海・川・山が揃った豊かな自然と独自の食文化が魅力。 高知県で「暮らす・働く」を支援する制度とおすすめポイントをご紹介!
令和5年度の移住者が過去最多の1,930人!高知県移住のすすめ!
四国の南西部に位置する高知県。年間を通して温暖な気候と雄大な自然、海・山・川の幸に恵まれたグルメ、オープンで温かい県民性など多くの魅力にあふれています。そんな魅力たっぷりの高知県への移住者が増加中。
令和5年度からデジタルマーケティングを活用した情報発信やUターンの促進により、新たな移住関心層へのアプローチ拡大に取り組んだ結果、令和5年度は過去最多の1,437組、1,930人が移住しました。特に、30代以下の方々が全体の約7割を占めており、その中でも20代以下の方が大幅に増加し、全体の4割を超えています。今、大注目の高知移住のすすめを移住コンシェルジュの杉本さんと一緒にご紹介します。
◆移住コンシェルジュとは?
県、市町村、産業団体が設置する一般社団法人 高知県UIターンサポートセンターには、高知窓口に11名、東京窓口に5名、大阪窓口に2名が所属。一人一人の希望に寄り添いながら、「地域・仕事・住まいの情報の紹介」や「疑問や不安の解消」をサポートしています。無料職業紹介も実施!高知県内34市町村や専門分野の担当者と日ごろから連絡を取り合い、移住される方により良い高知ライフを送ってもらうために活動しています。
【高知県移住おすすめポイント】
◆多様な仕事や働き方の希望をサポート「高知求人ネット」
高知で就職したい方には、UIターンサポートセンターが運営するサイト「高知求人ネット」がおすすめ。 センターが独自に収集した最新の求人情報が掲載されており、サイト内のフォームに登録すると、移住コンシェルジュが一人一人のキャリアや希望の条件に合ったマッチングを行います。
●高知求人ネット
URL:https://kochi-iju.jp/jinzai/
◆このほかにも専門相談窓口や支援制度が充実!
高知県には、起業(スタートアップ)、県内事業者の事業の引継ぎ、農林水産業への就 業など、さまざまな働き方をサポートする支援制度と専門相談窓口が設置されています。移住コンシェルジュが希望する暮らし方や働き方をじっくりとお聞きし、希望に合った窓口につなぎます。
●こうちスタートアップパーク (KSP)
高知で起業したい方、新しい事業を立ち上げる方を支援するプラットフォーム。起業準備をサポートするプログラム講座や先輩起業家のセミナー、女性起業家応援ゼミなど幅広いプログラムを展開。起業の準備を支援する補助制度も整っています。
●継業 :事業承継・引継ぎ支援センター
後継者を求めている事業主と、事業の引継に意欲がある方とのマッチングを行っています。県内の中山間地域で事業を引き継ぐ場合は最大100万円の給付金制度も。
●農業:新規就農相談センター(就農コンシェルジュ)
全国トップレベルの品目が多い高知県では、基礎から身に付ける長期研修、実践的な技術を学ぶ農家研修など未経験の方も一貫してサポートする制度が整っており、就農準備金や経営開始資金など各種補助制度も充実しています。
●林業:林業労働力確保支援センター
森林率日本一の高知県では、林業研修や県立の林業大学校など研修制度が充実しており、就業までをフルパッケージでサポートしています。
●漁業:漁業就業支援センター
高知県には多種多様な漁業、独立型と雇用型があり、就業相談、研修、就業後のフォローアップまで総合的にサポートしています。
◆田舎暮らしへのあこがれと不安から一歩踏み出したい方に「二段階移住」
「二段階移住」は、地方での田舎暮らしを一気にはじめる前に、まずは他県との交通アクセスが良く、比較的都市部の高知市に移住・滞在し、そこを拠点に高知県内をめぐり、 自分に合った地域を見つけ、最終的な移住を決めることができる新しいかたちの移住の仕組みです。移住を決める前に、ミスマッチがないようにするために推奨している制度です。
支援制度①:一段階目となる高知市での お試し移住費用を最大22万円補助
支援制度②:二段目の移住先を探すために県内市町村を巡る際のレンタカー費用を最大2万円補助
●こうち二段階移住
https://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/01/010999/renkei-nidankaiiju/
◆たくさんの若者が地域活性化に貢献!「地域おこし協力隊」
「地域おこし協力隊」は、1〜3年間、都市部から地方に移り住み、自治体から協力隊として委嘱され、地域の課題解決や活性化のための活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る制度です。
高知県は人口10万人当たりの隊員数が全国1位。現在では200名を超える隊員が県内で活動中です。 一次産業や観光振興・地域づくり、特産品の開発や情報発信など、活動の内容が多岐にわたっており、受入体制も充実していることが、全国でも隊員数が多い理由のひとつです。
◆日高村地域おこし協力隊として活躍中!
岡山県出身。高知県日高村在住。
「川が好きで川の近くに住みたい」「イラストレーターになりたい」という夢を叶える場所を探しているうちに、日高村にたどり着き、新卒で日高村の地域おこし協力隊に着任。
イラストレーターとして地域の事業者とコラボ商品の制作やふるさと納税の返礼品ページの制作などに携わり、さらにSNSで日高村の魅力を発信する活動も行っています。
●地域おこし協力隊
https://kochi-iju.jp/work/kyouryokutai.html
◆趣味×仕事が両立できる暮らしの実現
高知県は、世界大会が行われるほどのサーフィンのメッカとして知られています。四万十川や仁淀ブルーと呼ばれる清流もあり、森林面積が県土の約84%と全国一位の森林率を誇る地域でもあります。このように海川山の魅力的な大自然に囲まれた高知県では、自然を楽しむアクティビティが盛んです。例えば、朝仕事の前にサーフィンをしたり、週末ごとにカヌーやSUP、釣り、キャンプ、トレッキングなどを楽しむことができます。高知県の豊かな自然環境で個々の趣味やライフスタイルを充実させる働き方を選ぶ方が増えています。
◆人懐っこくオープンな性格の県民性
地方に移住する上での懸念として上位にランクインしている「人間関係や地域コミュニティ」は、高知県では魅力のポイント!お遍路さんを迎える「お接待」があったことから、特に県外の方に対するおもてなし文化が根付いています。そのひとつとして「おきゃく」という食文化があり、お祭りやおめでたい日に知り合いも知り合いでない人も関係なく、「皿鉢(さわち)料理」という、ひとつの大皿にのった食事とお酒を楽しむ宴会があります。このような文化から「酒を酌み交わせば誰とでもすぐ親しくなれる」と言われるほど、高知県はオープンで元気な県民性が特徴です。
◆共働き・共育てを推進!
高知県の女性は「はちきん(土佐弁で男勝りの女性という意味)」と呼ばれるほど元気で、自由に活動できる風土があり、女性の起業家や経営者も多く活躍しています。その風土を活かし、性別に関わらず誰もが自分らしく、家庭でも仕事でも活躍できる社会づくりを推進しています。
●「共働き・共育て」の生活スタイルの定着に向けた気運の醸成
「男性が育児休業を取得することが当たり前の高知」を目指し、男性の育児休業取得率を向上させることを原動力として、育児や家事を分かち合う「共働き・共育て」を県民運動として推進しています。県と、市町村や経済団体、業界団体が共同宣言を行い、組織トップからのメッセージ発信を行いました。男性の育児休業取得を強力に後押しすることで、若い世代の新しく自由な価値観を大事にする、そんな高知県づくりにつなげていきます。
◆移住を検討している方におすすめのサイト
●高知家で暮らす。
https://kochi-iju.jp/
高知県UIターンサポートセンターが運営している移住ポータルサイトです。高知県の魅力はもちろん、仕事情報や空き家情報、各市町村の特徴、移住した方のインタビュー記事や動画など、移住する上で知っておきたい情報が満載です!
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