「この世界にモブなんていないんだよ…」

ウエディングドレスの女を乗せた車が走る。康太とゆき。二人は幼馴染。無言の車は雄大な自然の中へと走っていく。二人の目的地はどこか。
過去と現在を交差させ、二人の会話を中心に進んでいく「後悔」のストーリー。

2025年5月10日(土)〜5月24日(土)にユーロスペースでの上映が決定している「More/モア」。
錚々たるアーティストのMVを手がけてきた末吉ノブ監督が立ち上げた俳優やクリエイターのための自主制作コミュニティ「Sprocket Holes Japan」が契機となった本作品は、派生して誕生した配給レーベル「Sprocket Holes Japan」配給第一作目となる。

西野カナ、LiSA、Acid Black Cherry、MAN WITH A MISSION、AAA、PENGUIN RESEARCHなどのアーティストのMVの監督をしてきた末吉ノブ氏。これまでに作ったMVの総数は800本にのぼり、コロナ禍以降に映画監督としても活動を始めている。今作は監督自らがカメラを持ち撮影も兼任。普段からMVでも撮影兼任で監督する独自のスタイルを今作では取り入れ、映像美も見どころになっている。

人生がなかなか上手くいっていない主人公の康太役は、インディーズながら主演・出演作が今年に入り多く劇場公開されている卯ノ原圭吾。3/28よりテアトル新宿にて公開される「帰ってこなかった男」でも主演をつとめ、今作「More/モア」の康太役と全く違う役柄を演じており、そこも見どころの一つとなっている。

康太に連れ回されるウエディングドレス姿の康太の幼馴染、ゆき役に米村真理。

同じ大学で康太、ゆきといつも同じグループで頼れる兄的存在の真司役に小幡貴史。同じグループで仲良しの関西人・葵役とたくや役にそれぞれ古川聖奈と窪田翔。そしてゆきの母親・幸子役に泉水美和子が脇を固めている。

▼予告編
https://www.youtube.com/watch?v=NjH9gmSKaQQ

【作品概要】
タイトル：More/モア
公開日：2025年5月10日(月) ユーロスペース
主演：卯ノ原圭吾・米村真理
監督・撮影・プロデューサー・原作：末吉ノブ
脚本：阿久津京介
宣伝協力：桐本絵梨花
制作：THE DARKMAN TOKYO
制作・配給：Sprocket Holes Japan

【会社情報】

「Sprocket Holes Japan」（通称：スプロケ）
代表：末吉ノブ・佐藤祐介

2020年のコロナ禍の真っ最中に立ち上げられたオンライン映像制作コミュニティ「映像小屋」が前身。2022年に現体制に変わり、予算規模にとらわれない自主的な映像制作に邁進。
2024年、代表の末吉ノブ監督による長編「チャロの囀り」がスプロケ制作で初の劇場公開（ユーロスペース）。マイクロシアターでの自主興行や、映像演出演技の勉強会など日本の映像業界の底上げ活動も盛んに行い、スプロケのグループ内メンバーで企画〜制作〜配給まで枠にとらわれない活動を行っている。
そして今年2025年には今作「More/モア」の他にも、3月にテアトル新宿で公開する「帰ってこなかった男」や、エイベックス株式会社との共同制作「Forgiveness~ワイズマンの孤独~」、さらに末吉ノブ監督の次回作「かげふみ（仮）」も控える。

X：https://x.com/SprocketHolesJp