人と動物の共生センター　 https://human-animal.jp/

■「ペット後見」について（理事長・奥田順之より）

「ペット後見」とは、飼い主が入院や死亡などにより、ペットの飼育が困難になった場合に備えて、飼育費用、飼育場所、見守り支援者をあらかじめコーディネートしておくことで、ペットの命に最後まで責任を負うための取り組みの総称を指します。

高齢者でもペットと暮らしたいという思いがあっても、万が一の際に、ペットの行き場がなくなってしまうのであれば、安心してペットを飼うことができません。「ペット後見」はそうしたペットの高齢飼育者の不安に寄り添うサービスです。

人と動物の共生センターでは、2017年より岐阜県岐阜市を中心に「ペット後見」の取り組みを進めてきており、これまでに20組の飼い主様と終生飼育契約を締結しています。

独居高齢者等、高齢者のみの世帯が増加する中、東京をはじめとした関東圏からの問い合わせも多く、この度東京支部を開設する運びとなりました。

詳細はコチラ（https://human-animal.jp/actions/pet-kouken）

■～猫と暮らす人の“もしも”に対応します～（東京支部長 いしまるあきこ より）

自ら保護した6匹の猫たちと暮らす一級建築士・愛玩動物看護師で猫シッターのいしまるあきこ（石丸彰子）と申します。「猫との住まい」の専門家として「まるねこ一級建築士事務所」を通じて猫との住まいに関するさまざまな問題解決に取り組んできました。その中で、保護猫活動にも取り組むようになり、現在は、猫シッター・老猫ホーム・猫ホテルと保護猫シェルターの「まるねこ」も運営しています。

2024年に当法人の理事に就任し、東京支部を東京都大田区羽田の「まるねこ」内に開設することで、猫と暮らす人の“もしも”に対応できる体制を整えました。

過去に、高齢ペットと暮らす高齢者の“老老介護”の問題を知り、その後、高齢者の方が施設に移るタイミングで行き場をなくした19歳の高齢猫を引き取り、2年半後にその猫を看取る経験をしました。大田区羽田の「まるねこ」の保護猫シェルターも、近隣の高齢者が亡くなったタイミングで4匹の猫たちを保護し、里親募集をしたことがはじまりです。

ここ数年、猫と暮らす50〜70代のひとり暮らしの方から”もしも”の相談を受けることが増えたため、猫の「ペット後見」に対応できるよう、今回の支部開設にいたりました。犬や他の動物の対応は今後の課題ではありますが、まずは、猫の「ペット後見」を必要とする方々に寄り添う活動を始めてまいります。

■いしまる支部長の著書紹介

いしまるあきこ支部長は、猫との住まいの専門家として多方面で活躍中。著書もぜひご覧ください。

『猫と住まいの解剖図鑑』（エクスナレッジ）
建築士と猫シッターの2つの視点で猫との住まいの困りごと解決を目指した本。猫の習性や行動をふまえ、猫も人も無理をしない、安全で安心な猫との住まいを学べる。2020年3月発刊、現在4刷のロングセラー。

『猫と暮らすやさしいDIY』（KADOKAWA）
賃貸でも、持ち家でも取り組める、猫との住まいのためのＤＩＹ初心者向け猫ＤＩＹ本。2024年7月発刊。

東京支部の特徴と活動概要

東京支部は、猫の「ペット後見」活動を主軸に、人と動物の共生と問題解決に取り組んでいきます。
また、2024年12月8日（日）13時30分から東京支部開設を記念した講演会を予定しており、奥田理事長といしまる支部長が「ペット後見」や「猫の健康と住まい」、「東京支部の活動」について語ります。

【東京支部の概要】
・所在地：東京都大田区羽田3丁目16-10 白山荘104 「まるねこ」内
・活動内容：猫の「ペット後見」に関する支援、猫シッター・老猫ホーム・猫ホテル・保護猫シェルター「まるねこ」と連携した「ペット後見」の展開、「ペット後見」に対応できる人材の育成・教育 、講演会の開催

【東京支部設立記念セミナー】
・開催日時：2024年12月8日（日）13時30分～15時30分
・場所：東京都港区港南2-15-4 品川インターシティ　ホール棟・会議室3
・参加申し込みフォーム：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdjDAjd0bTcWDLJQSiJFCShB1Mq471pVG4DStYMim1ymqK3YA/viewform

【報道機関による東京支部の取材撮影について】
報道機関向けに理事長の奥田と東京支部長のいしまるがご案内等を行う東京支部内覧会を2024年12月13日（金）に開催いたしますので、ご取材をご希望のメディア様においては、メディア限定情報をご参照ください。