『現場ですぐに役立つ 看護職のための心理的安全性入門』が2024年10月に発売!
中央法規では、2024年10月に『現場ですぐに役立つ 看護職のための心理的安全性入門』を発行いたしました。
医療現場の「心理的安全性」入門書の決定版!
多様なキャリアや価値観をもつ人材が活躍する医療現場では、誰もが働きやすい職場環境をつくることが喫緊の課題です。そんな中、チームの生産性が高まる「心理的安全性」の考えかたに注目が集まっています。
心理的安全性は言葉の印象から、「優しく、和やか」のようなイメージを抱きがちですが、「たとえ厳しい意見であっても伝え合うことができる」というのが正確な理解です。
本書は、そんな心理的安全性の基礎知識や医療現場での実践方法について、公認心理師・キャリアコンサルタントの著者がわかりやすく解説しました。
いま医療現場で求められる心理的安全性
医療現場で心理的安全性が高まると、離職防止、次世代教育、医療安全やスタッフのメンタルヘルス向上など、さまざまなメリットがあるといわれています。にもかかわらず、多くの医療現場では、働くスタッフの心理的安全性が十分に担保されているとはいえません。
医療現場に心理的安全性が浸透しにくいといわれるのは、なぜなのでしょう。心理的安全性の高い職場環境をつくるのは不可能なのでしょうか。
その答えを、ぜひ本書でお確かめください。
医療現場のあるある事例が満載!
本書では、企画段階で看護職へのアンケートやヒアリングを実施しました。
医療現場の実情に即した丁寧な解説とともに、心理的安全性を職場に取り入れるための具体的なヒントが満載です。
また、現場でよく遭遇する困ったケースを多数紹介し、心理的安全性の観点から解決方法を提示しています。
【事例1】インシデントを個別に厳しく指摘する
【事例2】新しいメンバーとコミュニケーションがとりにくい
【事例3】同じ科の中でいくつかのグループができてしまい、雰囲気がよくない
【事例4】 相手をやり込めるベテランスタッフに周囲がついて いけない
【事例5】真面目で責任感が強く、問題を抱え込みがちなスタッフ
【事例6】一度失敗すると先輩にしつこくからかわれる
【事例7】個人的な理由での有給休暇がとりにくい雰囲気の職場
【事例8】医師との関係性に仕事の進めやすさが左右される
【事例9】患者家族の不満から発生したクレームの責任を問われた
【事例10】頑張れば頑張るほどやる気が起こらず消耗するように感じる
院内研修の題材、職場のマネジメント・自己研鑽に、本書をぜひご活用ください!
目次
第1章 これだけは知っておきたい心理的安全性の基本
第2章 医療現場と心理的安全性
第3章 心理的安全性を高めるコミュニケーションスキル
第4章 自分の心地よさを保つためのセルフマネジメント
第5章 リーダーが心がけたい職場マネジメントのコツ
第6章 より働きやすい医療現場を目指して~エンゲージメントの高い職場づくり
第7章 事例でわかる心理的安全性の高い関係性を築く実践スキル
著者紹介
大村美樹子
(敬称略、株式会社アイビー・リレーションズ代表取締役)
国家資格キャリアコンサルタント、公認心理師、産業カウンセラー。大妻女子大学非常勤講師。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員。
富士通株式会社を経て2010年より現職。官公庁、自治体、民間企業、医療機関、教育機関などで臨床心理学に基づいた働く人のための講演、研修、コンサルティングなどを行う。雑誌『ケアマネジャー』(中央法規)にて「働きやすい職場をつくる! チーム力を伸ばす! “心理的安全性”の高め方」を連載中。
書籍情報
著者:大村美樹子
出版社:中央法規出版株式会社
ISBN:978-4-8243-0126-0
定価:2,640円(税込)
体裁:A5判・並製・128頁
発行日:2024年10月20日
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