捨てていた汁は栄養の宝庫! 理研ビタミン公式『パワーわかめ』調理術
毎日の料理で何気なく流してしまう調理の汁。 実は、そこにはもったいない栄養がたっぷり眠っているんです。
そんな"捨てていた汁"を乾燥わかめが丸ごと吸収する「パワーわかめ」調理術をご紹介!理研ビタミンの公式レシピでは、栄養豊富な汁をわかめに吸収させることで、通常のわかめをパワーアップさせる画期的な活用法を発信しています。しかも、どれも放っておくだけの超簡単なレシピなんです。
◆大根おろしに乾燥わかめ
大根おろしから出た水分は、乾燥わかめが吸収してくれるので、水を捨てに行く手間が省けます。
乾燥わかめを入れた器に大根をおろすだけ!
鍋の薬味に使ったり、うどんやそばの上にのせたり、いろんな使い方ができます。

捨てないで!大根おろしから出た水分は栄養がたっぷり
大根の栄養成分は、おろすことで効率的に抽出され、水分に溶け出します。辛み成分には血行促進と疲労回復効果があり、体内の活性酸素を除去して冷え性改善にも役立ちます。消化酵素も豊富に含まれているため、胃もたれや食べ過ぎが気になる時の強い味方に。さらにビタミンCも生のおろし汁には豊富で、美容や免疫力アップにも効果的です。
◆さば缶とわかめのおろし和え

もったいない!良質な油を含むさばの水煮缶の汁
水煮缶の汁には、魚から溶け出したビタミンB12をはじめとするビタミンB群や、カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラル類が含まれています。さらに、血管病予防やダイエットに効果があるとされるDHA・EPAも溶け込んでいます。
気になる塩分量は100g当たり0.7~0.9gと控えめで、缶全体を食べても1日の摂取推奨量の約5分の1程度です。乾燥わかめを加えれば、わかめが栄養たっぷりの汁を吸収してくれるので、栄養を逃がさずに効率的に摂取することができます。
<材料(2人分)>
・さばの水煮缶 100g
・大根 200g
・ふえるわかめちゃん(乾燥わかめ)4g
・小ねぎ 適量
・青じそドレッシング 大さじ2
・ミニトマト 2個
<作り方>
➀大根はおろして、ミニトマトは半分に切る。
②サバの水煮缶と大根おろしを乾燥わかめを水に戻さずそのまま和える。
③乾燥わかめが戻ったら、器に盛り付けてミニトマトと小ねぎをのせる。
④最後に、青じそドレッシングをかけたら出来上がり。
◆わかめとしっとり蒸し鶏のナムル

捨てがちな鶏肉の茹で汁には実は栄養が…!
鶏むね肉を茹でると、水溶性のビタミンB群(ビタミンB1など)が溶け出します。これらの栄養素はエネルギー代謝に重要な役割を果たします。これに乾燥わかめを入れることで出た水分を吸収してくれるので、栄養を逃さず、わかめの栄養と一緒により効率的に栄養を摂ることができます。
<材料(3人分)>
・鶏むね肉(皮なし) 200g
・ふえるわかめちゃん(乾燥わかめ)3g
・塩 小さじ1/3 ・こしょう 少々
・砂糖 小さじ1 ・水 大さじ2
・酒 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
<作り方>
➀耐熱容器に鶏むね肉をのせ、下味がなじみやすいようフォーク等で穴をあけたら塩、こしょう、砂糖、酒、水を入れて馴染ませる。
②➀にふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで上下1回ずつ加熱する。
③火が通ったら、蒸して出た汁に乾燥わかめを入れ、しっかりとラップをして蒸しながら
わかめを戻す。
④③の粗熱が取れたら蒸し鶏を食べやすい大きさに切る。
⑤④にごま油を和えて器に盛る。
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