津南醸造は、令和6年度日本応用糖質科学会東日本支部ミニシンポジウムの企業ブースで展示を行いました
津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役:鈴木健吾、以下津南醸造)は、2024年11月30日に「新潟大学駅南キャンパスときめいと」で開催される日本応用糖質科学会東日本支部のミニシンポジウムに参加し、企業展示を行いました。
当社の展示では、従来の発酵プロセスに発酵技術「グリーン発酵」の可能性や、IoTやAIを活用した次世代型の「スマート醸造」技術などの取り組みをご紹介いたしました。
また、当社が開発した高濃度αEG(エチルグルコシド)を含有する日本酒である『郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition』についても展示をしました。この日本酒は、アンチエイジング効果や健康志向の観点から大きな期待を集めており、日本酒のプレゼンスを向上させる新しいアプローチになる可能性があります。
また、FARM8が扱う『醸グルト』についても展示させてもらいました。醸グルトは、FARM8が展開する発酵食品ブランドの一環として提供される、発酵技術を活かした新感覚のヨーグルト風食品です。新潟県産の発酵技術を活用し、米麹や乳酸菌を組み合わせることで、独特のまろやかな酸味と甘みを実現しています。通常のヨーグルトに比べ、乳製品を含まず植物性素材を活用しているため、乳アレルギーの方やヴィーガンの方にも選ばれています。また、腸内環境を整える効果が期待できる機能性食品としても注目されており、健康志向の消費者に支持されています。
当日は、関連する技術や製品がどのように社会課題の解決や持続可能な未来の実現に貢献するのかを、糖質科学の専門家や業界関係者の皆様とディスカッションを行いました。
令和6年度 日本応用糖質科学会東日本支部ミニシンポジウムの開催概要
日時: 令和 6 年 11 月 30 日(土) 13:00 ~ 17:20
会場: 新潟大学駅南キャンパスときめいと(新潟県新潟市中央区笹口1丁目1番地)
主催: 日本応用糖質科学会 東日本支部
共催: 一般社団法人 日本応用糖質科学会
参加費:無料
13:00 – 13:05 開会の辞
13:05 – 13:35 講演1:新潟県醸造試験場 栗林喬氏
新潟清酒を醸す新潟清酒酵母について
13:35 – 14:05 講演2:越後製菓(株) 小林篤氏
高圧処理による食品加工の研究と米飯開発
14:05 – 14:20 休憩
14:20 – 15:50 ポスター発表(大学生・大学院生、企業・試験場等の若手の方)
企業展示(4-5社予定)
15:50 – 16:00 休憩
16:00 – 16:30 講演3:新潟大学農学部助教 赤澤隆志氏
うどんの食感の新たな機器計測法の開発
16:30 – 17:00 講演4:新潟薬科大学応用生命科学部特任教授 大坪研一氏
認知症・糖尿病複合予防効果の期待される加工米飯の開発
17:00 – 17:15 ポスター賞授賞式
17:15 – 17:20 閉会の辞
18:00 – 20:00 研究交流会(新潟駅周辺、会費制)
詳細はこちら→ https://jsag.jp/higashinihon/5805/
津南醸造株式会社について
津南醸造は、新潟県中魚沼郡津南町秋成に本社を置く日本酒蔵です。この地域は豪雪地帯で知られ、標高2,000mの山々からの天然の湧水を仕込み水に使用しています。地元で生産される「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いて、自然と共生する酒造りを行っており、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトにしています。2023年からの新体制で、酒蔵とサイエンスの融合をベースに新たな価値創造ならびに海外展開を目指しています。
https://tsunan-sake.com
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。