プロの料理人が愛用する、注目の食用油 焙煎しない“生搾りごま油”「太白(たいはく)胡麻油」を知っていますか?
太白胡麻油とは
太白胡麻油とは、ゴマを生のまま搾ったフレッシュな油です。色は白ワインのように透き通った無色で、穏やかな香りとすっきりした後味が特徴。和洋中、料理のジャンルを問わず幅広く活用できます。
この透明な「太白胡麻油」は料理人からの要望で開発されたと言われています。竹本油脂の大正時代の注文帳にすでに記載があり、100年も前から料理人に愛用されてきた油です。
※「太白」は竹本油脂の登録商標です。この名称は、古代中国における金星の呼び名に由来します。光輝く金星にちなんで「太白胡麻油」と命名し、「マルホン太白胡麻油」として販売しています。
太白胡麻油の市場が伸長
近年の健康志向を背景に、食用油市場では健康効果が期待される油が伸びています。ごま油も同様の成長を見せていますが、2024年に入り、特に生搾りの「太白胡麻油」市場が顕著な伸びを示しています。
その背景には、素材の味を活かす油として料理のプロフェッショナルたちが高く評価する汎用性の高さがあります。日本料理はもちろん、中華、イタリアン、フレンチなど様々なジャンルの料理に活用されています。最近では、その万能性だけでなく健康機能も一般の生活者の間でも話題となり、家庭での活用も拡がりを見せています。
太白胡麻油の特長
太白胡麻油の最大の特長は、焙煎したごまの香ばしさが全く無く、素材の味を邪魔せず、むしろ素材本来の味を引き立てる点です。
また、加熱しても酸化しにくいため、生食だけでなく、炒め物や揚げ物にも活用いただけます。
活用方法として、以下のような使い方が特におすすめです:
- 刺身などへ「生がけ」でコクの付与
- 炒め物でのコクの付与
- 揚げ物調理での、素材本来の旨みの引き出しと軽やかな仕上がり
- 製菓・製パンでの食味の向上
太白胡麻油の活用方法
以下のような料理での活用がおすすめです
- カルパッチョ
刺身用の鯛とちぎった白菜に塩昆布と太白胡麻油でさっと和えるだけ。
太白胡麻油を使うことで、素材本来の旨みが引き出され上品な甘みが加わります。
- ダシいらずの卵焼き
溶き卵に太白胡麻油も一緒に混ぜ込んで焼き上げることで、ダシを使用せずとも卵本来の旨みが感じられる卵焼きに。
- 中華調味料を使わない青菜炒め
茹でた青菜をにんにくと一緒に太白胡麻油で炒めるだけ。最後にお酒と塩で味を調えて出来上がり。
- パスタ
いつもはオリーブオイルを使う料理にも「太白胡麻油」が使えます。
素材のおいしさが引き立ちます。
- 炊飯時に使用
お米1合あたり小さじ1杯を加えて炊飯することで、ご飯の甘みが増し、かつしっとり炊きあがります。
竹本油脂について
竹本油脂の歴史は、江戸時代の1725年(享保10年)にまで遡ります。初代・竹本長三郎が三河国(現在の愛知県)で、当時栽培が盛んだった菜種や綿実の搾油業を創業しました。創業当初は、主に灯り用の油の製造を行っていました。
大正初期より、それまでに培った搾油技術を活かし、ごま油の製造を本格化。「マルホン太白胡麻油」は料理人からの要望を受けて商品化された、100年続くロングセラーブランドです。品質とおいしさの向上に努め続け、現在では生搾りごま油市場において約7割のシェアを占めるまでに至っています。
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