GW中の“空き家”が危ない!戸建てを守る7つの防犯ポイント
住宅への侵入窃盗、1日平均48件の事実
個人向け総合不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人株式会社さくら事務所”(東京都渋谷区/社⻑:大⻄倫加)は、ゴールデンウィークをはじめとする長期休暇中に家族全員で外出する機会が増える中、戸建て住宅を狙った空き巣や強盗のリスクに対し、住まいの専門家としての見地から「家庭でできる防犯対策」について発表しました。本件に関する取材やご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
最も多い手口は鍵の締め忘れ
警察庁の統計「住まいる防犯110番」によると、令和5年の住宅侵入窃盗は1万7,469件発生しており、1日あたり約48件が発生している計算です。、侵入窃盗の手口別認知件数をみると、空き巣が最も多く、約1/4を占めます。侵入窃盗のうち最も多い手口は“無締まり”(鍵の締め忘れ)で46.3%、侵入経路の35.8%がガラス破りによるものです。これらのデータは、長期の留守中に施錠を怠ったり、防犯対策が不十分な住宅が狙われやすいことを示しています。
住まいの専門家が推奨する「戸建ての防犯」7つのポイント
- 戸締りの徹底:玄関・1階・2階・勝手口すべてを「必ず施錠」。鍵のかけ忘れが被害の最大要因。
- シャッター or 雨戸の活用:出発前に必ず全て下ろす。新築やリフォーム時は「電動式+一括操作」がおすすめ。
- 防犯フィルムと補助錠の設置:ガラス破り対策に有効。1つの鍵だけでなく、“2重・3重の対策”が重要。
- 防犯カメラ・センサーライトの導入:「見られている」感を演出することで犯行を未然に防止。スマホ連動型も低価格で普及。
- 侵入の足場になりうる物の撤去: 脚立・自転車・収納ケースなど「登りやすい物」は玄関や外構周辺に置かない。
- 植栽・塀・生け垣の配置にも注意:高すぎる塀や生け垣は目隠しとなり逆効果。「見通しの良い玄関先」を心がけて。
- 「中途半端」は逆効果!“複合的”な防犯を意識:「センサーライト+防犯フィルム+砂利+カメラ」など、2~3重の対策の組み合わせを。
「入らせない」ではなく「入ろうと思わせない」が防犯の本質
家を長期間空ける際に最も重要なのは、侵入者に「この家は入りにくそう」と思わせることです。シャッターや雨戸があれば必ず閉める、窓は二重ロックを徹底するなど、基本の対策を確実に行うことが最大の防御になります。さらに最近は、スマートフォン連動の防犯カメラが手軽に導入可能で、玄関や勝手口、窓周辺に設置しておくだけでも「防犯意識が高い家」という印象を与えることができます。侵入者は“入りやすそうな家”を選びます。だからこそ、“入らせない”よりも“入ろうと思わせない”意識が大切です。
詳細は下記チェックリストをご覧ください。
長期不在前の必須項目!「うちは大丈夫?」戸建て防犯セルフチェック
さらに具体的なお話が聞きたい方はお気軽にお問合せください。専門家が事例と共に取材にてお話させていただきます。
さくら事務所について
株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング企業です。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立。第三者性を堅持した立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)やマンション管理組合向けコンサルティング、不動産購入に関する様々なアドバイスを行う「不動産の達人サービス」を提供、64,000組を超える実績を持っています。
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