「詐欺なんてすぐわかるでしょ、なんでだまされるの?」そんな人がカモになってしまう……『だます技術』3/7発売
あなたを、親を、子どもを,被害から守るための知識を金融犯罪対策のプロ集団が解説
内容紹介
「自分がひっかかるわけない」
そう思ってる人が、なぜカモになるのか?
被害者が年々増える一方の特殊詐欺で使われる手口を体系化。
・本物と錯覚させる
・美味しい話で惹きつける
・話術と仕掛けで信用させる
・考えられない状況に陥れる
被害例をもとに、だましのテクニックとだまされる心理の仕組みがわかる。
あなたを、親を、子どもを、被害から守るための知識を金融犯罪対策のプロ集団が解説。
【巻頭付録】詐欺一覧表
※「はじめに」の内容が以下でご覧いただけます。
https://gihyo.jp/book/2025/978-4-297-14728-0/content/message
目次
第1章 本物と錯覚させる
・本物をコピーして同じ見た目にする
・銀行からの手紙と同じ文章を使う
・なりすましで本人だと思わせる
第2章 美味しい話で惹きつける
・「お得なチラシ」と思わせる
・「かんたんに稼げる」で興味を惹く
・「無料」で釣ってアクセスさせる
・「当選しました」で釣る
・コラム ラッキービジター詐欺とは
・「今なら安い」ですぐに買おうとさせる
第3章 話術と仕掛けで信用させる
・実在する役所の部署を装う
・個人情報を使って話すことで信じさせる
・コラム 履歴書に自分の情報を書いただけなのに
・「そうかもしれない」と思わせる理由をつける
・「後ほど担当よりご連絡します」とリアルなやりとりを見せる
・長期間にわたりコミュニケーションをとることで信頼関係を築く
・「仲間がいるから大丈夫」と思わせる
・本当だと一度証明して安心させる
・「なりすましじゃありません」という音声で本人と信じ込ませる
・なりすました人物の動画で信じ込ませる
第4章 考えられない状況に陥れる
・「使えなくなる」不都合で焦らせる
・「盗まれている」で焦らせる
・コラム キャッシュカード詐欺盗の被害者は高齢の女性が多い
・「捕まる」で不安にさせる
・警告画面で焦燥感を煽る
終章 だまされる可能性を下げるには
・パソコンやスマートフォンの通知をオフにする
・メッセージはまず疑う
・オフィシャル情報を確認する
・URLにアクセスする場合は事前にチェックする
・電話番号をチェックする
・広告ブロッカーを利用する
・「相談は恥」と思わない
著者プロフィール
●株式会社ラック 金融犯罪対策センター(かぶしきがいしゃらっく きんゆうはんざいたいさくせんたー)
情報セキュリティ分野のリーディング企業である株式会社ラックが、近年増加するサイバー犯罪や金融犯罪に対応する専門組織として、2021年5月に設立。「安心して利用できる金融サービス環境の実現」を目指し、多角的な取り組みを展開している。
ラックが持つ最先端のセキュリティ技術やAIの活用に加え、元金融機関での経験を持つ専門家が中心となり、現場の知見を活かした実践的な対策を提案。ITにくわしくない方でも安心して利用できる仕組みづくりを支援し、だれもが安心して暮らせる社会を目指している。
【ホームページ】https://www.lac.co.jp/corporate/unit/fc3.html
●小森 美武(こもり よしたけ)
株式会社ラック 初代金融犯罪対策センター長。
2020年まで三菱UFJ銀行にてサイバー犯罪や金融犯罪対策を陣頭指揮。2018~20年に日本サイバー犯罪対策センター(JC3)の幹事。2020年5月に株式会社ラックへ転職。2021年に金融犯罪対策センターを立ち上げ、センター長に就任。現在は、金融機関での実務経験を活かし、金融犯罪対策、サイバー犯罪対策のコンサルテーションや、不正取引検知ソリューションの提案、金融業界への啓発などに従事。
●木村 将之(きむら まさゆき)
株式会社ラック 金融犯罪対策センター 担当部長。
メガバンクにてサイバー犯罪対策や金融犯罪対策の調査・分析および施策の企画・立案に従事。2021年より現職。金融機関での実務経験を活かし、金融犯罪対策、サイバー犯罪対策のコンサルテーションや、不正取引検知ソリューションの提案、導入支援などに従事。
●岡本 信秀(おかもと のぶひで)
株式会社ラック 金融犯罪対策センター 担当部長(福岡在住)。
地域金融機関を経て2023年より現職。金融機関でのIT企画やシステムリスク管理、サイバーセキュリティなどの経験を活かし、金融犯罪対策、サイバー犯罪対策、サイバーセキュリティ対策のコンサルテーションや、不正取引検知ソリューションの提案、導入支援などに従事。
●池田 芳輝(いけだ よしてる)
株式会社ラック 金融犯罪対策センター 担当部長。
ITベンダーを経て株式会社ラックへ入社。2022年までシステム開発・セキュリティ関連・ソリューション導入の販売に従事。2023年より現職。不正取引検知ソリューションのプロモーション、提案、導入支援などに従事。
●海老原 章(えびはら あきら)
株式会社ラック 金融犯罪対策センター 担当部長。
大手金融機関やメガバンクを経て2024年より現職。金融機関での法人取引やトランザクションビジネス企画推進、AML/CFT対策の経験を活かし、金融犯罪対策、サイバー犯罪対策のコンサルテーションや、不正取引検知ソリューションの提案、導入支援などに従事。
●新林 直樹(あらばやし なおき)
株式会社ラック 金融犯罪対策センター サイバーセキュリティ・金融犯罪対策コンサルタント。
2016年に株式会社ラックへ入社。2017年までおもに金融機関へのサイバーセキュリティ対策のコンサルテーションに従事。その後、2022年6月まで大手金融機関へ出向し、CSIRT業務支援に従事。現在は、金融犯罪対策、サイバー犯罪対策のコンサルテーションや、不正取引検知ソリューションのプロモーション、提案、導入支援などに従事。
●田中 しおり(たなか しおり)
株式会社ラック 金融犯罪対策センター サイバーセキュリティ・金融犯罪対策コンサルタント。
2020年に株式会社ラックへ入社。2021年まで金融機関へのサイバーセキュリティ分野の動向や脆弱性情報の提供、対策の提言などに従事。現在は、金融犯罪対策、サイバー犯罪対策のコンサルテーションや、不正取引検知ソリューションの提案、導入支援などに従事。
●佐野 智弥(さの ともや)
株式会社ラック 金融犯罪対策センター サイバーセキュリティ・金融犯罪対策コンサルタント。
2021年まで大学院でフィッシングやAIを用いた悪性サイトの検知について研究。2022年に株式会社ラックへ入社。現在は、金融犯罪対策、サイバー犯罪対策のコンサルテーションや、不正取引検知のソリューションの導入支援、日本サイバー犯罪対策センターやフィッシング対策協議会などの関連外部団体・組織と連携した活動などに従事。
書誌情報
『だます技術』
著者:株式会社ラック 金融犯罪対策センター 小森美武、木村将之、岡本信秀、池田芳輝、海老原章、新林直樹、田中しおり、佐野智弥
発売日:2025年3月7日
定価:1540円(税込)
ISBN: 978-4-297-14728-0
弊社書誌ページ:https://gihyo.jp/book/2025/978-4-297-14728-0
Amazonページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4297147289
本件に関するお問い合わせ先
技術評論社(EC/マーケティング室):pr_group@gihyo.co.jp
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