岐阜県郡上市の中山間地域で災害時等の状況調査を想定したドローンレベル3.5飛行を実施
合同会社おくみの空域産業(岐阜県郡上市)は、2025年4月8日(火)に岐阜県郡上市八幡町河鹿地区にて、道路の遮断リスクのある地域で災害等の発生時における状況調査を想定し、小型ドローンによる無人地帯における補助者なしの目視外飛行(通称:レベル3.5飛行)をDJI AIR 3により実施しました。
[飛行経路]
(地理院地図より作図)
飛行は河鹿二区自治会様にご協力いただき岐阜県郡上市八幡町の中山間地域である河鹿地域にて実施しました。離着陸地点は、集会所や一時避難所として利用される河鹿二区集落センターを使用し、小駄良川に沿って上流方向へ約700m飛行し、経路周辺を撮影し、状況調査を行いました。
[使用機体]
本飛行は、DJI社の比較的小型の空撮機であるDJI AIR 3を使用して行いました。
機体諸元
大きさ:全長約33cm
重量:約0.7kg
[今後について]
多機能な産業用機種に対して、小型の空撮機は各種センサ類や自動操縦機能等において制限がある一方で、小型で扱いやすく比較的多くの自治体様で導入されていることから、レベル3/3.5飛行により無人地帯が広範囲に渡って広がる地域におけるドローンの活用の幅を広げることにつながる可能性があります。
試験を実施した道路遮断や孤立リスクのある地域は全国で無数にあることから、同じような場所での災害に役立てるよう、引き続き飛行、データ取得の方法や安全な運航体制等の調査を行っていきたいと考えております。
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