生物多様性を1000種のクッキーアートで表現するクリマロが登録博物館の動物園「日本モンキーセンター」とコラボした霊長類を15種展開へ

株式会社クリマロ

2025.03.21 10:00

約1,000種のクッキーアートで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、世界有数の展示種数を誇るサル類に特化した日本モンキーセンター(犬山市、運営:公益財団法人日本モンキーセンター)とのコラボ第二弾として、霊長類コレクション15種を4月5日(土)より展開します。クッキーアートを通して生きものの豊かな個性とつながりを知り、生物多様性を考えるきっかけを創出します。

確認された全ての生き物の28%が絶滅危惧種

 IUCN(国際自然保護連合)によると、絶滅のおそれのある世界の野生生物は4万1,459種(2022年)。霊長類に関しては、現生する約500種のうち、ほとんどが絶滅危惧種に指定されています。
 絶滅の原因は、主に人間の経済活動とそれにより引き起こされる環境破壊にあるとして、水族館や動物園では野生生物を保護する「種の保存」や「環境教育」という重要な役割を担っています。

「霊長類学」の調査研究も。登録博物館の動物園

 日本モンキーセンター(以下モンキーセンター)には、50種以上約700頭の霊長類が生活しており、それらの中には絶滅危惧種や希少種も含まれています。
 また1956年の創立時から、霊長類学を専門とする研究者などが運営に携わる、登録博物館の動物園でもあります。霊長類の魅力や生息環境への啓蒙に加えて、「サルを知ることはヒトを知ること」をモットーにした日本の霊長類学の発展と、研究成果を社会に還元する窓口としての役割を担っています。

サルを知ることはヒトを知ること。霊長類の多様性を表現

 クリマロは、昨年10月にコラボ第一弾として、11種の霊長類の魅力をクッキーアートにしました。制作にあたっては、霊長類の生態や個性、生息環境についてヒアリングを実施。見た目の特徴だけでなく、群れ社会や子育ての違いなど、「サルを知ることはヒトを知ること」を意識し、行動にも着目の上、専門家の知識をもとにクッキー型を改良し、完成させました。
 今回は第二弾として、15種の霊長類クッキーアートを展開します。

霊長類コレクション第二弾について

15種類:アヌビスヒヒ(毛繕い)|アンゴラコロブス|クロシロエリマキキツネザル(日光浴)|シシオザル|チンパンジー(ナッツ割り)|トクモンキー(トク団子)|ノドジロオマキザル|パタスモンキー|ヒゲサキ(2匹並んで尻尾ゆらゆら)|ブラッザグエノン|ベルベットモンキー|ポト|ボウシテナガザル|ヤクシマザル(親子)|ワタボウシタマリン
価格:600円(税込)~
期間:4月5日(土)~
場所:日本モンキーセンター・店頭・公式サイト

【こだわり】チンパンジー:石を使うナッツ割り行動
トクモンキー:複数頭のサル団子状態でモンキーセンターらしさを表現
ヒゲサキ:新しい個体が他園から来園、とまり木に2頭並んでしっぽをゆらゆらさせている姿を表現

【修正例】アヌビスヒヒ:特徴的な鼻を際立たせるため顔を横向きに変更
アンゴラコロブス:頬を四角形に
パタスモンキー:オスらしさを出すため横幅を大きく
ヒゲサキ:頭部と顎の形状と顎の毛の分け方を調整
シシオザル:たてがみを調整
ブラッザグエノン:背中のラインをスリム化。特徴的な頭巾状の頭部を強調するため、両端を猫耳のように立たせ、オレンジの部分を三角形に
ボウシテナガザル:腕の長さ、肘と顔のラインを調整
ポト:背中のラインを平らにし、逆さ吊りの姿勢に変更
トクモンキー:しっぽを調整 など
【クリエイター】いきものクッキーアートクリエイター「SHIINA.ちゃん」が担当しました。

写真左:修正前/写真右:修正後

【猿JOY!感謝祭】
4/5・6にモンキーセンターで開催される、「猿JOY!感謝祭」に特別出展し、第一弾、第二弾のコラボ作品26種を展開します。

今後の展開 

 生きものの魅力や環境をクッキーアートで表現し続けてきたことで、生きもの好きのコミュニティが生まれました。クリマロならではの、野鳥やプランクトン観察といった専門家とのコラボ企画も増え、参加者の方々と共に学びを深めています。
 野生動物や生息環境への関心を持つきっかけが動物園や水族館だったという声は多く、自然との大切な窓口であるこれらの施設との連携を積極的に行っています。最近では、学芸員や研究者の方々から、生きものや環境への興味を喚起する手段として、クッキーアートを活用したいというご相談も増えています。
 今後も、培ってきた知識や関係性を活かし、「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを伝え、行動へと繋げるきっかけとなることを目指します。

日本モンキーセンター

公益財団法人日本モンキーセンターは1956年10月創立以来、一貫して、霊長類学の研究、教育、社会貢献の拠点として、霊長類学の発展のために重要な役割を果たしてきました。2014年4月には、霊長類学を専門とする大学の教員が中心となって運営をおこなう、ユニークな公益財団法人として生まれ変わりました。飼育している霊長類の数は、50種以上と世界的にも多くの種数を誇る霊長類に特化した動物園です。また、スタッフ全員が、霊長類の生息する環境について深く学び、「自然への窓」としての動物園を目指しています。
住所:愛知県犬山市犬山官林26
電話:0568-61-2327
HP:https://www.j-monkey.jp/

株式会社クリマロ

住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1
代表者:栗田こずえ
設立:2016年
電話:0594-41-5837 
公式サイト:http://cookie-kurimaro.com

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