。

訪日外国人観光客のうち、アニメ・ゲーム・サブカルチャーを目的とする層は全体の2割から3割とも推計され、日本国内の民泊型ゲーミングハウスへの需要は拡大が見込まれるのでは、と語りました。「海外のインフルエンサーがこの民泊で配信するだけでも国内外で必ず話題になる。この活動が最大のマーケティングと言えるだろう」。

日本国内は、α世代・β世代を中心に「動画配信」や「ゲームを仕事にしたい」と考える若者は増加傾向にあり、日本国内だけでもeスポーツ関連人口は600万人超、ゲーム実況視聴者数は6,000万人を超える規模といわれています。「民泊型ゲーミングハウスを知ってもらうことで若い世代にも周知され、地方へ訪れるきっかけにも繋がる」さらに「ゲーミングハウスに住みたいと思う若い世代を増やしていきたい」と話していました。

参加者からは「差別化が難しい業界。ゲーミングハウスのアイデアには可能性を感じた」( 民泊事業者)、「eスポーツに関心がない層にも“体験型宿泊”としても十分魅力がある」(不動産オーナー)。「空き室がコストになっていたが、コンセプト次第で利益に変わると実感した」( 都内マンションオーナー)などのコメントを頂きました。

■第2回セミナー開催決定のお知らせ

ご好評につき、民泊向け「ゲーミングハウス・セミナー」の第2回開催が決定いたしました。前回に引き続き、不動産オーナーや民泊事業者の皆さまに向けて、体験型民泊の最新トレンドと導入事例をご紹介いたします。

開催日時:2025518日(日)10:00

会場:としま区民センター(東京都豊島区東池袋1丁目20-10

本セミナーでは、メガ大家様による民泊経営の最新事例やゲーミングルーム化による収益化、民泊180日+月額レンタルのハイブリッド運用モデルの実践的な導入方法をご紹介予定です。

地域資源とeスポーツを掛け合わせた宿泊施設づくりにご関心のある不動産オーナー様・民泊事業者の皆様はもちろん、本テーマに関心のあるマスコミ関係者の方のご取材・ご参加も受付しております。マスコミ関係者に置かれましては、5月17日(土)17時までに、広報担当までにお申し付けください。

TFOA() 代表取締役 島津秀和について

1983年生まれ。高校卒業後に渡米し、全米トップの映画専門学校を主席で卒業。帰国後はTBSやIT企業での経験を経て27歳で外資系企業のアジア統括に就任。2013年からは中国・上海にて起業し、法律事務所や政府系機関と連携しながら、クロスボーダーM&Aを15件以上実行。2020年のパンデミックを機に日本へ軸足を移し、2024年11月、若手クリエイターを支援する新たなインフラ「CREATORZ WORLD」を立ち上げた。

ゲーマーやストリーマーが配信に没入できる空間を“部屋単位”で設計し、第一弾として「ゲーミングハウス」を発表。賃料の向上に成功した“コンセプト型賃貸”として不動産オーナーからの評価も高い。2026年までに全国130戸の展開を計画しており、空き家や空室を活用した地域創生にも寄与する構想だ。「配信を通じて、世界に自慢できる部屋が完成した」と語る島津のビジョンは、不動産、eスポーツ、そしてクリエイター経済の新たな接点として注目されている。

会社名:TFOA株式会社
代表取締役:島津秀和
所在地:東京都港区東麻布1-9-11 Growth by IOQ #403
設立:2018年7月23日
事業内容:CREATORZ WORLDの運営、ライブコマース、動画配信者マネジメント、​eSports選手の育成、コンテンツ企画/制作、リノベーション、不動産仲介

CREATORZ WORLD:https://www.creatorz.world/

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