UGC(SNS 投稿)を創出する要素を抽出! 人気飲食店 1,500 軒以上の分析から視えたバズりの構文
販促物製作・プロモーションを手掛ける株式会社ポップジャパンが、これまでの飲食店サポートの経験を 活かし 2024 年 5 月に立ち上げた「バズる飲食店研究所」より、人気飲食店創出について新たな分析のご報告 です。
●分析結果① 投稿とエリアの相関
エリアごとに現れる投稿の特性について類型化することができました。
UGC を見ていくと「A. 旧来の有名店(老舗店)&新興系のビジュアルの強いお店の両方が存在する地域」と「B. 旧来の有名店がそのまま instagram 上に現れる地域」に分かれていることが分かりました。
B タイプの地域でも徐々に強い新興店は現れ始めており、今後はどの地域も A タイプへと移行すると考えられ、B タイプは A タイプの研究を行い自社事業への反映が重要となると考えられます。
A.老舗店・新興店のミックス型地域 (京都・東京・沖縄・金沢等)
B.老舗店の伝統重視地域 (広島・大阪・宮城等)
●分析結果② デカ盛り&一点突破の法則
SNS 上で人気メニューについて大きく分けて 2 種類のビジュアルアプローチを分類できました。
バズる飲食店研究所にて 5 月に発表した研究結果・メインメニュー作り込み 4 つの法則に加え、「デカ盛り(大盛り)」と「一点突破(同じ食材を大量に乗せる)」も UGC を稼ぐための重要な法則であることが把握できました。
共に強いビジュアルインパクトとなるため、写真を撮りたいという衝動を掻き立てる結果となっています。
●分析結果③ 総合店より専門店の時代
分析により、店舗の運営方法にも傾向がつかめました。
2000 年代ごろから続く傾向ですが、UGC 上でも居酒屋や汎用スイーツショップのような「総合店」よりも、クラフトビール専門店や抹茶オレ専門店といった「専門店」が Instagram 上でも伸びる傾向にあることが分かりました。
専門性を持つことにより、商品ごとの差別化がしやすい点やファンを獲得しやすい点が UGC の獲得に優位に働くことが考えられます。
顧客の「これが食べたい、撮りたい」を喚起しやすい作りが専門店にはあると言い換えることができます。
●分析結果④ 動画撮影のホール仕上げ
撮影タイミングのコントロール法を分析しました。
バズる飲食店研究所にて 5 月に発表した研究結果では、写真撮影されるタイミングは 5 つあると発表しましたが、その法則のうちの「4.ホールでの仕上げ」は、急激に UGC を増やしています。
背景として「法則 3.キッチンでの調理風景」は店舗形態によって撮影 OK とすることが難しいこと、調理風景は各 SNS でアルゴリズム上優遇されている動画とも相性が良いことが、増加の要因と考えられます。
●今後について
バズる飲食店研究所では研究成果を株式会社ポップジャパンのホームページ上で発表いたします。
また、研究によるテストコンサルティングクライアント様を募集しております。
テストプラン
・価格 月額5万円
・期間3ヶ月
・提供物 ヒアリング(1w) / 見学(1w) / 提案(3w) / 準備&実行(3w) ※週 1 定例想定
※印刷物、告知プラン、各種食材は実費
※広島市近郊以外の店舗については見学はありません。
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