PressWalker （一社）住宅建築コーディネーター協会大阪学院大学高等学校生徒が「SDGs×キャリアデザイン」テーマに探究学習を発表　住宅建築コーディネーター協会が「国産木材」の魅力発信を支援

大阪学院大学高等学校生徒が「SDGs×キャリアデザイン」テーマに探究学習を発表　住宅建築コーディネーター協会が「国産木材」の魅力発信を支援

ホーム自治体など

住宅建築コーディネーター協会は、大阪学院大学高等学校の2年生を対象に、SDGsとキャリアデザインをテーマにした探究学習を支援しています。学生たちは「国産木材」の活用を通じて、環境保護や地域経済活性化に向けた提案を行い、優秀な発表は2024年1月20日の「GAKUIN Presentation CUP」で発表されます。

協会が支援しているテーマは、「日本の林業を活性化させるために、マイホームに『国産木材』を使う魅力を発信せよ」というものです。日本の林業が抱える「人手不足」「供給の問題」「流通の問題」「消費者への認知」「価格の問題」など、これらの問題を解決する活動が必要とされています。協会では、探究学習を通じて、その活動を半年以上にわたり支援してきました。

このテーマでは、大阪学院大学高等学校の学生たちが日本の木材産業の現状や課題、国産木材を使用することが環境や地域経済に与える影響について調査。さらに、SDGsの目標の中の12番目「つくる責任、つかう責任」観点から持続可能な建材としての木材の利点を広めるための提案をまとめ、スライドを学生たち自身が作成し、9チーム36名が発表を行っています。

学生たちは、探究学習を通じて、木材の特性や使用方法について学び、地域社会に対する貢献の意義、問題解決への糸口を模索します。特に「国産木材」の重要性については、環境への配慮だけでなく、地域経済の活性化や伝統的な技術の継承にもつながるといった視点が強調されています。

優秀な発表はGAKUIN Presentation CUPで発表

優秀な発表を行ったグループは、2024年1月20日に開催される「GAKUIN Presentation CUP」において、更なる発表の機会を得ることとなります。GAKUIN Presentation CUPは、大阪学院大学高等学校の学生が地域社会や環境問題に対して積極的に意見を発信し、実践的な学びを深める場として注目されています。

探究学習の目的とSDGsとの関連

「SDGs×キャリアデザイン」をテーマにしたこのプログラムでは、学生たちが学びを通じて、自分のキャリアや社会貢献のあり方を考え、未来の選択肢を広げることを目的としています。

特にSDGsの17の目標の中でも

・「平和と公正をすべての人に」
・「すべての人に健康と福祉を」
・「産業と技術革新の基盤を作ろう」
などといった目標に焦点を当て、実社会に即した問題解決に向けた実践的な学びを提供しています。

住宅建築コーディネーター協会は、学習支援を通じて、次世代を担う学生たちに対して、持続可能な社会の実現に向けた知識とスキルを養い、未来のキャリア選択においてSDGsの視点を活かしていくことを目指しています。（今回の学習支援担当資格者は、内田知哉　㈱あおぞらカンパニー　代表取締役　（一社）住宅建築コーディネーター協会　理事　戸張志乃美）　