高校生活「満足」計72.3%一方で不登校やいじめの経験も。プレマシードが通信制高校を解説!
高校生活に関する調査
進化を続ける「新しい教育」を多角的な視点で紹介する株式会社プレマシード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岩田 彰人)は2022年11月24日(木)~11月25日(金)に「高校生活に関する調査」を行いました。
【調査背景】
高校受験を控えた中学生にとって、冬休みは大きな山場です。12月ごろの三者面談で最終的な志望校を決めたという中学3年生の方もいらっしゃるのではないしょうか。そこで今回は、高校を卒業している男女300名に対し、高校生活の満足度や高校生時代の経験について調査を実施いたしました。報道の一資料として是非ご活用ください。
【調査結果トピックス】
- 高校生活を振り返り、計72.3%が高校生活に「満足している」と回答。一方、不登校やいじめの経験、人間関係のトラブルの経験が「ある」との回答も。
- 高校は、「勉強をする」「将来の進路を考える」「青春を楽しむ」、場所だと考えている方が多い結果に。いじめや人間関係のトラブル等が原因で、これらの経験ができないという方もいるのでは。
- 通信制高校には「仕事をしている人」や、「不登校経験がある人」、「ひきこもりの人」が通っているというイメージが多いものの、現在はトラブルにあった人の受け皿でもある他、芸能活動、スポーツや趣味など、自分が打ち込みたいことと学業を両立させたい。という合理的な考えから選ぶ人も多い。
- 子どもが通信制高校に通ってみたいと言った場合、計7割の方が「応援したい」と回答。応援したいと思う方は、「本人の意思を尊重したい」、「やりたいことがあるなら」という回答が多い結果に。
プレマシード岩田彰人 コメント
多くの方が通う全日制高校は、規律のある集団生活をする中で、青春や社会性を育み、将来の生きる力を培っていく場所であると多くの方が考えているかと思います。しかし、集団生活に違和感があり、馴染めない人も多いのではないでしょうか。また、やりたいことある、将来の夢があると考える人にとっては少し窮屈な場所になっているかもしれません。全日制高校、通信制高校のどちらが良い悪いではなく、選択肢の一つとして、必要な人が必要なときに当たり前に選ぶことができる社会がより必要になってきています。今は新しい形の通信制高校が多く存在します。一人でも多くの方に通信制高校について知ってもらえるとうれしく思います。
調査結果詳細
Q1.あなたは高校生活全体を振り返って、高校生活にどの程度満足していますか。(単数回答/n=300)
高校生活を振り返り、どの程度満足しているかをお聞きすると、「満足している」30.0%、「やや満足している」42.3%と計72.3%が高校生活に「満足している」と回答しました。
Q2.あなた、または、あなたの身近な方に以下の経験がありますか。(単数回答/n=300)
高校在学中の経験(単数回答/n=300)
身近な方の高校在学中の経験(単数回答/n=300)
一方、不登校やいじめの経験、人間関係のトラブルにあった経験が「ある」という方も少なからずいるようです。いじめや不登校の原因となる可能性がある「生徒間の人間関係のトラブル」は28.0%の方に経験があることがわかりました。また、身近な方の経験では5人に1人に不登校やいじめの経験があるようです。いじめや不登校は遠い世界のものではなく、身近な問題であると言えそうです。
Q3あなたは、高校はどのような場所だと思いますか。(複数回答/n=300)
高校は、「勉強をする」場所だという回答はもちろん、「将来の進路を考える」、「青春を楽しむ」、「社会性を身につける」場所だと考えている方が多い結果となりました。いじめや人間関係のトラブル等が原因で、これらの経験ができないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Q4.あなたは通信制高校にはどのような人が通っていると思いますか。(複数回答/n=300)
通信制高校に、どのような方が通っていると思うかを聞くと、「仕事をしている人」との回答が最も多く、「不登校経験がある人」、「ひきこもりの人」などの意見も多く集まりました。通信制高校は人間関係のトラブルがあった人の受け皿でもある他、現在は芸能活動やスポーツ、趣味など自分が打ち込みたいことと学業を両立させたい。という合理的な考えから選ぶ人も増えています。
プレマシード岩田彰人 コメント
高校は、勉強や将来の進路を考える場所であるとともに、青春を楽しんだり、社会性を身につける場所でもあります。不登校やいじめ、人間関係のトラブルにより、学校という居場所にいづらくなってしまったら、通信制高校という選択を考えることも必要なことではないでしょうか。環境を変えるだけで解決することも多くありますし、何よりも不登校やいじめで傷ついた方に理解のある環境はとても力強いものだと思います。今の通信制高校は、仕事をしている人や高校中退をした人だけではなく、不登校の経験がある人、全日制高校に通う人と比べても普通な人が多くいます。通信制高校も普通の高校であるというご理解のもと、選択肢の一つして検討してみてはいかがでしょうか。
Q5.あなたは中学生や高校生のとき、通信制高校についてもっと詳しく知りたかったと思いますか。(単数回答/n=300)
中学生や高校生のとき、通信制高校についてもっと詳しく知りたかったとの回答は、計20.5%にとどまる結果となりました。通信制高校のイメージが「仕事をしている人」や、「不登校経験がある人」、「ひきこもりの人」が通うところであると思っている方も多いのかもしれません。
プレマシード岩田彰人 コメント
今の通信制高校は、多様性のある高校生が通っている場所です。不登校や心身、家庭の事情で通っている人もいますし、将来の夢があって通信制高校に通っている人や、全日制高校と変わらない人もいます。今の居場所に違和感を持つ人、将来の夢に向かって頑張りたい人、事情があって高校に通えない人など、悩みや、やりたいことがある人は、通信制高校の仕組みやサポート、学校の雰囲気を知り、選択肢の一つとして持つことで可能性が大きく広がります。全日制高校だけにこだわらず、多様な高校生活を考えてみてください。
Q6.あなたのお子さまが通信制高校に通ってみたいと言ったら応援したいと思いますか。
あなたのお子さまが通信制高校に通ってみたいと言ったら応援したいと思いますかと聞くと「応援したいと思う」方が32.3%、「やや応援したいと思う」方が37.7%と、計7割の方が応援したいと回答しました。
Q7.あなたのお子さまが通信制高校に通ってみたいと言ったときに、Q6のように回答した理由をお答えください。(自由回答/n=300)
【応援したいと思う・やや応援したいと思う】
- 「本人が決めたことなので尊重したいから。」(49歳/女性)
- 「別に高校は全日制に限られるものではないので、やりたいことがあれば通信制でもかまわない。」(49歳/男性)
- 「将来の目標に向けて頑張る時間が取れそう。」(23歳/女性)
【あまり応援したいと思わない・応援したいと思わない】
- 「将来のことに不安があるから。」(54歳/男性)
- 「普通に全日制に通ってほしいから。」(62歳/男性)
- 「なんとなくネガティブなイメージが強いから。」(43歳/男性)
Q6の回答の理由をお聞きすると、応援したいと思う方は、「本人の意思を尊重したい」「やりたいことがあるなら」といった回答が多くなりました。一方、応援したいと思わない方は、「将来に不安がある」「普通に全日制に通ってほしい」などの回答が多くなりました。
プレマシード岩田彰人 コメント
お子さまを応援したい気持ちがあるものの、通信制高校に対して不安を覚える方は多いようです。通信制高校を知らないから不安という心理と、全日制高校に通うことが普通、当たり前であるという心理が働くのではないでしょうか。まずは、通信制高校の仕組みやサポートを合理的に活用することでのメリット、全日制高校にあって通信制高校にはないもの、中高生や親御様がデメリットと思うことを解消するなど、正しい情報を知ることが必要です。お子様の将来の可能性を広げるためにも、一度目を向けてもらえるとうれしいです。
総評
多くの方が通う全日制高校は、規律のある集団生活をする中で、青春や社会性を育み、将来の生きる力を培っていく場所であると多くの方が考えているかと思います。しかし、集団生活に違和感があり、馴染めない人も多いのではないでしょうか。また、やりたいことある、将来の夢があると考える人にとっては少し窮屈な場所になっているかもしれません。全日制高校、通信制高校のどちらが良い悪いではなく、選択肢の一つとして、必要な人が必要なときに当たり前に選ぶことができる社会がより必要になってきています。今は新しい形の通信制高校が多く存在します。一人でも多くの方に通信制高校について知ってもらえるとうれしく思います。
【調査概要】
- 調査の方法:インターネット調査
- 調査機関:株式会社プレマシード
- 調査の対象:全国20歳以上の高校を卒業している男女
- 有効回答数:300名
- 調査実施日:2022年11月24日(木)~11月25日(金)
GO通信制高校
https://go-highschool.com/
2023年1月 リニューアル予定
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会社概要
商号:株式会社プレマシード
代表者:代表取締役 岩田 彰人
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企業URL:https://prmaceed.co.jp/
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