失敗から生まれたこだわり──オーナー・山ノ内ジャンが語るシーシャの魅力

株式会社JC

2025.03.12 17:33

独自のフレーバーブレンドと“自分らしさ”を大切にする秘訣

レンガ壁に囲まれた地下空間で、昼と夜が交差するシーシャカフェバー「TAEYANG TWILIGHT(テヤントワイライト)」。そのオーナー・山ノ内ジャンさんが追求する“シーシャの味”には、数えきれないほどの試行錯誤があったと言います。今回は、ジャンさんとインタビュアーAさんの対談形式で「フレーバーのこだわり」や「オーナー自身のストーリー」についてお届けします。

夜の照明に照らされたレンガ壁や、カウンターにずらりと並ぶシーシャの台。
地下に広がる、少し秘密めいた空間はオーナー・山ノ内ジャンさんのこだわりそのもの。
シーシャと向き合う姿勢には独自の発想があり、それが多くのファンを魅了しています。
そんなジャンさんが生み出す“特別な味”には、いったいどのようなドラマが詰まっているのでしょうか。



Aさん(以下、A)
:本日はよろしくお願いします。まずはオーナーさんのシーシャに対するこだわりについて教えていただけますか?

オーナー(以下、O):よろしくお願いします。うちはシーシャのフレーバー選びやブレンドに相当こだわっていて、ただ単に既製品を混ぜるだけではなく、独自の調味料や香料の成分を研究しながら配合しているんです。

A:調味料や香料……たとえば具体的にはどのようなものを使うんですか?

O:企業秘密の部分が多いので詳しくは言えないのですが、香辛料やハーブなどを微量に調合しています。ただ、その過程でいろいろ失敗もありましたよ(笑)。コーヒー粉をシーシャフレーバーに混ぜたら、ただ“吸うコーヒー”みたいになってしまって……すごく苦かったり、刺激が強すぎたり。

A:想像するだけでむせてしまいそうですね(笑)。他にもありますか?

O:果物を刻んで直接混ぜたこともあったんですが、熱がかかってしまうので焦げ臭くなってしまいました。見た目は良さそうだったんですが、味は最悪で(笑)。そういう試行錯誤の連続を経て、今のブレンド技術が確立したんです。

A:なるほど。失敗を重ねてこそ、今の“独自の味”が完成したんですね。ちなみに、お店をオープンしようと思ったきっかけは?

O:もともとシーシャが大好きで、いろんなお店を巡っていたんですが、「自分ならもっと新しいシーシャ体験を作れるのでは?」と思ったんです。そこで“昼と夜で変化する空間”をテーマにしたテヤントワイライトのアイデアが生まれました。

A:オーナーはご自身でADHDだとおっしゃっていましたが、それとシーシャには何か関連が?

O:個人的な話ですが、ADHD特有の集中力の波や気分の浮き沈みがある中で、シーシャを吸う時間が“意識を整える”手段になっていったんです。もちろん医療的根拠のある話ではなく、あくまで僕自身の実体験としてですね。シーシャの香りに包まれながら、じっくり何かを考える習慣ができたことで、仕事にも前向きに向き合えるようになりました。

A:なるほど。そういうご自身のストーリーがあったからこそ、シーシャに対する思い入れが強いんですね。

O:そうですね。だからこそ、「シーシャを吸いながら自分を取り戻せる空間」を作りたいと思って店をオープンしました。ここで過ごす時間が、誰かの安らぎや新しいアイデアのきっかけになれば嬉しいです。

A:失敗談も含めて大変興味深いお話をありがとうございました。最後に、読者へのメッセージをお願いします。

O:テヤントワイライトでは、昼の穏やかなムードと夜の大人な雰囲気を楽しめるよう工夫しています。シーシャが初めての方も、こだわりを求める方もぜひ一度お越しください。スタッフ一同、心を込めてお迎えします!

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