酒資料室展示「伝統的酒造りの近現代」
江戸時代以来の伝統的な日本酒造りの技術が、明治以降どのように展開したのかについて紹介します。
江戸時代以降、清酒造りは全国的に行われていきました。とりわけ灘五郷を擁する兵庫県は、主産地として現在でも盛んに酒造りが行われています。灘五郷の酒造りを担ってきたのは、丹波杜氏と呼ばれる技術者集団です。明治維新以降は、丹波杜氏の卓越した技術が全国各地に移転し、国内の清酒造りの基盤が調えられました。一方地方では、その土地に根差した軟水醸造法が開発された他、比較的容易に酒造りが可能な、山廃酛・速醸酛が普及していきます。当展示では、伝統的酒造りが歩んだ近現代の軌跡をご紹介します。
会期:2024年12月4日(水) 〜 2025年1月13日(月・祝)
2025年1月25日(土)~3月3日(月)
休館日:火曜日(2月11日〔火〕開館、2月12日〔水〕振替休館)
※年末年始休館:12月30日(月)~1月3日(金)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場:酒ミュージアム 記念館
入館料:一般500円、中・小学生250円(記念館・酒蔵館の共通チケット)
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