ダイビングで耳を守る!三保先生が教える耳抜きのコツ

株式会社伊豆高原ダイビングスクール

2024.12.15 20:00

初心者でも安心、失敗しない耳抜き方法と実体験に基づくアドバイス

耳抜きがうまくできないと、ダイビングが苦痛に変わることがあります。耳が痛くなったり、中耳炎などのトラブルになることも。今回は、ダイビング医学の専門家である三保先生のアドバイスをもとに、耳抜きの大切さや正しい方法をわかりやすくご紹介します。これを読めば、初心者でも安心してダイビングを楽しむことができます!

耳抜きの仕組みと基本原理

耳抜きは、水圧の変化による耳の内部の圧力を調整するために行います。私たちの耳には中耳という空間があり、そこにある耳管(じかん)を通じて空気を送り込むことで気圧を調整しています。

もし耳抜きができないと、中耳と外部の圧力に差が生じ、耳が痛くなったり、最悪の場合鼓膜が損傷することもあります。耳抜きは、こうしたトラブルを防ぐための基本的なテクニックです。

実際にあった耳抜きの失敗談

ケース1: 耳が痛くて楽しめなかった初ダイビング

初めてダイビングをしたとき、私は耳抜きがうまくできませんでした。耳がじわじわと痛くなり、水中では集中できず、ダイビング後も耳鳴りが続きました。三保先生に相談したところ、「バルサルバ法」を教えてもらい、それからは快適に潜れるようになりました。

ケース2: 耳抜きを怠って中耳炎に

あるダイバーさんは「少しぐらい大丈夫」と耳抜きをサボった結果、数日後に中耳炎を発症しました。数週間ダイビングができなくなり、とても後悔したそうです。この話を聞くと、耳抜きがどれだけ大切か実感しますね。

耳抜きのやり方

1. バルサルバ法

鼻をつまんで口を閉じ、軽く息を鼻に押し込むやり方です。耳の中の圧力を調整する基本的な方法で、多くのダイバーが使っています。

2. 飲み込み法

つばを飲み込むだけで耳抜きができます。簡単なので初心者にもおすすめです。これをこまめに行うだけで耳の痛みを防げます。

3. トゥインビー法

鼻をつまんだ状態でつばを飲み込みます。バルサルバ法がうまくいかない場合に試してみましょう。

4. オトヴェントを使った練習

オトヴェントという風船を使った練習も効果的です。耳抜きの感覚をつかむために自宅で安全に練習ができます。三保先生もこの方法を推奨しており、初心者が耳抜きをマスターするために役立つアイテムとして紹介しています。

5. ゆっくり潜る

耳抜きが間に合わない場合は、潜るスピードを遅くしてみましょう。深さを調整しながら行うことで、耳抜きがしやすくなります。

耳抜きが苦手な人へのアドバイス

ポイント1: 早めに耳抜きをする

潜り始めたらすぐに耳抜きをしましょう。少しでも違和感を感じたら放置せず、こまめに耳抜きを行うことが大切です。

ポイント2: リラックスする

緊張すると耳が抜けにくくなります。肩の力を抜いて、ゆっくり呼吸しながら行いましょう。

ポイント3: 健康な状態でダイビングを

鼻炎や風邪のときは耳抜きが難しくなるので、体調が万全でない場合は無理をせず休みましょう。

ポイント4: プロの指導を受ける

耳抜きがうまくいかない場合は、ダイビングインストラクターや耳鼻科のお医者さんに相談するのも良いでしょう。三保先生も「一人で悩まず専門家に頼ること」を勧めています。

ケースで学ぶ耳抜きの成功例

ケース1: 飲み込み法で耳の痛みを克服

耳抜きが苦手だったダイバーさんは、飲み込み法を試すことでスムーズに耳抜きができるようになりました。「簡単な方法だからこそ続けやすい」と話していました。

ケース2: オトヴェント練習で自信をつけた

耳抜きのタイミングがつかめなかった初心者の方が、オトヴェントで練習を重ねた結果、耳抜きが得意になりました。「練習のおかげで水中でも落ち着いて耳抜きができるようになりました」と笑顔で話していました。

ケース3: ゆっくり潜って耳抜きを成功

焦らずゆっくり潜ることで耳抜きが成功したダイバーさんもいます。「慌てずに深さを調整することで耳が楽になった」と語っています。

どうしてもできないときはお医者さんに相談

何度やっても耳抜きができない場合は、耳鼻科のお医者さんに相談してください。三保先生も「耳のトラブルは専門家に任せるべき」とアドバイスしています。特に耳管機能に問題がある場合、適切な治療が必要になることがあります。

筆者について

この記事は「伊豆高原ダイビングスクール渋谷店」が執筆しました。当店は初心者からベテランまで、すべてのダイバーが安全にダイビングを楽しめるようサポートしています。耳抜きやダイビング技術について不安がある方もお気軽にご相談ください。

店舗情報:

まとめ

耳抜きは、ダイビングを楽しむための基本中の基本です。正しい方法を知り、練習を重ねれば、初心者でも簡単にできるようになります。三保先生のアドバイスを活用して、安心・安全にダイビングを楽しみましょう!耳のトラブルを防いで、最高の海中体験を手に入れてください!

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