名古屋市立山田中学校2年生がスクリーン印刷の職場体験
~実践的な技術に触れ、商品開発まで実施した2日間~
『人を助ける印刷屋さん』 太美工芸(たいびこうげい)株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表:野田 哲也)は、2025年1月22日、23日の2日間、名古屋市立山田中学校2年生3名を受け入れ、職場体験を実施しました。
地域に寄り添う”街工場”としての中学生との関わり
2025年1月22日、23日の2日間、名古屋市立山田中学校2年生の生徒3名が、当社でスクリーン印刷の職場体験を行いました。生徒にとっては中学校の校区内で近場の町工場ではあるものの普段は通りすぎる程度。見慣れない印刷工場の現場に触れ実際の印刷作業から商品開発まで、多岐にわたる工程を体験してもらいました。
太美工芸は地域に根差し“街”の人々の役に立つ“街工場”を目指しています。その理念に基づき、今後も積極的にこうした体験機会を提供しています。
職場体験レポート
1日目:印刷補助から手刷体験まで
初日は、補助業務や検品作業、スクリーン印刷の核である製版の制作、手刷り体験を実施しました。具体的には以下のような作業に参加しました。
- 印刷補助:作業工程を学びながら、印刷機の操作のサポートを経験しました。
- 検品作業補助:出来上がった印刷物が品質基準に達しているかを確認する検品作業をサポートしました。
- 製版作業:印刷に使う”版”を実際に製作し、シルクスクリーン印刷を基本から学ぶ貴重な経験をしました。
- 手刷り体験:生徒自身で作った版を使って、クリアファイルやステッカーの手刷りを実施しました。
2日目:ワークショップとオリジナルアイテム制作
初日に印刷作業を深く理解した上で、2日目はお困りごとを抽出するワークショップとそれを元にしたオリジナル商品の企画製作といった実践的な内容を体験しました。
- WEBショップ商品開発:日常の「困った」を解決するアイテムを考案。3人共通の方向性として注意喚起のステッカーを考案し、自分のアイデアを形にする面白さを体験しました。
生徒の感想・コメント
体験を終えた生徒たちからは、以下のような感想が寄せられました。
- 「今までは製造のお仕事はあまり興味がなかったけど、体験を通じて少し製造業に対して興味を持つようになった」
- 「今まで印刷にはあまり興味がなかったけど体験をしてみて少し興味を持ったし、デザインとか編集する仕事をしてみたいという気持ちがより深まりました」
- 「やはり楽な仕事はほとんどない事が分かったので、大変でも楽しいと思える仕事に就きたいと思いました」
太美工芸の感想・コメント
今回、職場体験で受け入れた生徒は3名共、普段踏み入れる事のない町工場でスクリーン印刷を通じて、地域産業の魅力を感じてもらえた事と思います。ねらいであった職業人との出会いや会話を通じた職業観にも触れて職業生活への理解を深め、今後の学校生活にも繋がれば幸いです。
また、生徒の感想・コメントにもある自身が実感を持って経験した事や想いを、彼ら自身の言葉で周囲に伝えていく事で、私達が渡したバトンを繋いでもらえればと思います。そして、そのバトンが取り巻く地域の方々に繋がり、”近くて遠い”ではなく”遠くて近い”街工場として寄り添い続けられれば嬉しい限りです。
太美工芸株式会社は、今後も地域の教育機関と連携し、若い世代に印刷業界の魅力や実務の理解を深めてもらうための体験機会を提供していきます。
太美工芸株式会社について
“スクリーン印刷”を核とした特殊印刷加工でお客様のお役に立ちたい、そんな想いから『人を助ける印刷屋さん』を看板として掲げ、ステッカー等の製造請負から消費者の方へのお役立ち商品の制作・販売を手掛けています。熟練の技術と、厳しい品質管理、きめ細かな出荷管理体制によって問題解決や新しいアイデアの実現に貢献いたします。
【会社概要】
社名:太美工芸株式会社
本社所在地:愛知県名古屋市西区中小田井2-75-2
代表取締役社長:野田 哲也
事業内容: “スクリーン印刷”を核とした特殊印刷加工
設立: 昭和54年9月
【受賞歴】
フリーランスパートナーシップアワード2022 審査委員特別賞 https://blog.freelance-jp.org/20221102-16545/
【掲載履歴】
レタスクラブ(URL: https://www.lettuceclub.net/news/article/1089056/ )、中部経済新聞、ラベル新聞、印刷新報、印刷情報、印刷雑誌、名古屋商工会議所会報、新聞オール印刷、他多数
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