LinkedIn、仕事に関する意識調査を実施 日本では62%が「自分の仕事に自信あり」キャリアアップ実現へのカギは「専門性の獲得」

リンクトイン・ジャパン株式会社

2023.01.30 11:00

ビジネスに特化した世界最大のプロフェッショナルネットワークであるLinkedIn(リンクトイン、日本法人所在地:東京都千代田区)は、仕事に関する意識調査を実施し、日本では調査対象となった就労者の62%※1が自分の現在の仕事に高い自信を持っていることがわかりました。また回答者の約半数(49%)が不透明な経済環境は自身の仕事に影響していないと答えました。

本調査は、就労者が働き方の現状の希望をどのように考えているかを調べようと、日本を含む世界17カ国で18歳以上の就労者約2万3,000人を対象に行われました。日本では約1,000人を対象に調査が行われ、キャリアアップを実現するには「スキルアップ」が必要であり、「専門性」の獲得が課題として認識されていることがわかりました。

新型コロナウイルスの感染拡大以降、就労者の多くが環境の変化へのレジリエンス(耐性)を培い、キャリアアップのために新しいスキルを身につけることに投資してきました。LinkedInのデータによると、世界中でLinkedInのプロフィールにスキルを新たに追加するしたメンバー(会員)は前年比で43%増加し、過去12ヶ月で新たに追加されたスキルの総数は3億6,500万に上ります。

【現在の仕事に「満足」。一方で今の会社や仕事に対する懸念も】
「今の仕事にどの程度満足しているか?」という質問に対し、「満足している」と回答した人は46%※2で、「満足していない」と回答した27%※3を上回りました。また、半数を超える人(53%※4)が自分の仕事に全力で取り組んでいると回答しました。

図:今の仕事にどの程度満足しているか

 

図:自分の仕事に全力で取り組んでいるか

今の雇用主や仕事に関して持っている懸念を聞いたところ、「無し」(39%)が最も多かった一方で、「求められる水準以上の仕事をしても、気付いてもらえないような気がする」(21%)、「今の仕事ではキャリアップの機会が限られていると感じる」(19%)、「疲弊して何もやる気が起きなくなった」(14%)が上位となりました。
これらの回答から、現状の仕事にある程度満足しつつも、評価やキャリアアップに関して懸念を抱いている人が多いことが伺えます。

図:今の雇用主や仕事に関して、どのような懸念を持っているか?

【賃金を上げるためには「転職」と「スキルアップ」が鍵!? 専門的な知識やスキルの向上が課題に】
また、「日本では長い間、賃金が上がっていないと言われている中、自身にとっての解決策は?」という質問に対しては、「近い将来、転職する」(20%)に続いて「自分のスキルを高めて、今の会社で昇給を受ける」(16%)が多く挙がりました。
このほか「転職やキャリアアップに際し、抱えている課題」について聞いたところ、「専門分野」と答えた人が35%に上り、「言語スキル」(17%)が続きました。

図:日本では長い間、賃金が上がっていないと言われている中で、あなたにとっての解決策は?

図:転職やキャリアアップに際して、あなたが抱えている課題

今回の調査結果から、報酬を高め、キャリアアップを実現するために、専門的な知識やスキルを高めることが必要であると感じている人が多いことが明らかとなりました。
LinkedInではeラーニングのプラットフォーム「LinkedInラーニング」を通じて、オリジナル学習コースを会員向けに提供しており、多くの日本の企業でも従業員のアップスキリング、リスキリングのために導入されています。LinkedInは引き続き、日本のプロフェッショナルの皆様の専門性の獲得、スキル向上に貢献していきます。


※1 「非常に自信がある」「やや自信がある」の合計
※2 「とても満足している」「やや満足している」の合計
※3 「あまり満足していない」「まったく満足していない」の合計
※4 「とてもよく当てはまる」「当てはまる」の合計

<調査概要>
2022年12月7日から同12日にかけて、調査実施国(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、インド、シンガポール、オランダ、ブラジル、オーストラリア、メキシコ、アイルランド、スペイン、イタリア、日本、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、スウェーデンの17か国)の18歳以上の就労者計22,985人を対象にオンラインアンケート調査(第三者調査機関Censuswideに委託。Censuswide は、ESOMAR の原則を遵守しており Market Research Societyの会員を雇用しています)を実施。日本では計1,026人を対象に実施。
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合があります。
※本調査結果や分析をご掲載の際は『LinkedIn調べ』と明記ください。

● LinkedInについて
LinkedInは、世界200以上の国と地域に8億7500万人以上のメンバーを有する世界最大のプロフェッショナルネットワークです。世界中のプロフェッショナルをつなげることで個人と組織の生産性を高め、さらなる成功に結びつけると同時に、企業における採用、マーケティング、営業などの分野に変革をもたらします。LinkedInは、世界中で働くすべての人々に経済的なチャンスを作り出すことを目指しています。https://www.linkedin.com/

● LinkedInラーニングについて
LinkedInラーニングは、各分野のエキスパートを講師に迎えたオリジナルの学習プログラムを提供するオンライン学習プラットフォームです。ビジネス、テクノロジー、クリエイティブなどのカテゴリーで各種学習コースを11か国語で1万8,000コース以上提供しており、このうち日本語のコースは1,100以上に上ります。AIによるおすすめ機能など最新のテクノロジーで一人ひとりの学習をサポートします。
https://learning.linkedin.com/ja-jp

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